A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
細胞内の液体の濃度と、細胞外の液体の濃度に差があるとき、
水の分子が移動をします。
食塩を水で溶かすとき、より多くの水に溶かしたほうが食塩水の濃度は
低くなりますよね。
まず、細胞内にはたくさん水があり、濃度が低いとします。
そして、細胞外には水が少なく、濃度が高いとします。
細胞内外の濃度に差があるという状態はとても不安定なので
細胞内にたくさんある水分子が細胞外へ移動して、細胞外の濃度を
薄めるのです。
細胞膜は半透膜なので水分子しか通しません。よって、細胞外へ水分子が
移動すればするほど、細胞内はしぼんでいきます。
しかし、細胞壁は固くて形が変わらないため、細胞壁と細胞膜の間に
隙間ができ、その隙間に細胞外の液体が入り込みます。
この状態が原形質分離です。
5%と30%では、原形質分離の度が違うのではないでしょうか。
もしかしたら、5%では原形質分離しないのかもしれません。
ちなみに、細胞内外の濃度が同じで、水分子の出入りがなく
初めから安定している状態を限界原形質分離といいます。
実験では、全体の50%が分離した状態をさします。
No.1
- 回答日時:
高校の授業でやっただけなのでうろ覚えです。
原形質分離は細胞を細胞液より濃い濃度の液体(高張液)に浸けた時に起こります。
細胞には細胞内と細胞の外で濃度を同じにしようとする作用があります。なので濃度を同じにしようと細胞内の水分が細胞の外へでて行きます。
水分がでていって中身が少なくなったのだから細胞としては小さくなりたいのですが、植物の場合細胞壁が丈夫すぎて収縮することができません。
なので細胞壁から細胞膜がはがれ、細胞壁以外は収縮して原形質分離が起こるのだったと思います。
高校の生物の知識でしかもうろ覚えですが、こんな感じだったと思います。
ユキノシタを使い実験しましたが、割合については忘れてしまいました。お役にたてませんね。
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