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私が、とあるモノの値段が相場より以上に高かったことを指して
「破格の値段だね」
といったところ、友人から
「その使い方は誤りだ。モノの値段に破格を使う場合は
”相場より並外れて安いこと”
だけを指し、
”相場より並外れて高いこと”
には破格は使わない」

私が異議を唱えたところ、友人は
「だから、値段に対して破格を使う場合、
破格の値段、破格値、としか表現しないだろ?
それは”相場より安い場合”と決まっているからだ。
もしも君の言う通り、相場より並外れて高い場合にも破格を使えるならば
”破格の安さ”、”破格の高さ”
といちいち、相場より高いのか、安いのか、を表さねばならない。
でもそうした表現はキチンとした文章や新聞記事やニュースでは見たことがないだろ。
それはなぜか? それは破格、とは
”相場より並外れて安い場合”にのみ使い、
”相場より並外れて高い場合”には使わない
って決まっているからさ」
と言いました。


果たして友人の説明は正しいでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

こういうことは辞書を引いてみれば良いです。


http://www.xn--q9jb1h269vzlby9mfy1d.com/post-244/
によれば「新明解国語辞典」三省堂では〔世の常の慣行からはずれている意〕であって、値段が高すぎる場合も使えるようです。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/174715/meaning/m0u/
こちらでも寺田寅彦が「良い方の破格の一例」という使い方をしています。

当然、高い値段を破格としても間違いではありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/15 09:43

正しくありません。


広告などでは「破格=並外れて安い」という意味で使われる事が多いのは確かですが、例えば
美術品のオークションなどだと「日本円で○億円という破格の値段で落札された」という表現
をされる事もありますし、ものの金銭的価値についてだけ「相場より高い場合に使うのは誤用」
などという事はないです。

ですが、それをご友人に納得させるのは非常に難しいですね。
いくら「この新聞やあのニュースでは高値な場合にも使っている」と実例を示してみせても、
「それは記事を書いた奴が間違ってるんだ」と言い出すだけでしょうから。
言い返そうなんて不毛な事は考えず、放っておくのが一番ですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/15 10:43

破格の出世、または破格の抜擢、なんて聞いたこともあります。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/15 11:14

追記


格=ランク、級、格下・格上とは比較するまでもない・・・・。
その格を破る=飛び出して・・・・・上へ?、下へ?、通常は上へ、のほうが多いのですが、世にいう得する人が表現するときは下へ・・・にも破格を使うのでは、スーパーの安売りで破格の・・・客にとっては下、安い方が得。
損得勘定優先の人にとっては下へ、のほうが重要?、関心があるのかも。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/15 11:14

は‐かく 【破格】 〔名〕(形動)


(1)きまりや先例を破ること。標準を破ること。通常の程度を甚だしく超えること。また、そのさま。特例。格別。
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉四・九「其秘書官となったのは、実に破格の優遇であって」
*雁〔1911〜13〕〈森鴎外〉一「破格(ハカク)な金遣ひをしない岡田を」
*菊五郎の芸〔1922〕〈山本有三〉「芸術は凡て破格(ハカク)でなければなりません。およそ格を破らないやうなものに本当の芸術はありません」
*余叢考‐一八・明初用人不拘資格「古来破格用人、或一言契合、立擢卿相、如漢武帝之於公孫宏、唐太宗之於馬周」

(2)詩や文章などできまりにはずれること。格調にはずれること。また、そのさま。
(この例文は省略)
      [日本国語大辞典]による。
 
 その友人は「相場」のことしか考えていないのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/15 12:13

とりあえず大辞泉で確認しますと次のような語釈になっています。


「破格」
1 しきたりや通例を破って、並はずれていること。また、そのさま。
2 詩や文章などで、普通のきまりからはずれていること。また、そのさま。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/174715/meaning/m1 …
あくまで個人的な感覚なのですが、この言葉には、「破格」という状態に関する期待(想定)が暗黙の了解としてあるような気がします。
その意味で、一般的な消費活動において消費者は安値を期待しますから、”相場より並外れて安い場合”にのみ使うという友人の説は正しいと思う。

