話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

誰にも気づいてもらえない?一人暮らしの認知症高齢者の行く末とは

誰にも気づいてもらえない?一人暮らしの認知症高齢者の行く末とは先日、「教えて!goo」「身寄りも無いのに認知症に……そんな時どうなる!?」という記事を配信した。
その中で、身寄りの無い高齢者が認知症になった場合、市区町村が成年後見制度の申し立てを本人に代わって行うケースがあることを紹介した。しかしながら、そもそも一人暮らしの高齢者が認知症になったら、どうやって周りの人に気づいてもらうのだろうか?

■高齢者の安心につながる“見守り制度”とは?


新宿区役所高齢者総合相談センターによると、

「区では高齢者の見守りに関する事業として、情報紙訪問配布事業、高齢者見守り登録事業、75歳以上高齢者安否確認事業を始め、高齢者の見守りにつながる各種事業を行っています。こういった事業を通じて把握する情報が、認知症を抱え困っている高齢者の発見につながっています」(新宿区役所高齢者総合相談センター)

とのこと。新宿区では、75歳以上の一人暮らし高齢者を対象に、高齢者向けの情報紙「ぬくもりだより」を月2回訪問配布し、安否確認・見守りを行っている。また、高齢者見守り登録事業とは、店舗や配達業者など、高齢者に身近な事業者が業務中に気づいた高齢者の異変を高齢者総合相談センター等へ連絡し、関係機関と連携して地域の高齢者を見守る制度。認知症はもちろん、孤独死を防ぐという意味でも役立っていると言える。

■介護は行ってもらえるの?


また、その後の流れについても聞いてみた。

「身寄りのない認知症高齢者の成年後見制度の活用については、必要に応じて区が申立を行っています。また、施設入所についても区では、老人福祉法に基づくやむを得ない事由による措置を行っています」(新宿区役所高齢者総合相談センター)

例えば、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)への入所には要介護度や年齢、日常生活自立度などが判定されるのだが、親族がいない場合は成年後見人や市区町村が申請者になることもあるそうだ。
今回紹介したのは新宿区の例で、各自治体で対応は異なる。もちろん、こうした積極的な事業とは別に、近隣住民が異変に気づき、警察や市区町村などに知らせるケースも多い。
増え続ける一人暮らしの高齢者に関する課題は山積みだが、地域全体で見守り、支えていくという姿勢が重要だ。認知症が疑われる高齢者を発見したときや相談に乗って欲しいときは、お住まいのエリアにある地域包括支援センターなどに連絡しよう。

(酒井理恵)

吹き出し この記事についてコメントしよう!

この記事についてどう思う?

みんなの反応

120

BAD

NICE

みんなの反応

303

この記事についてコメントしよう!

  • 今の自分の気分スタンプを選ぼう!
あと4000文字

投稿する

教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気のコンテンツ

更新情報をチェック