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今日国語の授業で形容詞について習っていて、
例として「赤い」「青い」「黄色い」などの色があると言っていたのですが、紫はどうなるのでしょうか

A 回答 (10件)

色を表す「形容詞」は「赤」「黒」「白」「青」の4つだけです。


→口語形容詞:赤い・黒い・白い・青い
→文語形容詞:赤し・黒し・白し・青し

古代日本語で色を表す基本的な語彙はこの4つだけです。
赤:明と同源
黒:暗と同源
白:顕と同源
青:漠と同源

次に古い色とされている「黄」は、「黄なり」という形容動詞になります。
「黄な粉」の「黄な」は「黄なり」の連体形です。
「黄」以外は形容動詞にはなりません。

「黄」と「茶」については「色い」を付けて「黄色い」「茶色い」という形の形容詞になります。「黄い」「茶い」「緑い」「紫い」のような形容詞はありません。「ピンクい」などと言う人はいますが。

それ以外の色名はすべて「名詞」です。「色」を付けるものと付けないものがあります。
→紫色・緑色

ついでに、色名を重ねた「赤々」「黒々」「白々」「青々」のような表現ができるのは、基本の4色だけです。
また、「真っ」を付けた強調表現ができるのは、「真っ赤」「真っ黒」「真っ白」「真っ青」の基本4色と、「真っ黄色」「真っ茶色」だけです。「真っピンク」はイレギュラー。
「紫」と「緑」は、「真紫(まみどり)」「真緑(まみどり)」と言うことがあります。

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色の名前(名詞)は文字通り色々あります。
JIS規格では以下の「慣用色名」が規定されています。すべて名詞です。
(これ以外の色名もたくさんあります)

日本工業規格 JIS Z 8102:2001 物体色の色名

注:末尾に「色」と付いている色名は、文脈上ほかの名詞と混同する恐れがない場合は「色」を省略してもかまわないことになっています。

【日本語の慣用色名】
慣用色名/読み方
とき色(鴇色)/ときいろ
つつじ色(躑躅色)/つつじいろ
桜色/さくらいろ
ばら色(薔薇色)/ばらいろ
からくれない(韓紅花)/からくれない
さんご色(珊瑚色)/さんごいろ
紅梅色/こうばいいろ
桃色/ももいろ
紅色/べにいろ
紅赤/べにあか
えんじ(臙脂)/えんじ
蘇芳/すおう
茜色/あかねいろ
赤/あか
朱色/しゅいろ
紅樺色/べにかばいろ
紅緋/べにひ
鉛丹色/えんたんいろ
紅海老茶/べにえびちゃ
とび色(鳶色)/とびいろ
小豆色/あずきいろ
弁柄色/べんがらいろ
海老茶/えびちゃ
金赤/きんあか
赤茶/あかちゃ
赤錆色/あかさびいろ
黄丹/おうに
赤橙/あかだいだい
柿色/かきいろ
肉桂色/にっけいいろ
樺色/かばいろ
れんが色(煉瓦色)/れんがいろ
錆色/さびいろ
桧皮色/ひわだいろ
栗色/くりいろ
黄赤/きあか
たいしゃ(代赭)/たいしゃ
らくだ色(駱駝色)/らくだいろ
黄茶/きちゃ
肌色/はだいろ
橙色/だいだいいろ
灰茶/はいちゃ
茶色/ちゃいろ
焦茶/こげちゃ
こうじ色(柑子色)/こうじいろ
杏色/あんずいろ
蜜柑色/みかんいろ
褐色/かっしょく
土色/つちいろ
小麦色/こむぎいろ
こはく色(琥珀色)/こはくいろ
金茶/きんちゃ
卵色/たまごいろ
山吹色/やまぶきいろ
黄土色/おうどいろ
朽葉色/くちばいろ
ひまわり色(向日葵色)/ひまわりいろ
うこん色(鬱金色)/うこんいろ
砂色/すないろ
芥子色/からしいろ
黄色/きいろ
たんぽぽ色(蒲公英色)/たんぽぽいろ
鶯茶/うぐいすちゃ
中黄/ちゅうき
刈安色/かりやすいろ
きはだ色(黄檗色)/きはだいろ
みる色(海松色)/みるいろ
ひわ色(鶸色)/ひわいろ
鶯色/うぐいすいろ
抹茶色/まっちゃいろ
黄緑/きみどり
苔色/こけいろ
若草色/わかくさいろ
萌黄/もえぎ
草色/くさいろ
若葉色/わかばいろ
松葉色/まつばいろ
白緑/びゃくろく
緑/みどり
常磐色/ときわいろ
緑青色/りょくしょういろ
千歳緑/ちとせみどり
深緑/ふかみどり
もえぎ色(萌葱色)/もえぎいろ
若竹色/わかたけいろ
青磁色/せいじいろ
青竹色/あおたけいろ
鉄色/てついろ
青緑/あおみどり
錆浅葱/さびあさぎ
水浅葱/みずあさぎ
新橋色/しんばしいろ
浅葱色/あさぎいろ
白群/びゃくぐん
納戸色/なんどいろ
かめのぞき(甕覗き)/かめのぞき
水色/みずいろ
藍鼠/あいねず
空色/そらいろ
青/あお
藍色/あいいろ
濃藍/こいあい
勿忘草色/わすれなぐさいろ
露草色/つゆくさいろ
はなだ色(縹色)/はなだいろ
紺青/こんじょう
るり色(瑠璃色)/るりいろ
るり紺(瑠璃紺)/るりこん
紺色/こんいろ
かきつばた色(杜若色)/かきつばたいろ
勝色/かちいろ
群青色/ぐんじょういろ
鉄紺/てつこん
藤納戸/ふじなんど
ききょう色(桔梗色)/ききょういろ
紺藍/こんあい
藤色/ふじいろ
藤紫/ふじむらさき
青紫/あおむらさき
菫色/すみれいろ
鳩羽色/はとばいろ
しょうぶ色(菖蒲色)/しょうぶいろ
江戸紫/えどむらさき
紫/むらさき
古代紫/こだいむらさき
なす紺(茄子紺)/なすこん
紫紺/しこん
あやめ色(菖蒲色)/あやめいろ
牡丹色/ぼたんいろ
赤紫/あかむらさき
白/しろ
胡粉色/ごふんいろ
生成り色/きなりいろ
象牙色/ぞうげいろ
銀鼠/ぎんねず
茶鼠/ちゃねず
鼠色/ねずみいろ
利休鼠/りきゅうねずみ
鉛色/なまりいろ
灰色/はいいろ
すす竹色(煤竹色)/すすだけいろ
黒茶/くろちゃ
墨/すみ
黒/くろちゃ
鉄黒/てつぐろ
金色/きんいろ
銀色/ぎんいろ

