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ミクロの問題で完全競争市場で50円の商品を50円以外の値段で売っても利潤が減るのはなぜでしょうか。
生産者余剰に触れて説明いてほしいです。

A 回答 (3件)

ある財を完全競争市場に供給する典型的売り手(競争企業といいます)が直面する状況のグラフを描いてみましょう。

縦軸にこの企業の限界費用と市場価格をとり、横軸にこの企業の生産量をとる。競争企業の限界費用は右上がりの曲線となる。縦軸に50(円)のところから水平に直線を引いてください、これがこの企業が直面する需要曲線だ。当該財を50円で販売するなら、いくらでも売れることを表わしている。ではいくらでも販売するのがよいのだろうか?違います。この50円の価格線と限界費用曲線が交わるところで、この企業の最適(つまり利潤最大化)生産量が定まる。水平な価格線と右上がりの限界費用曲線との間の三角形の面積は、この企業がこれだけの財を販売することから得られる生産者余剰を表している。別の言葉でいうと、生産者余剰とはこの量を販売することから得られる利潤と固定費用の合計を表している。この図からあきらかなように、価格が高くなるほど、「三角形」は大きくなり、その面積は増えるので、利潤と生産者余剰は大きくなる。では、価格が高ければ高いほど利潤・生産者余剰が大きくなるなら、この企業は50円より高い価格をつけ、市場で販売したらどうなるだろう。完全競争市場の買い手は誰もこの企業の製品を買う人はいなくなり、生産者余剰はゼロ、利潤は固定費用の分だけマイナスとなるでしょう。では50円より低い価格、たとえば40円に設定したらどうでしょう。この場合は、40円で買う人はいくらでもいます。しかし、この価格で最適な生産量=販売量はいくらになるか?40円の価格線と限界費用曲線との交点で定まる数量であたえられる。図をみてください。最適販売量は縮小し、得られる三角形=生産者余剰は50円で売った場合にくらべて小さくなっていることがわかるでしょう。販売価格は高ければ高いほど、利潤・生産者余剰は大きくなるという事実を思い出してください!このように、競争企業にとって与えられた市場価格で販売するのが最適なのです。
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質問の意図は?


市場価格は、生産者と消費者、お互いの利益が最大になるとこに落ち着きます。

例えば、りんご1個80円で仕入れ100円で売ったとしましょう。
これを100個売ったら粗利は2,000円。
120円に値上げしたら、消費者が逃げて10個しか売れなくなった。粗利は400円しか出なくなった。
つまり、利潤が減った事になります。

>生産者余剰に触れて説明いてほしいです。

豊作貧乏と言う言葉があります。
過剰生産になると、価格が下がり原価を割るので、作れば作るほど損失が大きくなるのです。
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需要と供給の問題ですね。


10対10なら問題は無い。
需要が大きければ、価格は高く成る。
今夏、野菜が異常に高かった。
買い手は沢山いるが、物(野菜)が無い。
故に、価格は高騰した。

逆に、供給が多すぎれば価格は下がる。
キャベツ等が、例年より異常に多く収穫されれば、価格は急落する。
買い手は、いつもほぼ同数なので、買う数も変わらない。
故に、売り手側は、値を下げても捌かざるを得ない。
下手な説明で、ゴメン。
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