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日本語を勉強中の中国人です。「見た」と「見かけた」の違いは何でしょうか。

たとえば、

テレビで「運転見合わせ」という表現を( )。

かっこに入れる自然な日本語はどちらのほうでしょうか。

また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それもご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

不確かだが見掛けたは対・人、


見たは対・モノでは?
芸能人や女子アナを見かけた、青リンゴを見たとか。
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この回答へのお礼

参考にさせていただきます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2018/06/24 08:54

話はそれるかもしれませんが、聞置く、って言葉あります。


聞くだけは聞いた、それによる次の行動は起こさない。
似たようなもの?。
見かける→視覚情報として得た痕跡はある。
見る→視覚情報を脳が処理して認識する。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2018/06/24 08:53

「見た」には、


1.意志的に見た。
2.偶然に見た。
及び、
a.じっくりとよく見た。
b.少しの間、見た。
c. チラッと一瞬だけ見た。
という意味が含まれます。
具体的には、
1+a
1+b
1+c
2+a
2+b
2+c
という6通りの意味を表すことが可能です。つまり、

テレビで「運転見合わせ」という表現を見た。

は、どんな場合でも使える、ということです。

「見かけた」は、上記の
・2+b 「偶然に少しだけ見た」
または、
・2+c 「偶然にチラッと一瞬だけ見た」
という、どちらかの意味を明示的に表したいときの表現。
このニュアンスを強調したい場合には、

テレビで「運転見合わせ」という表現を見かけた。

と表現します。
個人的には、「偶然に少しだけ」「偶然にチラッと一瞬だけ」という点を強調する必要性は特に無いように思われるので、

テレビで「運転見合わせ」という表現を見た(見ました)。

のほうがスッキリして良いと感じます。
むろん、「偶然に少しだけ」「偶然にチラッと一瞬だけ」という点を強調したければ、「見かけた」をお使いになるとよろしいでしょう。
因みに、付け加えると、

テレビで「運転見合わせ」という表現を目にした(目にしました)。

のほうが自然な日本語表現になります。
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この回答へのお礼

複雑ですね。いろいろとても参考になりました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2018/06/24 08:51

付け足しです。

「見る」と「見かける」と対比的に捉える必要はないでしょう。前回言ったように「見る」一般に対して「見+かける」という複合動詞の形で「見る」を特化したした言い方。これは数え切れないほど存在し、全部あげれば煩雑になりますが、「みとめる」「見のがす」「見過ごす」「見失う」「見回す」「見つける」「見まちがう」など、これらすべてを「見る」と比較すれば、例えば「みとめる」がどういう意味か分かると思います。ところが「みかける」の特色は簡単にいえば「目にとめる」と言うくらいの区別しかなく、わざわざ区別するほどの意味の差がないと言うことで、ご質問となったわけです。
 まあ、そういう語感の違いと言うことで理解しておいていいでしょう。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。いい勉強になりました。

お礼日時:2018/06/24 08:47

見る=watch、見かける=see くらいの間隔です


聞く=listen、聞こえる=hear と同じ感じですね
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この回答へのお礼

参考にさせていただきます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2018/06/24 08:46

結論から言うと、「見る」は広く様々な見方を言う言葉であるのに対し、「見かける」は「たまたま見た」という狭い意味の見方ということです。

しかし、「あの人を駅で(見た/見かけた)」「テレビで(見た/見かけた)」の場合にはほとんどニュアンスの差しかありません。
 それでは、なぜ「見かけた」という言葉が存在するのかということになりますが、古い時代に「見かく」という言葉が生まれたときには、それなりに必要があったのです。


み‐か・ける 【見掛】
〔他カ下一〕みか・く〔他カ下二〕

(1)目にとめる。みとめる。
*抱擁〔1973〕〈瀬戸内晴美〉三「けだるい空気のみちた町には、不気味なほど子供の姿を見かけない」

(2)めざす。また、見込む。あてにする。
*浮世草子・好色一代男〔1682〕三・六「銘々に宿を持て有りながら旅人を見懸(カケ)てあつまるよし」
   [ 日本国語大辞典]

(1)は現代と同じ使い方ですが、(2)のような意味は今では表しません。それは「目がけて」や「目指して」が代わりをするようになったからです。

 そういうわけで、「みかける」は今も残ってはいるものの、それほどはっきりした存在の意味がないわけです。日本語がまだよく分からない人に、古語の例を持ち出して申し訳ありません。
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この回答へのお礼

ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2018/06/24 08:45

「見る」は意識してじっと見る場合も、意識せず目に入る意味にも使います。

つまり視覚で認識する行為そのものです。「見かける」は偶々、偶然、意図的で無く「見る」状況に特化して使う言葉です。意図的で無いことを強調する表現です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2018/06/24 08:43

「見かけた」は特に見ようとしたのではないが、たまたま目に入ったという意味です。



テレビで「運転見合わせ」という表現を( )。
という場合、括弧の中は見た人が注意して見ようとして見たのか、たまたま見たのかで異なり、「見た」が適切な場合も「見かけた」が適切な場合もあり状況により異なり一該には決められません。■
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2018/06/24 08:43

「見た」は見ようと意識して見ることです。


例 声が聞こえたので、思わず彼を見た。 

「見かけた」は見ようと意識せずに目に留まることです。
例 彼を駅で見かけた。

テレビで「運転見合わせ」という表現を見かけた。ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2018/06/24 08:42

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