ただ、それはあくまで一般的な消費活動の場合。たとえば、マグロやメロンなどの初値は何百万、何十万というご祝儀相場となり、毎年ニュースにもなります。
この場合、並外れて高いご祝儀相場を期待して面白がるのが消費者心理でしょう。
一般的な買物対象の商品で、「~という破格の値段」といったら並外れて安い値段のことであり、「~という破格の安値」という意味(また、そのように表現するほうが自然)。
ご祝儀相場などで、「~という破格の値段」といったら並外れて高い価格のことであり、「~という破格の高値」と表現しても自然。
少しくどいかもしれませんが、ダイヤなどの価格にもおなじようなことが言えるように思います。
ピラミッドから発掘されてオークションに掛けられる秘宝のダイヤなどは、高い価格がつくことを一般的には期待(想定)するはずで、破格の値段=破格の高値。
購入対象として普通に販売されているものなら、安いことを期待するでしょうから、破格の値段=破格の安値。
このように、表現の対象が、「どのように並はずれていること」を私達が期待(想定)しているのか、によって、「破格」の示す方向も変わるのではないか、と思う次第です。
「安部首相はトランプ大統領から破格の待遇を受けた」という報道を、並外れてひどい待遇を受けたと判断する人は、まずいないでしょう。
もっともこの場合は、「待遇」という行為自体が、そもそも「厚遇」を期待される意味の言葉である、という構図ですが。ほかでは、
「あのレストランのA定食はキャベツの量が破格だ」と聞いて、「そんなに少ないのか・・」と落胆する人もいないはず。
「メタボの彼は破格の体脂肪率を誇っている(むろん揶揄表現としてですが)」は、並外れて高い脂肪率。
「ダイエット大会優勝者は破格の体脂肪率を示して圧勝した」という場合は、並外れて低い率。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/15 19:45

言語学や語源的には、「破格に高い」は問題ないです。



漢文などで、ルールに反した記載や韻律を「破格」と言い、それが日本語の破格の語源にもなっていると思われますが、それ以外にも熟語としても紀元前から登場し、現在と似た様な意味で使われていた様です。

すなわち破格は「格を破る」で、まずルールや決まりなどを破ること。
決して「価格破壊(or 破壊価格)」の短縮形ではないのですが・・。(^^;)

しかし、こと物品の価額に対し「破格に高い」は、「その使い方は誤り」と断定はできないものの、確かにやや違和感はありますね。
「破」と言う漢字に、否定語的な要素、すなわちネガティブ要素やマイナス要素がある点は、否めませんので。
従い、「価格に関しては、慣用的には、安い場合に使う場合がほとんど」などとは言えるでしょう。

とは言え、「もしも君の言う通り・・」云々と言う説明は、全く説明になっておらず、意味不明です。
この説明こそ「誤り」とか「詭弁」と言って良いでしょう。

ご本人も何度か言ってますけど、仮に相場の世界で破格は「安い」にしか使わないとしても、「相場より並外れて安い場合」であって。
結局、「破格」が意味するところは、「並外れて」の部分です。
その間の説明では、破格は低い場合のみしか使えないと言う理由は、一切、説明していません。
冒頭の通り、語源的とか言語的に、説明できるワケもありませんが・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/15 19:45

通常、うえへの破格の場合、直接比較の言葉は使いません、例 破格に高い、ではなく破格の値段、破格の昇進ではなく破格の抜擢。


もちろんs田への場合も同じではありますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

直接比較の言葉は使わないのですね。

お礼日時:2017/02/25 08:52

結論だけを書くなら、質問者のご友人は間違っていて、最大の原因は「辞書をひかないから」ってことになります。

ただ、ご友人に同情する気持ちもなくはありません。 
 まず辞書をひけばわかるかと言うと、「間違っている」ってことはわかっても、それ以上は……。 
 これは辞書の限界ってヤツでしょう。 

 詳しくは下記をご参照ください。
【破格 別格 格別 破天荒 辞書】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12248117101.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

