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【緊急です!】地学基礎について

地学基礎の問題でわからないところがあるので質問させていただきます!

古生代半ばに酸素が大気中に蓄積され、酸素濃度も高まり、その結果オゾン層が形成された
この酸素が大気中に蓄積した理由を説明しなさい。

という問題で…教科書を見ても答えになるようなことが書かれていないので困ってます。

どう書けばいいのか、答えを教えてください!

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

そのころに光合成をする植物が出現したのではなかったでしょうか。

藍藻のようなものです。それによって、酸素が大量に発生したということでしょう。
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当時,地球大気はCO2などの気体が非常に多量に存在していました.


海中で発生した藍藻類(シアノバクテリア)は,多量に存在するCO2を吸収し,自身のエネルギーに変え,不要物としてO2を排出する「嫌気呼吸」をしていました(いわゆる「光合成」).
(酸素を吸って二酸化炭素を放出する呼吸のことを「好気呼吸」,二酸化炭素を吸って酸素を放出する呼吸を「嫌気呼吸」と呼びます.)

海中に溶け込めなくなった酸素は大気中に放出され,地球大気はCO2が多い組成からO2が多い組成へと変化していきました.また,大気最上部では,太陽からの強力な紫外線によりO3(オゾン)が生成されていました.

ちなみに…
オゾン層が生成されたことが,生命が地上へ上陸できるようになった原因にもなっています.
紫外線は生物(特に細胞)にとって非常に有害なため,当時の生物たちは海水で紫外線をカットしてもらうことによって,なんとか身を守っていました.しかし,オゾン層が作られたことで,別に海中でなくても厚い皮膚さえ持てば紫外線から身を守ることが出来るようになりました.
ただ,当時の生物は大半が嫌気呼吸だったので,地上は酸素濃度が高い,すなわち毒ガスが満ちあふれたような環境だったわけです.ですが,海中を追い出された生物は頑張って好気呼吸が出来るように進化を遂げ,地上に上陸しました.大半の生物にとって毒ガスで満たされた地上は,好気呼吸が出来る生物にとっては天敵のいない楽園に変わりました.
「活性酸素が体に悪い」と言われるのは,この頃の嫌気呼吸をしていた際の名残という説を聞いたこともあります.

というわけで,端的に回答を書くならば,
「CO2を吸収してO2を排出する嫌気呼吸を行う藍藻類(シアノバクテリア)が,古生代に活発に活動したため.」
とでもなるのでしょうか.
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こんにちは。



皆様がお答えになっているように、35~20億年前に、シアノバクテリアという、海中の原核生物が、気候の温暖化とにより繁茂し始め、光合成により大量に酸素を大気中に放出し始めたことが、原因とされています。

後は、以下を御覧ください。
http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/Rika-B/htm …
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専門ではないので、ざっくりとで申し訳ないのですが。



古生代半ばのシルル紀は温暖な気候で、海面上昇に伴い浅い海が広がったため、植物が本格的に繁殖しはじめた時代だと思われます。また、この時期に植物は陸上にも勢力範囲を広げますが、これを食料とする動物はまだほとんどが海中にいたため、食われることなく繁殖し、光合成によって酸素を放出したことで、大気中の酸素濃度が上昇しました。(酸素濃度が最も高くなるのは、シルル紀よりもう少し後の時代ですが。)
古生代中期は植物が大繁栄した時代と言えるでしょう。

興味があれば図書館等で関連書籍を調べることをおすすめします。
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