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蛎殻の殺菌効果について

金魚の飼育に外掛けフィルターに蛎殻を入れたいと考えています。理由はPH調整はもちろん、水質汚染の殺菌効果があり、金魚の病気の菌感染予防をしようと思っています。しかし、大切なアンモニアや亜硝酸を分解するバクテリアまでも殺菌してしまうのでしょうか?
しかし、ネットでは、蛎殻の穴にバクテリアが住みつき、殺菌されないとか、バクテリアまでも殺菌するとかの意見があって良く分かりません。本当は、どちらが正しいのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 基本的には通常に蠣殻は使う必要がないのですね。アンモニア、亜硝酸、硝酸銀だはなく、水換え時の水道水に含まれるカルキ抜きだけではなく亜硫酸塩、過塩素も除去することも頭に入れないといけないということですね。
    おかげで気が楽になり助かりました。
    ご丁寧なアドバイスありがとうございました。

      補足日時:2017/10/14 20:05

A 回答 (1件)

金魚の飼育歴があと少しで50年になるベテランです。



 金魚と濾過の関係についてですが、カキ殻、ホタテ殻等を入れるのはアンモニア中毒が発生した時に入れるのであって随時入れる物ではなく、酸性の水を中性にリカバリー(回復)させるのが目的です。カキ殻、ホタテ殻は糞尿の腐敗と餌の腐敗から燐酸塩、硼酸塩を弱酸性から戻す目的での使用、サンゴ屑は強酸性から戻す目的での使用です。

 水質が中性の状態で使用するとカキ殻、ホタテ殻は弱アルカリ性、サンゴ屑は強アルカリ性になり破傷風、劇性皮膚炎等に金魚はなります。一度キッドでアンモニア、酸化塩を調べてから入れるべきです。

 金魚の水草は硝酸塩を吸収し、分解すると同時に金魚の糞尿から出る燐酸塩、硼酸塩を肥料にして育ちます。バクテリアは亜硝酸塩を分解すると同時に水道水に含まれる亜硫酸塩、過塩素酸塩を分解し、硫酸塩にならない様にします。カルキ抜きと清掃を手抜きすると水道水に含まれる亜硫酸塩、過塩素酸塩が減少せずに残り、硫酸塩が生じて水草を枯らします。燐酸塩、硼酸塩はこの状態になると床材を腐敗させ、珪酸塩を生じさせると同時に亜硝酸塩からアンモニアを生じさせて、バクテリアは死滅させます。

 バクテリアが住み着くのはゼオライトであり、貝殻やサンゴ屑ではありません。汚濁が酷くなると吸収をしなくなり、逆に排泄をしますので適度の時期に交換しないと駄目です。これは鉄道やバス等の終点に着いてから折り返すのと同じであり、一定時期を過ぎると起点に戻る事になります。

 濾過の交換時期は外部式ポンプ濾過が一番長く、上部式濾過、底面式濾過、内部式ポンプ濾過、外掛式濾過(背面式濾過)の順に短くなります。
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