プロが教えるわが家の防犯対策術!

母: 50代 独身
身体障害者手帳2級 要支援1
障害年金受給(年間約110万)その他所得無しです。
生活保護ではありません。
福祉医療受給者 介護サービス利用中 です。

自分:20代 独身
住み込みで仕事(年収約250万)をしています。
家と勤務先は数分程度の距離で、寮費の自己負担はありません。
母が障害者になってから家へ帰ることが増え、現在は行ったり来たりで半同居の状態です。

【税金・保険に関しての質問です】
今のところ自分の住所は勤務先になっていますが、住所を移し母と同一世帯にすることによって
メリット・デメリットはありますか?

また、現在自分は国保ですが、来春から社会保険加入が可能になりました。
社会保険はずっと希望していたので、加入し母を扶養に入れようと思うのですが
これもデメリットはありますか?



勤務先からは、寮の使用も住所移転もどちらでも良い、
手取りが多い方がいいなら短期契約にして国保のままでも良い、
少しでも負担を軽減できるように協力するから良く調べて考えるように、と言われました。

役所・福祉事業所・年金事務所・社会保険事務所、あちこちまわって相談してみましたが、
「こうすると損です、お得です」など当然教えてくれるわけもなく・・・

無知でお恥ずかしいですが、
アドバイス、助言、宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

なかなか回答が付きませんねぇ(^^;)。


結論から先に言っちゃいますと、会社から言われてるようにどっちでも良いです。
あと、デメリットとかメリットっていうのは何も金銭的なことばっかりじゃなくって、制度的な利点とかも考えておかないと駄目ですよ。

まず、お母さんのことから。
障害年金の金額のことから考えると、障害基礎年金(国民年金)だけじゃなくって障害厚生年金(厚生年金)も出てますね。
おそらくは障害年金の2級か1級かなので、働いてないと思うので、国民年金の保険料は免除ですよね。
あと、身体障害者手帳が2級(知ってるとは思いますけど、障害年金の等級とはぜんぜん別物)で福祉医療で医療費の公費負担を受けられてるようなので、国民健康保険でも健康保険(あなたが健康保険に入って、お母さんを被扶養者にした場合)でもお母さんの自己負担は変化なしです。

次にあなたのこと。
お母さんと同居したら、あなたの税金の申告でお母さんを同居特別障害者として申告できるんで、特別障害者控除っていうしくみを使って、あなたの税金の負担を軽くすることができますよ。
あと、あなたが健康保険に入ったら、お母さんの分の国民健康保険料の負担もなくなる(お母さんを扶養するから)んで、そういった意味では、あなたの手取り額は減ってしまう(健康保険料とか厚生年金保険料が引かれるから)けれども、長い目で見たら、断然、メリットがあります。
あなたが健康保険に入ったら、あなたが病気で連続欠勤してお給料が出なくなっちゃうときでも、健康保険で傷病手当金(お給料の代わりになります)がもらえたりと、そういう制度も利用できるんで、そっちの面でも断然メリットがありますよ。

っていうことで、ただ単に手取り額だけで考えてたら、正直、健康保険料と厚生年金保険料の負担額はバカにならないんで、「う~ん、ずいぶん減っちゃったなぁ」と思っちゃうかもしれません。
けれども、その負担の分だけ、上に書いたようなメリットもあるわけで。
なので、ちょっと申し訳ない言い方になっちゃうんですけど、お金の負担だけで考えてると、大事なことに気がつかなくなっちゃうかもしれません(^^;)。

わたし的には、お母さんと同居して扶養(第1段階として、税金の申告のほう)に入れて、次にあなたが健康保険に入ったときに、お母さんを健康保険で扶養(これが第2段階)するといいと思います。
知ってるとは思いますけど、扶養ってのは、税金と健康保険と両方あって、別々なんですよ。どっちも手続きして、どっちもお母さんを扶養にして下さいね。
そうすれば、お母さんにもあなたにも、制度的な面ではぐっとメリットが大きくなると思います。

こんなところかなぁ。
こういうことを教えられましたよ、って会社に話して、会社からもアドバイスしてもらうと、さらにベストかなって思います。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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この回答へのお礼

解決しました

お待ちしていました(涙)
易しい言葉で分かりやすく、丁寧な説明ありがとうございました。
おっしゃる通り、母は障害厚生年金の2級で、国民年金保険料も免除になっています。
何か手続きすることによって、母に不利になってしまわないか心配していました。

母自身も障害者になる前は長年正社員で働き、健康保険・厚生年金に加入していたため
傷病手当もいただきましたし、現在も厚生の方で年金もいただいているので、
ますます自分にも必要だなあと思っていました。

手取りが減るのも不安ですが、何かあった時に助けてくれるのは保険をはじめとする制度なんだと痛感しています。

1 同居と、税申告の扶養の手続き
2 健康保険加入と扶養の手続き
で、もう一度会社と相談してみます。

全てにおいて未熟で無知で情けない自分ですが、
いつかはPureEdgeさんのように
困っている人にアドバイスできる側の人間になりたいです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2017/11/25 11:29

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