【外来の慣用色名】
ローズピンク
コチニールレッド
ルビーレッド
ワインレッド
バーガンディー
オールドローズ
ローズ
ストロベリー
コーラルレッド
ピンク
ボルドー
ベビーピンク
ポピーレッド
シグナルレッド
カーマイン
レッド
トマトレッド
マルーン
バーミリオン
スカーレット
テラコッタ
サーモンピンク
シェルピンク
ネールピンク
チャイニーズレッド
キャロットオレンジ
バーントシェンナ
チョコレート
ココアブラウン
ピーチ
ローシェンナ
オレンジ
ブラウン
アプリコット
タン
マンダリンオレンジ
コルク
エクルベイジュ
ゴールデンイエロー
マリーゴールド
バフ
アンバー
ブロンズ
ベージュ
イエローオーカー
バーントアンバー
セピア
ネープルスイエロー
レグホーン
ローアンバー
クロムイエロー
イエロー
クリームイエロー
ジョンブリアン
カナリヤ
オリーブドラブ
オリーブ
レモンイエロー
オリーブグリーン
シャトルーズグリーン
リーフグリーン
グラスグリーン
シーグリーン
アイビーグリーン
アップルグリーン
ミントグリーン
グリーン
コバルトグリーン
エメラルドグリーン
マラカイトグリーン
ボトルグリーン
フォレストグリーン
ビリジアン
ビリヤードグリーン
ピーコックグリーン
ナイルブルー
ピーコックブルー
ターコイズブルー
マリンブルー
ホリゾンブルー
シアン
スカイブルー
セルリアンブルー
ベビーブルー
サックスブルー
ブルー
コバルトブルー
アイアンブルー
プルシャンブルー
ミッドナイトブルー
ヒヤシンス
ネービーブルー
ウルトラマリンブルー
オリエンタルブルー
ウィスタリア
パンジー
ヘリオトロープ
バイオレット
ラベンダー
モーブ
ライラック
オーキッド
パープル
マゼンタ
チェリーピンク
ホワイト
スノーホワイト
アイボリー
スカイグレイ
パールグレイ
シルバーグレイ
アッシュグレイ
ローズグレイ
グレイ
スチールグレイ
スレートグレイ
チャコールグレイ
ランプブラック
ブラック
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昔は赤い、青い、白い、黒いしか色がなく、青いには緑や若草色、エメラルド、紫色も入っていた様です。

「今日国語の授業で形容詞について習っていて」の回答画像9
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「紫 番外編」


 古代に紫などの色を識別出来なかったような言い方をしたのは誤りでした。形容詞として成立したのが四つに限られていたということです。
 [日本国語大辞典]によれば次のようなことが「語誌」に書かれています。

