
A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示

No.3
- 回答日時:
すこし考えてみて思い出してみると、金属材料の場合は、耐力(降伏応力)はおよそ基材の金属によって決まっていて、材料強度は、添加物や加工、熱処理によって、うまく強度をあげる方法があったように思います。
この強度は、塑性変形に少し抵抗するような(硬い)組織を作り出している場合は強度が増しますが、そのために靱性(粘り強さ)を少し犠牲にしている場合もあると思います。
材料やさんからみると、降伏応力に対して異常に強度が高すぎる材料は、もしかしたら、粘り強さの乏しい材料ではないかと心配するかも知れません。
No.2
- 回答日時:
建築の場合は、強度も耐力も基本的には、単独で用いられる用語ではありません。
終局強度とか、基準強度、材料強度、保有水平耐力、限界耐力など、必要とされる内容の接頭語をつけて使う場合が多いです。
用語としては、強度も耐力も同じような使われ方をします。
耐力は、ある条件で材料が耐えられる応力の事で、鋼材などでは、降伏点を基準として、降伏耐力などと表現します。
降伏点が明確で無い材料でも使える、許容応力度をもとにした耐力は、許容耐力と呼びます。
強度に関しては、材料の基準強度、材料強度として使用されますが、これは材料の応力度を意味します。
終局強度とは、材料が破壊される直前の応力度を意味します。
なお、JISの規定では、応力=「荷重を平行部の原断面積で除した値」としていますが、通常の建築構造力学では、これは応力度と呼んでいますから、JISとは定義が異なります。(建築構造力学では、応力=部材に作用する力に対する内部抵抗力です)
強度、耐力共、材料に作用する力の方向により異なります。(一般的には、圧縮、引張、曲げ、せん断などを考えます)
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
関連するカテゴリからQ&Aを探す
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
おすすめ情報