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大学受験の勉強方法が不安になってきました。

少し長くなります。
学校でも大学受験の2次対策の授業をやってくれていますが、わたしの受験校には合っていない気がして不安です。
具体的には、わたしの志望校の数学では数ⅢよりもⅠAⅡBの方が多く出るのに、授業ではがっつり数Ⅲをやったりとかです。数Ⅲのいらないコースは文系用の人用しかありません。
なので、今は赤本を買って毎日1年分過去問を解いてやり直す、というのをしていますが、そうすると学校の授業の予習復習が疎かになっている気がします。

入試まで1ヶ月を切った今、勉強法に自信が持てません。過去問をやりこむだけでは合格は難しいでしょうか?
多くのアドバイスが聞きたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

質問の内容が数学に絞った話なので数学に絞って答えます。


まず志望校の過去問の分析は必ず続けたほうが良いです。(少なくとも5年分!)
現時点でⅠAⅡBが多いと気づいたことで確実に一歩前進しています。
さらに分析を続ければⅠAⅡBのうちどの分野(確率、論述証明、平面幾何、多項式、2次関数、三角比、ベクトル、数列、三角関数、指数・対数、微分・積分、整数問題)の問題が頻繁に出題されるのかも見えてくるかもしれません。
(ちなみに上に列挙した分野については、時代の違いがあるかもしれません。筆者は2010年2月に大学受験したので。)

次に過去問題は積極的にやりこんで下さい。
といっても「やりこむ」の意味には要注意です。
10年分、20年分の過去問題を解くよりは、過去3年分を5回解くなどがおすすめです。
同じ問題をすらすら解けるまで繰り返して良いと思います。(筆者は最低3回解きました。)

すこし筆者の大学受験数学論になりますが、数学の問題は短い問題文から、長い長いプロセスを経て答えにたどり着きます。その中では
①問題文にある条件について、数式や図形などを書いて正しく理解する力
②問題で聞かれていることに答えるためには、何をする必要があるか、何を求めたら良いかを見つける力
③上の①(スタート)と②(ゴール)をもとに、長い長いプロセスを一つ一つ解いていく力
が試されます。

なので同じ過去問題を(解けなければ最初は解答をちらちら見ながらでもいいですので)全く解答を見ずに
時間内に解けるようになるまでひたすら繰り返してみて下さい。
徐々に①から③のポイントがつかめてくると思います。
またすらすら解けるようになったら、どの問題は速く解けて、どの問題が時間がかかるのかも意識しておきましょう。
本番の試験では時間内にいくつ問題が解けるかで勝負が決まります。
どの問題が①~②の間のプロセスが短いのかに気づく目を養いましょう。

そして過去問題のなかに数学Ⅲがどのような問題で出てきているかにも着目して下さい。
式の変形や微分、積分に数学Ⅲのテクニカルな知識が必要な場面があるのか、極大極小などを考える問題があるのか、極限を問う問題があるのかで傾向は全く異なります。
過去問題に関係する部分を見極めて、授業でどこに集中して耳を傾けるか決めるのも良いと思います。

もしも授業の課題が手つかずで、先生から注意を受けることがあったら、自身の感じている志望校の傾向をしっかり理解してもらいましょう。
いい先生なら理解を示してくれると思いますし、むしろ志望校の過去問題や傾向のことで質問や相談に乗ってくれるかもしれません。

ここからは余談です。
初めに列挙したⅠAⅡBの分野に対して、数学Ⅲの分野は(平面上の曲線と複素数平面、数列と級数、微分法、積分法)です。
つまり数学Ⅲの分野は全体の4分の1くらいと思います。
筆者が2次試験を受けたときも全6題のうち数Ⅲの部分が関係するところは2題でした。
そのうち1題は極大極小の知識さえ知っていれば、あとは数Ⅱの分野に近い問題でした。
残りの一題は確率と区分求積法のコラボした問題で、区分求積法の公式を覚えていれば解ける問題でした。(筆者は覚えていなかったので解けませんでした。)
何が言いたいかというと、出題される数Ⅲの部分は非常に限られるということです。

大学の傾向にもよりますが、概ね数Ⅲの分野が出題されるのは多くても30~40%くらいと思っていても良いでしょう。
しかしそれだけに周りの受験生との差がつけやすい分野であることも間違いありません。
過去問題をしっかり分析して、自らの目標に向けた数学Ⅲの分野と向き合ってみて下さい。

あとはまだまだ寒いので、体調に気をつけましょう。
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この回答へのお礼

過去問の具体的な使い方を詳しく教えてくださって本当にありがとうございます(;;)とても参考になりました!!

お礼日時:2017/01/31 16:04

この時期に高校ので十把一絡げの授業をやっていること自体が間違いです。


高校で授業があることから間違い。
授業をやるのであれば、「科目」と「レベル」(三段階かな)で分けて、希望者が銘々勝手に受けられるようにしておくこと。
高校側に申し入れると良い。あなたの代は無理でも、来年からは可能になるかもしれない。
数学なら1,A,2,B,3の5つか、1A,2B,3の3つ×3レベル。
英語なら、英作文、和文英訳、文法・文法問題演習、総合、単語熟語、×3レベル(場合によっては2~4レベル)。
国語は、現、古、漢、×2~3レベル。
理科社会は、科目×2~3レベル。
教師側がそれらをやる気が無いのであれば、自習にすれば良い。
下手な考え休むに似たり。

あなたとしては、数3は授業内で完結させてください。予習はして良いけれど。
家で1A2B重視の勉強をして下さい。

> 数Ⅲのいらないコースは文系用の人用しかありません。

しかし、文系で数学受験というと、そもそも学力の無い人は数学を選択してないから、そこそこのレベルが確保できているということは。
文系でも、ターゲットが旧帝大下位なら典型問題中心になりそうだし、早慶東大京大なら理系薬学部の中堅どころより難しいということは、良く知りませんが。一橋なら理系中堅国公立大学より確実に難しいでしょう。
テキスト等を見せて貰って、あなたの学力や志望校に対して適切であるなら授業に出る意味があるのでは。
やっぱり易しすぎるようなら無意味でしょうが。
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この回答へのお礼

丁寧に答えてくださってありがとうございます(*..)やはり数学は家で勉強した方がよさそうです…。

お礼日時:2017/01/27 07:44

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