都立の社会を解いていて、他国との出来事の起こった場所は日本のどこかというような問題がいつもわかりませ

都立の社会を解いていて、他国との出来事の起こった場所は日本のどこかというような問題がいつもわかりません。覚えた方がいいと思うのですがどうやって覚えた方がいいですかね、、

No.1 ベストアンサー 回答者： phj 回答日時： 2018/01/16 11:08

たとえば「生麦事件の起きた場所はどこか」という質問に答えられない、ということでしょうか。

だとすると問題は２つ
・地理的な知識があるかどうか
・歴史を俯瞰的に見ているかどうか
です。

生麦事件は、薩摩藩の島津候一行の大名郷行列にイギリスの外交官たちが騎馬で乱入して無礼打ちされた事件ですが、これを以下のように見ることができると覚えやすくなると思います。

・歴史を俯瞰的に見ているかどうか
そもそもイギリス人がたちが外交官としていたわけですから幕末ですね。では当時の西洋人たちが居た場所はどこでしょう。当時西洋人たちに開放していたのは、5港だけでありその中でもっとも重要なのは横浜港であったわけです。

・地理的な知識があるかどうか
上記のことが分かれば、場所もおのずと特定されます。イギリス人たちが居た港は５港のうちのどれか、しかも横浜港の可能性は高い
　島津候は参勤交代で江戸に向かっている途中であったなら、山陽道か東海道を通るので長崎・新潟・箱館は除かれる。となると神戸か横浜しかない。
　結果として現横浜市神奈川区生麦がその現場であった、ということになります。

同様にペリーが来航したのが浦賀や横須賀なわけですが、なぜ彼がこの場所に来たかと言うと「日本の幕府は長崎しか寄港を認めない」という情報をもっていたからです。だから「直接幕府の連中に国書を渡したい」ということで、浦賀にきてさらに横須賀で上陸したといえます。

歴史には「地理的必然」というのがあるので、「なぜこの場所だったのか」と言う理由があるのです。それを見つけると楽になるのではないでしょうか。

この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます(；_；)
残りわずか頑張ります。

お礼日時：2018/01/18 00:40