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子供が急に飛び出してきて交通事故に その場合の過失割合は?

子供が急に飛び出してきて交通事故に その場合の過失割合は?車やバイクを運転している時、路地から急に子供が飛び出してきて、慌てた経験がある方は多いのではないだろうか。運悪く子供を避け切れず、交通事故になってしまった場合、過失割合はどうなるのだろう。「教えて!goo」では「歩行者と自動車の人身事故」というタイトルで質問が投稿されている。

■過失割合を決定できるのは裁判所のみ。


質問者の子供が、歩行者用信号機が赤の時点で車道に飛び出し、車両用信号が青の状態で走行していた車に跳ねられ、足を骨折する等の怪我を負ってしまった。保険会社から質問者側の過失割合が高い為、保険の支払いを拒絶すると言われ、どう対応すれば良いかと聞いている。早速回答をみてみよう。

「保険会社の保険は適応できないというのは、任意一括対応できないと言う話であり、自賠責が使えないという話ではないです。自賠責には被害者請求できますので、治療費については120万までは自賠責で出ると思われます。…(中略)ちなみに歩行者が赤で横断開始で、車が青進入であれば、基本割合は歩行者70、車30です。間違っても0:100になるなんて回答信じて頓珍漢なことしないで下さいね」(n_kamyiさん)

「中途半端や、間違った認識をされている回答もあるので、書き込みさせていただきます。過失割合は、裁判所以外では決めることは出来ません。…(中略)裁判所の判決を纏めて、いろいろなケースを加味した判例集という物が発行されています。この判例集は、誰でも購入でき、保険会社でもこの判例集を基に過失割合を決めます。裁判で争うときでも、過失割合の根拠資料として、この判例集の内容で争うのが一般的です。…(中略)貴方の側の行動としては、必ず健康保険を使って治療を行なう事です。…(中略)保険会社側の支払いはありませんので、支払いを抑えながら治療する方向で考えられてください」(kisinaituiさん)

「過失は決まっていませんので自賠責を使わせてくださいとお伝えください。任意保険屋話を鵜呑みしてはいけません。今回の交通事故の過失割合ですが横断歩道 信号有 歩行者 赤の場合ですから  歩行者30:70自動車 住宅・商店街なら 歩行者に 減-10 幼児  減-20 結果計算では0:100になります。 しかし保護者の責任も指摘されると 10:90 と思います」(noname#107982さん)


具体的に過失割合について説明している回答が多く、中には質問者の対応についてもしっかりと説明している回答もあった。事情通どころか、保険にかなり精通している方が回答されているようだ。

■子供であっても、過失割合は認められる。


交通事故に関する訴訟を専門とする、あい湖法律事務所の飛渡貴之弁護士にご意見を伺った。大人が交通事故にあった場合と、子供が交通事故にあった場合とはどう違うかも含めてである。

「大人が信号のない交差点で交通事故を起こした場合の過失割合ですが、歩行者に15〜35%程度の過失が認められます。子どもは、大人と比較して、5~20%程度、過失が少なくなります。また、子どもと言っても、幼児か児童によって変わります」

子供とは言っても、幼児か児童かによって過失が変わるということは、その線引きはどういった扱いになるのだろう。
この場合は、道路交通法14条3項に定めにより、「児童」とは、6歳以上13歳未満の者、「幼児」とは、6歳未満の者とのことだ。さらに、交差点での交通事故は、横断歩道の有無が過失割合に影響するが、それ以外にも夜間、幹線道路、車がくる直前・直後の横断、急な飛び出し等によっても左右する。

「幼児10%、児童5%、過失が少なくなります。したがって、横断歩道上の場合、幼児ですと25%、児童ですと20%、横断歩道がない場合、幼児45%、児童40%ということになります」

不注意とはいえ子供の飛び出しで交通事故を起こしたら、その子供にも相当な責任が認められることだけは親として知っておくべきであろう。状況によって過失が変わることもあるが、責任自体は消えないことも肝に銘じておきたい。

ライター 与太郎

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