〇古代から中世へかけて、紫の色調は赤黒くくすんでいた。そのため、のちの明るい紫を江戸紫・京紫などと呼び、古い色調を古代紫と呼んで区別することがある。

〇上代から「衣服令」に、深紫は一位、浅紫は二、三位の当色とされ尊重された。平安時代には、深紫が禁色(きんじき)の一つとされ、高貴な色としての扱いが定着する一方で、浅紫は「ゆるし色」となって広く愛好された。「枕草子‐八八・めでたきもの」には「なにもなにもむらさきなるものはめでたくこそあれ」とある。

 というわけで、「紫野行き標野(しめの)行き野守は見ずや君が袖振る」(額田王)という歌にみられるように、朝廷の御用地で衣服を染める染料を作るために「紫草」が栽培されていたのです。
 また、平安時代の「紫式部」は、本来家族の官名を呼び名にしていた慣習があって、「清少納言」が父の姓が清原であり、官名が「少納言」であったため、「清(原)・少納言」と呼ばれたとどうように、本来「籐(原)・式部」(夫の官名が式部)とよばれていたのに、源氏物語のヒロインが「紫の上」があまりにも有名になったので、「紫式部」よばれることになりました。
 紫なるもの、と言う言い方が行われたので「紫なり」と言う形容動詞が使われたということです。実は「更級日記」に、「黄なる衣を着た僧が夢の中に出てきて」と書かれ、やはり「黄なり」と言う形容動詞の存在が考えられます。
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だろ、だっ、だ、で、に、なら。


形容詞動詞活用語尾です、一部?では形容動詞を認めず形容詞に含めているようにも聞きます。
紫だろう、紫だった、紫だ、紫で、紫に、紫なら。
少なくとも表面上は形容動詞として活用させ、実際に使用も可能です。
そう考えると、どんな色も可能ですね、赤、青、黄、に限らず、緑きみ青、であっても。
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(日本語でいう)形容詞は


かろ かつ く い い けれ
の活用ができるという事は授業で習いましたよね。
例えば「赤い」なら
赤かろ(う)
赤かっ(た)
赤く(なる)
赤い(。)
赤い(時)
赤けれ(ば)

従って、「紫:名詞」に対して
「紫(色)の」は形容詞とは言えませんよね。赤かろう、赤かった・・・のような活用が無いから

で、形容詞の活用をする「紫」に関することばを考えてみましたが、思いつきませんでした。
他の方の回答にあるように、紫に関する形容詞は無いという事のようですね。
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「赤いキツネ」と「緑のタヌキ」です。

カップ麺の名前ですが、「色」の形容のしかたを端的に表していますね。

前の方の回答にもありますが、古来の日本語では名詞に付けて「色を形容する」という機能がほとんどなかったのでしょうね。

日本人に「色彩」感覚が鈍かったわけではなく、日本語の機能として「名詞を色を形容する」という働きがなかったのでしょう。(「そのタヌキそばは緑だ」という形容動詞的な使い方が主だったのでしょう)
日本人の「色彩」感覚は、「赤」でも「紅」「緋」「朱」、青でも「紺」「藍」「碧」などがあるように、むしろ「繊細」だったと思います。
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形容詞に「紫」に関係した言葉はありません。

「紫(色)」という名詞を利用するしかないでしょう。「紫(色)」(だ・の・な) 「緑」もそうです。「茶色い」「黄色い」は無理矢理作られた形容詞です。日本語では古い時代から、「あかし」「あおし」「くろし」「しろし」のように、「赤・青・白・黒」の4色しかなかったのです。ただし、「あか」は「明かし」のような暖色系、「あお」は「蒼し」のような寒色系を大雑把に表しました。「しろ」は「著し(しるし)」「くろ」は「暗い」に通じています。この現象はやはり中国の影響もあり、ご存じのように、「青龍・朱雀・白虎・玄武」の影響もあったのでしょう。ただし古墳時代に見られるように「黄」も使われ、結局「五色」はこの「青・赤・白・黒・黄」だったわけです。
 しかし、その後の日本における色の識別の文化にはおそるべきものがあり、微妙な色合いが作り出されました。「色の手帳」(小学館)によれば、358色が識別されています。(その中には当然欧米由来のものも含まれます)
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その他にも、色名を表す名詞「黒・白」なども形容詞が派生してきます。

一方「紫・灰・緑・緋」を含め多くの色には形容詞がありません。そのわけは、一見色の名前と見えるその形容詞は、もとはものの状態を示す形容詞でこれを色の形容としても用いてきた、というのが正しい理解です。
例えば「あかい」は形容詞「明かし(明るく清らか)」、「くろい」は同「暗し(暗い・不明瞭)」、「しろい」は同「しるし(著しい・明瞭)」など、色とは別に、あるいは併行して色名としても用いられて来た形容詞がもともと存在したわけです。

紫その他の色については、そのような元になる形容詞が存在しなかったと言うことだと思われます。

http://irononamae.web.fc2.com/colorlist/ja.html
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紫の

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「紫色の」になります

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