「破格」自体はニュートラルな言葉(のはず)。マイナスの場合も、プラスの場合も使える。 
 ↓の『大辞泉』の「2」はあまり一般的な使い方ではないので、無視する。 
 まず考えなければならないのは、「1」のときに「破格」の対象がどんなものかということ。 
『大辞泉』の例は1つだけ。1)「破格な(の)安値」 
『大辞林』の例は2つだけ。2)「破格の昇進」「破格の安値」 
 いくらなんでもさぁ。まぁ、当方が考えてもこんなものかも(泣)。 
 先行コメントから探す。 
3)破格の優遇 
4)破格な金遣ひ 
5)芸術は凡て破格でなけれ 

 4)や5)はあまり言わないのでは……。 
 当方が思い浮かぶのは「待遇」の類か「価格」の類。 
 なぜか「待遇」の場合は、プラスしか使えないような。「破格の昇進」「破格の出世」「破格の抜擢」……etc. はあっても、「破格の降格」はないだろう。 
 これが「価格」になると、辞書にあるとおり、まず「破格の安値」が想起される。論理的には「破格の高値」もありうるが、まず使わないのでは。毎年ニュースになる初セリのマグロの高値は「破格の高値」と言うより「ご祝儀相場」とか言うのでは。めったにないことだし、ほかにも「過去最高値」「前代未聞」とかいろいろあるから、「破格の高値」の使用例は少ないのでは。検索結果は下記。 
 “破格の高値”のヒット数は“破格の安値”の3分の1強か。ずいぶんある、とも言える。でもこれは、「破格(の価格)」と言っただけで「安い」を意味する使い方が圧倒的に多いせいって気もする。 
 質問者のご友人が勘違いした理由(と思われること)をランダムにあげていく。 

【A】なんとなくそんな雰囲気 
 ↓の辞書の例文も「破格の安値」。世間で使われるのもそういう例が多い。だからマイナスにしか使えないと思い込んだのでは。「待遇」の場合はたいていプラスだってことに気づけば、もう少し考えたと思う。 

【B】いいほうの「破格」はほかにもある 
 先にあげた「前代未聞」はニュートルだろう。「前代未聞の快挙」もあれば「前代未聞の醜聞」もある。 
「破天荒」(昨今のように単に「型破り」の意味で使うのは誤用だろう)は、プラス限定だろうな(本来は)。 
 プラスのニュアンスが強い言葉には「別格」「格別」などがある。 
 これは↓の『類語例解辞典』を見てほしい。 
【2】「格別」は、よいことに対して使われる場合が多い。 
【3】「別格」は、定められた格式とは別であること。また、他とは別のよい扱いを受けること。 
 らしい。マイナスのニュアンスで使えるかな。よくわからないんで辞書を信じてパスする。 
 このように、プラスに使う言葉はほかにあるんで、「破格」はマイナスだと思い込んだ?  

【C】破格の「格」は「価格」のこと? 
 ちょっと検索すればわかるが、質問サイトに同様の質問が多数出ている。どうやら「破格」=「価格を破る」と考えている人が多いらしい。ここまで行くと、「価格破壊」との混同も容易に想像できる。「破る」と「壊す」は近いよね。そうなると、「破格の高値」なんてあるわけない、って話もよーくわかる。 
 辞書をひけばすぐわかる誤解なんだけど、こういうホニャララな話はすぐに広まる。ヤレヤレ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

友人が間違っているんですね。

お礼日時:2017/02/25 08:52

破格は値段のことを指しているのではありません。

この場合客への待遇が思いがけなく素晴らしいことを表現しています。私のようなつまらない者に、思いがけない好待遇をしてくれた点に焦点があるわけです。格下の私に対してそこまで信頼して安くしてくれる売り手の心遣いへの感謝感動の表現です。

逆に売り手になって考えると、客が高く買ってくれる場合だってあり得ますね。客からの信頼がとても高く、言い値で買ってもらう売り手の心を想像すると分かります。
安い場合高い場合両方使いますが、視点が真逆だということになります。

ご提示の友人との会話の例では、買い手としての話ですので、友人が正しい事になります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

破格は値段の事を指しているわけではないのですね。

お礼日時:2017/02/25 08:50

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