天使と悪魔選手権

手形の裏書譲渡高\90,000のうち\75,000は期日までに決済されていた。

という問題に対し,答えは「仕訳なし」とのことですが,理解できません。

決済されていない25,000円は,振出人が支払できなかったということになり,
その場合,不渡手形にならないのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • ありがとうございます。
    おっしゃる通り,手形残高の記載を間違っておりました。
    15000円でした。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/12/21 05:31
  • ありがとうございます。
    支払呈示期間というものがあり,支払期日を含めて銀行の3取引日以内ということが理解できました。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/12/21 05:42
  • もし,問題が,「手形の裏書譲渡高\90,000のうち\75,000は期日までに決済されていた。期日までに決済されていない15,000円については,償還請求を行い,不渡手形として処理した。」
    というような問題の場合は,仮に相手勘定が買掛金の場合,
    最初の仕訳
    買掛金15,000円/受取手形15,000円

    不渡りになった後の仕訳は
    受取手形15,000円/現金15,000円
    不渡手形15,000円/受取手形15,000円
    という処理になり(↑仕訳が間違っていたらすみません),

    問題が,「手形の裏書譲渡高\90,000のうち\75,000は期日までに決済されていた。」
    の場合は,まだ不渡手形にするかどうかは決まっていないため,仕訳は無し,ということでしょうか?

      補足日時:2016/12/21 08:25

A 回答 (4件)

こんにちは。




>手形の裏書譲渡高\90,000のうち\75,000は期日までに決済されていた。
という問題に対し,答えは「仕訳なし」とのことですが,理解できません。

ご質問は、簿記(=会計)の問題というよりも文章読解(=国語の問題)でしょうね。

ご存じのように、企業会計では、企業の財務又は収支に「変化が生じた」日の日付で仕訳を起さなくてはなりません。仕訳を起すのは人ですから、人が「変化が生じた」ことを認識する必要があるわけです。

ご質問は、仮に、11月30日の日付の仕訳があるのかないのか、あるとすればその仕訳を書け、という問題だとします。

従前の手形の裏書譲渡高は\90,000だったのだが、11月10日満期の手形\25,000が決済されたので裏書譲渡高\25,000が減少、11月21日満期の手形\50,000も無事に決済されたので裏書譲渡高\50,000が減少していた。この場合、11月30日の日付で仕訳は?

という問いかけですね。

仕訳は、

11/10
〔借方〕裏書譲渡高25,000/〔貸方〕受取手形25,000
※この日の裏書譲渡残高\65,000

11/21
〔借方〕裏書譲渡高50,000/〔貸方〕受取手形50,000
※この日の裏書譲渡残高\15,000


答は、「11月30日には財務又は収支に"変化が生じない"ので仕訳はない。この日の裏書譲渡残高\15,000である」ということになります。


ただし、もし残っている裏書譲渡高\15,000に対応する受取手形の満期が11月30日で、それが不渡りになったのであれば、11月30日の日付で、

11/30
〔借方〕不渡手形15,000/〔貸方〕受取手形15,000
※裏書譲渡した手形が不渡り\15,000

と仕訳します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

例示していただいたおかげで,なんとなく理解することができました。
個人的な意見ですが,第144回 簿記2級 第3問 1.②は,とても分かりにくいというか,意地悪な問題だなあ,と今でも思っています。

お礼日時:2016/12/30 17:59

2番です。



> 不渡りになった後の仕訳は
> 受取手形15,000円/現金15,000円
> 不渡手形15,000円/受取手形15,000円
> という処理になり(↑仕訳が間違っていたらすみません)
1)自社が所有する手形が不渡りになった場合には
 [不渡りが確実となった時点(求償費用が発生しないとしている)]
  不渡手形 15,000 / 受取手形 15,000
 [代金が入金された時点]
  現預金 15,000 / 不渡手形 15,000

2)裏書した手形が不渡りになった場合
[裏書して渡した相手から不渡りの連絡が入った時点(当然に、代金支払が必要)]
 不渡手形 15,000 / 現預金 15,000
[当社にその手形を裏書してきた取引先から入金された時点]
 現預金 15,000 / 不渡手形 15,000
 ☆当社が第一裏書人であり、振出人に支払い能力が無く「不渡り」となった場合、相応の調査や請求の後、どうしても回収が出来なければ『貸し倒れ』処理となります。

【参考となるサイト】
  http://inuboki.com/2kyuu_syoubo/chapter3-4.html
  https://oshiete.goo.ne.jp/qa/4189468.html


なお、この仕訳は基本的なモノであり、偶発債務の仕訳は考えておりません。
偶発債務の仕訳を裏書時にしているのであれば、その時の仕訳に応じて不渡り時の仕訳を起こさなければなりません。
 http://boki2gokaku.com/%E4%B8%8D%E6%B8%A1%E6%89% …
 http://www25.tok2.com/home2/masatoru/boki/main43 …
 http://www.mezase-bokizeirishi.jp/kouza2/boki4.h …
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この回答へのお礼

srafp様
質問に対し,幅広く教えていただき,誠にありがとうございました。
色々勉強になりました。

お礼日時:2016/12/30 18:06

> \75,000は期日までに決済されていた。


> 答えは「仕訳なし」とのことですが,理解できません。
推測ですが
「裏書手形」勘定を使用せず、例えば
買掛金 75,000 / 受取手形 75,000
この様な仕訳を起こしていたのであれば
決済時の仕訳は不要です。


> 決済されていない25,000円は,
> 振出人が支払できなかったということになり,
> その場合,不渡手形にならないのでしょうか?
受け取った相手側の手形提示が遅れている可能性もあります。
また、大雑把に説明すれば、手形が不渡りとなるのは呈示期間内に支払人側が資金を用意できなかった時であり、『支払期日』は呈示期間の第1日目です。
 http://www.tegata-deal.com/checkpoint/pickupdate …
この回答への補足あり
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残りの15,000円の手形は、期日未到来ということだと思いますよ。

不渡りと結論づけるには性急ですね。
質問文の手形残高も25,000円ではないと思いますが。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
たしかに,ryuudan様のおっしゃる通り,不渡りと結論づけるには,性急だったのだと思いました。

でも,第144回 簿記2級 第3問 1.②は,分かりにくい文章だと思います。

お礼日時:2016/12/30 18:12

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