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大学院の修士課程と博士課程の違いは何ですか?

A 回答 (6件)

研究室によって違うと思うので一概には言えませんが、私がいた研究室では次のような感じでした。



簡単に言うと、修士課程の学生は研究チームの一員、
博士課程の学生は研究チームのリーダーです。

博士課程の学生は、一つの研究テーマを任されます。
博士課程の学生には数名の修士課程の学生や学部生があてがわれ、
彼らにはそのテーマを細分化した小テーマを与え、一緒に研究をします。
博士課程の学生は、最終的に自分自身と後輩学生の小テーマの研究成果をもとに博士論文にまとめます。
博士課程の学生は後輩の研究の指導をする立場、と言われることもありますが、
それはある意味研究成果を効率よく出すための手段の一つだと思います。

また、博士論文は同一の小テーマが他の博士論文と重複することが許されないため、
先輩後輩の間であっても、博士課程の学生同士が同一テーマを一緒に研究することはあまりありません。

このカテゴリでよく回答される方は、大学院は「教授の個人商店」と表現されますが、
どちらかというと教授は社長、准教授以下教員はエリア長、博士課程の学生が支店長、
修士課程や学部の学生が支店の従業員といった関係なのかなと思います。
さらに上位組織まで例えるならば、
教授同士は研究においては主従関係はないので、研究科や専攻は地域の同業者組合、
大学院全体が地域の法人会のような位置づけになると思います。
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大学や大学院によってちょっとずつ違うかもしれませんので,僕が経験した大学のことを書いておきます。


 学部4年生になって研究室に配属されます。卒論をするためです。卒論の無いところもあり,文系だとゼミという呼び方をするのかもしれませんが,それは知りません。この4年生以降の卒論生と修士と博士は,その研究室の研究スタッフの一員という立場を兼ねます。兼ねると書いたのは,学生・院生でもあるからですね。勉強しながら研究を手伝う。多分どこの修士課程でも入学には入試があります。同じ分野の学部からの受験と,異なる分野の学部からの受験とで,入試問題のとり方や内容が異なる場合もあり,昨今の幅広い分野の研究が可能なように工夫されたりします。ただし,入試で不合格になって留年したり就職する場合もあります。博士の場合も受験枠によっては入試があります。修士は授業がありますが,博士も授業があるところが最近は多いです。確か役所の指導だったかな?忘れた。ただ授業の負担は修士でもそんなに重くはないですし,博士のスクーリングは集中講義が数科目だけだったります。それは,博士に進むにつれて深く学ぶべき勉強の範囲が狭くなるからです。昨今の修士課程までに学ぶ内容は,大昔の学部の範囲に毛がはえたくらいですが,それでもやや専門化されています。学位論文については他の方の書いておられるのとほぼ同じでした。
 将来研究職について研究を一人でやるには博士課程くらいまで行かないと難しいでしょう。最近は修士課程は普通の民間会社に勤めるためにも必須くらいの課程になっています。雇う側の民間会社は4年制と修士とを差別せず,いい人なら雇ってくれます。そんな状況なので,学部からの進学率も80%以上だったと記憶します。修士修了で民間に就職すると,だいたいは2年分の初任給のプラスアルファはあります。博士修了から民間に就職するのはかなり難しい(工学関係です)です。
 博士課程になると,学部にもある奨学金機構以外に特別な国の奨学金(学術振興会)もありますが,競争率は高いです。奨学金と研究費が数年間もらえます。修士修了時に論文を(複数が望ましい)発表している方がだんぜん有利です。修士課程の奨学金は学部のそれと同じおよび延長です。自分はもらったことがないので,これは知りません。推薦状は数人分書いてあげたことはありますが・・・駄目だったのはいなかったような・・・以上,特殊かもしれませんが,僕が経験した大学院の状況です。米国に留学したらまた異なる状況になります。
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簡単に言えば、


修士課程は「修士」を取るための課程
博士課程は「博士」を取るための課程です。

どちらも指導教官の指導の下、学位論文を作成します。
その論文と質疑応答をもとにして、学位授与の可否が決められます。

同じようなことをしているので区別がつけづらいですが、求められる研究のレベルが違うと思えばいいです。
修士論文が小学校レベルなら、博士課程は中高生レベル、という感じでしょうか。
研究室の中では博士課程は修士課程の指導をしたりします。
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通常修士課程を修了しないと博士課程には進めません。

修士課程には大学院入学試験(院試)がありますが、博士課程に進むのに必要なものは内部でも他の大学から来る場合も修士過程の授業の試験成績と修士論文の審査のみです。既に書いた様に修士課程には授業がありますが博士課程では博士論文作成以外に何もありません。文系では博士論文が修了に間に合う人はほとんど居らず、修了で卒業し完成には数年を要します。広い意味の理系では修了時博士論文を提出し二ないし三人の教授と向かい合う論文の口頭審査を受けます、そこで蹴られると書き足さねばならないのですがそのためには設備が必要なため蹴られると非常につらくなります。文系も同じ審査を受けるのですが多くの場合修了時の内容を膨らませ結論に到るのに、ノートパソコンと図書室の資料や文献などしか要らないので皆さん大して困らないようです。
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4年制の大学卒業後に入るのが修士課程で修業年は2年間です。


 修士課程を修了してから入るのが博士課程で修業年は3年間です。
 医学部は、卒業に6年かかるから修士課程はなく、最初から博士課程です。
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よくわからないけど、二年か五年かの違いでは?普通修士はは二年で、博士はその後更に三年でしょ?勿論取れる資格が違えからそれなりの発表や試験的なものがあると思うけど。

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