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私は20歳にもなって、まだよく日本語がわかっていないようです。

怒られる と 叱られる の区別が曖昧なのです。
同じ意味だと思っていました。

親に怒られる。先生に怒られる。彼に怒られる。
日常会話で「怒られる」はよく使うけど「叱られる」はあまり使いません。

怒る と 叱る の正しい使い方とはっきりした違いを教えてください。

* 私は、日本生まれの日本育ち。
海外帰国子女とかではありません。

質問者からの補足コメント

  • HAPPY

    違いを分かりやすく、詳しく教えていただいてありがとうございました。
    全ての回答をベストアンサーにさせていただきたいと思います。

      補足日時:2017/10/22 20:57

A 回答 (6件)

怒るというのは怒りの感情が沸き起こること。


叱るというのは人を注意したり指導したりすること。

どちらも相手が悪い行い・良くない行動をとった時の対応だし、叱る場合は怒りの感情も混ざっていることが多いので区別するのは難しいです。
しかし行為としては区別しにくくとも、目的は明確に違います。

一般的に怒るというのは感情的なことなので、あまり好まれるものではありません。
指導したいというより、感情をぶつけて相手をひれ伏させて、うっ憤を晴らしたいという気持ちが強いでしょう。

一方、人を叱れることは大事なことだとされています。
人をしつこく注意したりたしなめたりするのは面倒なものです。体力もいるし、嫌われるし、できれば避けたい人が多いでしょう。しかし自分が怒っていなくても、さきの事を考えたり、相手のため、自分のため、社会のためには、強く言って聞かせて考えや行動を正してやらなければならない場合は多いです。そういう場合に行うのが「叱る」という行為です。

教師や親や管理職など、人を管理したり育てたり導いたりする人には「叱る」能力が求められますし、一般的にはこういう立場の人からの叱責は、自分のためだと思って素直に聞くべきとされています。また、そういう立場の人は自分自身も、感情的に怒らず、相手に伝えることを考えてしかるべきだとされています。

怒っている姿を見せることが効果的だと思った場合は、わざと怒って見せて、内情は叱っているという事もあるでしょう。
逆に叱っていると言いながら、感情的にうっ憤を晴らす気持ちで恫喝しているのを、正当化するような人も多いと思います。

人を叱る時は、感情的にも多少は怒っている場合は多いだろうし、どっちなのか簡単に区別できるわけではないです。
言ってる内容や立場、普段のその人の立ち振る舞いや、信頼関係次第で、感じ取るしかないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

『怒る』と『叱る』は、すごく近いようで本来の用途は全然(微妙に?)違うみたいですね。
一番よくわかるのが『キレる』
これはもう、感情大爆発の『怒る』の最大級ですよね。
でも、静かな怒りと叱られるは区別しにくいです。
無理に区別しなくてもいいのでしょうけど (^_^;
『叱る』の中にも多少の『怒り』は含まれるでしょうけど、それは当たり前のことなのでしょうね。

叱られる…自分を否定されたようで悪いことのように思えるけど、叱ってくれる人がいることは、ありがたいことですね。
と、頭の中でわかっていても、その場になると瞬間的にムカッとしてしまいます。
ダメですね〜。

お礼日時:2017/10/17 01:12

怒る(おこる)


 不愉快なことに腹を立て、相手を怒鳴ったり当たったりする。
 (感情的になって)相手を叱る。

叱る(しかる)
 目下の者のよくない考えや態度、行動について強く注意する。
 親が子を叱る、教師が生徒を叱る、上司が部下を叱る。飼い主が犬を叱る。など
 (ふつう、目下の者が「目上の人を叱る」ことはない)

親は子に対して「叱る」よりも「怒る」ことが少なくないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

『怒る』は全方位的だけど、『叱る』は基本、上から下に向けて取られる行為なのですね。

親子みたいな関係だと、叱る+怒る が一般的になるのでしょうね。
一番感情的になりやすいのが親子間かと。。
私と母親もそうですし (^_^;)

