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商品を仕入れたときにかかった送料を仕入高に含めると聞きました。

たとえば、単品で仕入価格200円、送料100円の場合、
仕入高は300円、その商品が売れた場合、商品原価は300円になりますよね。

でも、200円の商品Aと150円の商品Bと350円の商品Cを仕入れるときに、
送料がまとめて200円かかったとして、
仕入高を900円とすると、
商品Aが売れたときの商品原価はどうなりますか?
商品Aの原価を200円、Bを150円、Cを350円とすると、
全部売れたときに、仕入高の中に送料分が残ってしまいます。

商品仕入れ時
(仕入)900(買掛金)900
A商品(仕入価格200円)が300円で売れたとき
(売掛金)300(売上)300
棚卸時の仕分け
(繰越商品)700円(仕入)700円
※でも棚卸商品は150円のBと350円のCで計500円。
この処理だと、繰越商品がある間は、延々と仕入送料が加算されて繰り越されていく…のでは?

仕入を商品代金、仕入れにかかる送料は荷造運賃で経費計上してしまうと楽だと思うのですが、
送料は仕入高に含めるといいますし、仕入商品の単価が低くて送料が割高の場合、
「取得価格に算入しない」のはダメなのかなとも思います…。

どこかで考え方を間違えているのでしょうか。

A 回答 (3件)

そもそもあなたは何者ですか。


1. 法人の経理担当者?
2. ごく小規模の法人経営者?
3. 個人事業者?

まあこんな質問をするからには 3. 番かと推察します。

>商品Aが売れたときの商品原価はどうなりますか…

商材が 200円、300円のレベルで、一つ一つの取引に対して原価を出さなければいけない理由はどこにあるのでしょうか。

>200円の商品Aと150円の商品Bと350円の商品Cを仕入れるときに…

2種類程度なら按分すれば良いだけですが、何種類も同時に仕入れることがありますし、同じ商品でも仕入れた時期によって仕入数量は異なり、付随する送料も商品1個あたりに換算したらまちまちになってしまいます。

一方、売るときにはこの商品はいつ何個仕入れた分なのか、商品一つ一つにタグでも付けておかなければ、個々の取引における商品原価などとうてい管理できるものではありません。

商品が一つ売れる度にこの商品の正確な原価はいくらだったかなんて、意味ないですよ。

>棚卸時の仕分け
(繰越商品)700円(仕入)700円…

ここがそんな単純ではありません。
年末決算での棚卸し評価方法は、
・先入れ先出し法
・総平均法
・売価還元法
・低価法
などいくつかの手法があり、事前に税務署へ届け出ることとされています。
特に届けなどしていない場合は、
・最終仕入原価法
によることとされています。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …

>この処理だと、繰越商品がある間は、延々と仕入送料が加算されて繰り越…

意味がよく分かりませんが、1年というスパンで見る限り、別に問題はありません。

>仕入れにかかる送料は荷造運賃で経費計上してしまうと…

荷造運賃は、自分が運送業者等に直接払うお金のことです。
仕入元が元払いで発送している限り、あなたの「荷造運賃」ではありません。

というか商慣習として、卸売りにかかる運賃は卸業者あるいは製造者持ちが一般的で、小売り側が負担することはあまりありません。

もしかして、消費者向けにネット販売されている商品を“仕入れて”転売するようなご商売なのでしょうか。

>どこかで考え方を間違えているのでしょうか…

少なくとも、棚卸しの考え方は誤っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
棚卸について、もっと勉強しないといけないですね。
雑貨などを販売していて、ものすごく閑古鳥の鳴いている、
ごく小さな個人事業主と想定して、
最終原価法については、それでは極端な話、
1年間に仕入価格100円から500円の商品を30個仕入れて、
仕入れ総額が9000円、
仕入れ時の送料が年間で総額1000円かかっている、
結局1個も売れなかったけど、
最終に仕入れた商品は100円だった、
という場合、
(仕入)10000円(買掛金)10000円
(繰越商品)3000円(仕入)3000円
で、この差額の7000円が売上原価になる、
というのが最終原価法の考え方なのでしょうか。
(1個も売れていないのに?)
で、次年度
(仕入)3000円(繰越商品)3000円
1年間の仕入商品が500円(送料込)1個のみで、
売れた商品が300円(販売額)×2個だった場合、
(仕入)500円(買掛金)500円
(売掛金)600円(売上)600円
最終仕入れが500円の商品なので、
棚卸は500円×29(30+1-2)個
(繰越商品)14500円(仕入)14500円
で、売上原価がマイナス11000円…ですか?
え、売上原価がマイナスということは、
このマイナス分は利益になっちゃう、ということでしょうか?
(実際には600円しか売り上げていないのに?)

事前に税務署に届け出をして、棚卸評価方法を決めておかないと、こういう仕分けになっちゃう…んでしょうか。
極端な例で恐縮なんですけれども。

棚卸評価方法については、各方法についても
個々にもっと勉強してみます。
ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2017/07/29 10:09

[商品Aが売れたときの商品原価はどうなりますか?


商品Aの原価を200円、Bを150円、Cを350円とすると、
全部売れたときに、仕入高の中に送料分が残ってしまいます。]

↑この辺りから、簿記会計の考え方とずれてますね。

販売利益に対する原価は個々に計算しません。

期末棚卸+期中仕入れ額ー期末棚卸で、売上に対しての商品原価を出します。

「仕入商品の単価が低くて送料が割高の場合」は、薄利多売という販売戦略で利益を多くするのです。
安売りセールとかするわけです。するとこれは簿記会計の話ではなく、経営戦略の話となります。

簿記会計の世界では「仕入商品の送料は仕入れ商品に加算」するのが原則です。
その後、「おいおい、この商品は仕入れ時の郵送料が高いから、利益幅がないぜ」となれば、取り扱いを辞めるか、それでも安く売ればたくさん売れる商品なので、仕入て売ろうという判断の選択になるわけです。
この選択はきちんと「郵送料は仕入れに入れる」原則を守ってないとできないわけですから、原則は守るようにしておかないと経営判断を誤るということになってきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2017/07/31 08:10

>たとえば、単品で仕入価格200円、送料100円の場合、


 仕入高は300円、その商品が売れた場合、商品原価は300円になりますよね。

そうです。


>(繰越商品)700円(仕入)700円

これが違います。


>※でも棚卸商品は150円のBと350円のCで計500円。

そうではありません。Bの期末棚卸価額は150円ではありません。Cも350円ではありません。

~~~~~~~~~~~~

200円の商品Aと150円の商品Bと350円の商品Cを仕入れるときに、送料がまとめて200円かかったとすると、仕入高は900円ですから、

200円の送料をそれぞれの商品に「配賦」しなければなりません。配賦するときは合理的な方法を用います。ここでは、それぞれの仕入価格に比例配分するのが良いでしょう。

つまり、商品Aが売れたときの商品原価は200円ではなく、
=仕入価格200円+送料200円÷(200円+150円+350円)×200円
=200円+57.1円
=257.1円 です。

ですから、期末の繰越商品(BとCの期末棚卸価額)は、
900円-257.1円=642.9円

ですから、棚卸時の仕訳は、

(繰越商品)643円(期末商品棚卸高)643円

になります。

BとCの個別の期末棚卸価額は、ご自分で計算して下さい。
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この回答へのお礼

最初のご回答者に教えていただいた「最終仕入原価法」よりも、考え方としては実務?一般常識?実際の取引?に沿っているような気がします。
なんだかすとんと納得できたような気がします。…最終仕入原価法の考え方はなんだったのでしょう…。どうもありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2017/08/02 23:09

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