文中にどう解釈していいのか分からない擬音や表現がありました。
①鹿が団子を食べるシーンで、「おう、はんぐはぐ。」、「おう、すっこんすっこ。」とあります。
「はんぐはぐ」は食べる擬音だと思いますが、次の「すっこんすっこ」は何の擬音でしょうか?
②「お日さんをせながさしょえば はんの木も くだげで光る 鉄のかんがみ。」
この「鉄のかんがみ」とは鉄の鏡という意味でしょうか?
③「ぎんがぎがのすすぎの中さ立ぢあがる はんの木のすねの 長んがい、かげぼうし。」
この「ぎんがぎが」とは銀色に光り輝くすずきを指しているのでしょうか?
②③については恐らくそうかな?と思っているのですが確信が持てません。
詳しい方教えていただけると助かります。よろしくお願いいたします。
No.2
- 回答日時:
補足です。
この場面は団子を食べるだけではなく、団子を愛でながら踊り唄う場面でもありますから、「すっこんすっこ」は擬音ではなく、例えば標準語なら「好きだぁ、好きだぁ」、博多弁なら「好いとう(すいとう)、好いとう」のように、好きな団子だぁ、というような、団子に対する鹿が喜ぶ心情を小唄にしたものだと解釈しました。
参考までに心に留めていただき、もういちど味わってみてください。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
全文を読んでみました。
①「すっこんすっこ」は、とちの団子の状態を鹿の目線で表現していますよね。
「すっこんすっこ」は「すこすこ」で、標準語から見ると「すかすか」の訛りにも思えますが、前後の文脈で鹿が喜んでいるため、【(鹿にとって)好き】なもの、の意味ではないでしょうか。
②もちろん鏡の意味もありますが、おそらく「かがやき」と掛けてふたつの意味を内包しているでしょう。
③「ぎんがぎが」はもちろん銀色に輝くさまを表してはいますが(ぎらぎら→ぎんらぎら、のように)、宮沢賢治は宇宙に想いを馳せていたことを考えると、銀河(ぎんが)と掛けて、ふたつの意味を内包している可能性も捨てきれないと思います。
この辺りの解釈は、宮沢賢治が読み手側の鑑賞の仕方に委ねているでしょうね。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 哲学 ソシュール≒丸山圭三郎の《言語記号の恣意性》説はウソである 6 2022/12/01 06:19
- その他(家族・家庭) 家族全員気持ち悪いです。 私がおかしいのでしょうか。 中三女子です。 家族の行動ひとつひとつが 気持 5 2023/07/30 22:58
- その他(住宅・住まい) 夜間の騒音とご近所トラブル 2 2023/02/13 13:53
- その他(暮らし・生活・行事) アウトドアな人って迷惑だと思いますか? 1 2023/02/19 13:31
- その他(悩み相談・人生相談) セキセイインコの病気 1 2023/04/03 20:45
- 東北 5月中頃に 三陸鉄道 3 2023/04/09 10:59
- リフォーム・リノベーション 隣人の騒音が床や天井を伝って響くことはありますか? 3 2022/04/24 17:44
- ストレス ストレスで過食してしまう 3 2022/08/27 16:20
- 父親・母親 どちゃ長いただの愚痴 1 2022/04/05 05:25
- 病院・検査 キレート鉄 フェリチン サプリ 1 2023/02/08 15:03
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
おすすめ情報