お礼日時:2017/10/16 22:22

元々は、「怒る」は自動詞で、自らが「怒っている」こと、古い言葉では「いかる」でした。

それが変化して「おこる」になったのです。「起こる」「興る」「熾る」と語源は同じです。特に「腹が立つ」の意味で使うとき、何によって「おこる」のかを表すのに「~におこる」と言いました。たとえば、「彼女を怒らせてしまった」というとき、彼女はその人の言葉や行動が原因で(彼女が)怒っているわけです。すなわち、彼女はその人<に>(対して)怒っているわけです。(彼女はその人<を>怒っているのではありません)
 それに対して、「叱る」は明らかに他動詞です。「叱る」にはたとえ犬であっても(叱る)相手が必要です。ひとりで怒っている人はあっても、ひとりで叱っている人はありません。
 ここで終われば、話は簡単明瞭です。困ったことに、おそらく近代になって「叱る」と同様に他動詞としての用法が出てきました。
 「日本国語大辞典」によると、次の用例が挙げられていて、この辞書の特徴(用例は最も古いものを挙げるという方針)からいえば、最初の用例でしょう。
 例 *嬰児ごろし〔1920〕〈山本有三〉「やれ、おまえは居ねむりをするの、おしゃべりだの、能率が低いのって、年中おこられたり、おどかされたり」
 通常、「怒る」が助動詞であれば、このような受身形はありません。なぜなら「自動詞の受身形」は特殊だからです。自動詞の受身の例 「母に死なれる」「雨に降られる」
 最近は、この「怒る」の他動詞的な使い方が、相当増えているようです。(子供を怒る)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

『怒る』も『叱る』もごっちゃになっていて、違いも使い方もよくわからない言葉だなと思います。

『怒る』は、自分の不快な感情を外に向けて出す行為で、対象が目の前にいなくても出来るけど、『叱る』は、相手のことを思ってその人に向ける行為なので、必ず相手が存在する。
このように理解してみました。

助動詞的、他動詞的…言葉自体は簡単だけど、意味はなかなか奥が深いですね。

詳しい説明、ありがとうございました。

お礼日時:2017/10/16 22:11

日本語の意味としては同じなんですけどね。


ただ世間一般的には解釈が違います。
私もややこしいと思います。

「怒る」は、感情表現の一つです。言葉が必要なく、態度や表情で表す事ができます。
本能的なものであり、赤ちゃんも動物も怒りますが「叱る」ことはありません。

「叱る」は、理性を保って怒る時に使う言葉です。叱る時は必ず言葉が必要なので、人間にしかできません。

だから、人間の使う辞書には怒る=叱ると表記されています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

『叱る』は、人間にしか出来ないこと。
なるほど!✖️3 です (*^^*)
言葉が使えて理性がある人間しか出来ない行為なのですね。
そのありがたい『叱る』に『怒る』で対戦してしまう私は…まだ、動物レベルですね(^_^;)

お礼日時:2017/10/16 21:58

どこかのテレビでやってましたが、怒るとは感情にまかせて相手に怒りをぶつける、


叱るとは相手の間違いを指摘し良い方に導く、とありました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

『怒る』より『叱る』は、格段に神経を使いそうな感じですね。
相手のことを考えて忠告したり諭したり。
本当は怒りたい気持ちを抑え込むこともありそうですよね。
『怒る』と『叱る』の違い、なんとなくわかりました。

お礼日時:2017/10/16 21:47

怒るは自分勝手な感情爆発です。


相手の事は考えず、ただただ自分の腹立たしさを何らかの形で表現します。

叱るは、相手に言って聞かせるとか、相手の事を思って矯正しようとする行為だと思います。

もちろん怒りながら叱ることもあります。
物を投げたり、ムスッとして黙り混む…というのはただ怒ってるだけですよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

負の感情の表現が『怒る』
正の感情を持っての表現が『叱る』
このように理解してみました。

叱られながらそれに対して怒る私は、まだまだダメですね〜。

お礼日時:2017/10/16 21:37

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