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写真のZendriveの回路なのですが、なぜこれでToneになるのでしょうか?

また、回路のメインの流れにカップリング的な抵抗を挟むと前のデカップリングコンデンサハイパスだかローパスだかを成形する...みたいな解説もTSの回路などで聴いたことがあるのですがなぜそうなるのでしょうか?

なぜメインの信号上に抵抗を挟んだだけでハイパスフィルターになるのでしょうか?

分かる方ご教授お願いします。

「写真のZendriveの回路なのですが、」の質問画像

A 回答 (1件)

この回路ではまず、初段のOPアンプ部の回路が数Hzの低い周波数から1.5kHzあたりまで+6dB/octの傾斜でゲインが上昇してゆく周波数特性を作り出しています。


この特性を作り出している主役は反転入力とBias電源の間につながれたCR直列回路(Voice調整VR(1kΩ)、抵抗R1(1kΩ)そしてコンデンサC3(0.1uF))とOPアンプ出力と反転入力間に接続された抵抗(ゲイン調整VR(500kΩ)と1kΩの抵抗の直列回路)です。

回路図と周波数特性のシミュレーション結果を添付しましたので、それをもとに説明します。

まず入力IN端子から初段のOPアンプ出力の周波数特性は右上段のV(op1_out)/V(in)特性のようになります。
次に初段のOPアンプ出力から出力(OUT)までの周波数特性は右下段のV(out)/V(op1_out)で表され、周波数1KHzあたりまでゲインがフラットでそこから-6dB/octの割合で周波数の上昇とともに減衰する特性になっています。このローパス特性の遮断周波数はToneVRで調整できます。VRを大きくすれば遮断周波数は低い方へ、小さくすれば高い方へ動かせます。
最終的な入力IN出力OUTまでの特性は右下段のV(out)の周波数特性になります。
「写真のZendriveの回路なのですが、」の回答画像1
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この回答へのお礼

遅くなってしまい申し訳ありませんでした。m(_ _)m

親切にありがとうございました。
また質問させていただくと思うので回答いただけるとありがたいです。m(_ _)m

お礼日時:2017/02/15 12:47

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