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財務分析の指標で教えていただきたいのですが、

流動比率(流動資産/流動負債)、当座比率(当座資産/流動負債)の適正な数値って
あるのでしょうか?
ここを下回ると危険水域だとかいう区分はあるのでしょうか?

また、債務超過だけれど、流動比率、当座比率は100%を超えているような企業の
財務体質はどうとらえれば(良いのだか悪いのだか?)よいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ネットだとよく○○倍が適正数値だ、というような解説をみかけます。


そういう情報も決して誤りではありませんが、そのまま鵜呑みにするべきではないと思います。なぜなら、業界によっても違うし、例え同じ業界でも事業内容のネイチャーが違えば全然違う数値になるからです。
例えば同じ不動産業でも、仲介をメイン業務とする会社よりも建設をメイン業務とする会社のほうが負債は多くなる傾向があります。なぜなら手数料ビジネスの仲介業務で必要な固定資産といえばオフィスが主なものでしょうから資産を買う借入もそんなに必要ないし、基本的に取引が成立したら近いうちに手数料というキャッシュが入るので運転資金を工面するための借入もそんなに必要ない。一方、建設となると家を建てるのに必要な資材から重機まで色々な種類のしかも金額の大きな資産が必要になります。しかも資材を買い入れて、それをもとに家を建てて完成までに数ヶ月かかって、完成してようやく工事代金がもらえる。となるとそのタイムラグを工面する運転資金の借入も必要になる。
こう考えると、「不動産業で適正な流動比率は○○倍だ」といわれてもあまり意味をなさないのがわかりますよね?
なので、適正な数値は同業種かつ事業ネイチャーも類似する企業を比較して相対的に「適正」と判断するべき数値だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/11 17:45

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