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以下サイトでシミュレートしています。
https://www.furusato-tax.jp/about/simulation#sim …

年収600万
妻 収入なし
子供二人 1歳、0歳
住宅借入金等特別控除額 15万
生命保険料控除額 25万
医療費控除の金額 25万

6万円ふるさと納税に使う予定ですが、シュミレートの結果では
「あなたは所得税0円、住民税52,200円軽減されます。」
となります。
確定申告なので、所得税、住民税それぞれから控除されるのは承知しておりますが、
所得税はすでに控除上限に達しているため、控除なしということでしょうか?

無知で恐縮ですが教えていただきたく、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

結論から言うと、


前回回答の留意事項の・・・
・住宅ローン控除により、
 所得税は全て還付となり、
 住民税に減税分が押し出される。
というところになります。

このあたりの考慮が、
ふるさとチョイスの
『ふるさと納税だけの』
シミュレーションでは、
考慮しきれない所なんだと
思われます。

今回、医療費控除を確定申告される
ということで、それと合わせて、
住宅借入金等特別控除も
確定申告で申告された方が、
間違いがないと思います。
もう年末調整で提出しちゃいましたか?

全体的な税金の引かれ方の流れを
説明します。

ご質問にある、
①生命保険料控除
②医療費控除
それと、
③住宅借入金等特別控除
が控除される前の所得税は、
④約16.5万となります。

600万の給与収入から求められる
所得税率は10%となります。

①生命保険料控除は、上限額が
★12万の控除額になります。
②医療費控除の25万は10万引いた後が
★25万ですか?(仮に25万とします)
この2つに加えて、
⑤ふるさと納税の寄附金控除が
★6万-0.2万=5.8万あります。
①+②+⑤=42.8万
所得控除が増えると考えて下さい。
この控除額の税率10%分が
所得税からまず引かれます。
42.8万×10%=4.3万
④16.5万-4.3万=12.2万…⑥
に減ります。

次に
③住宅借入金等特別控除が15万
税額控除で直接引かれます。
⑥12.2万-③15万=-2.8万…⑦

このはみ出した⑦2.8万が、
③住宅借入金等特別控除の制度により
★住民税から引かれることになります。

これに、
ふるさと納税で引かれる
住民税の控除が加わります。
(6万-0.2万)×10%=5800円◆
及び、
ふるさと納税の特例控除の部分
46,400円◆が軽減されます。
この
◆5,800+◆46,400=52,200円
が、ふるさとチョイスの
回答になっているのです。

所得税からはみ出した部分は
★あくまで住宅ローン減税の
★軽減部分として
★無視されているようです。
※ふるさとチョイスの詳細内容を
みると、その税額控除の考慮が
ありませんでした。

はみだした⑦2.8万の中に、
所得税のふるさと納税軽減分が
含まれており、
★トータルとして軽減はされる
とみて間違いないと考えます。

この部分は、ふるさと納税だけの
シミュレーションを主眼としている
サイトでは、確かに考慮しきれない
部分だとは思います。
住宅ローン減税の住民税額控除は、
ローンの組んだ時期により上限額
が違ったりするので、そこまで
対応しきれないのでしょう。

いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

Moryouyouさん2度に渡ってご丁寧に回答いただきありがとうございました。
控除されるお金の動きがイメージでき、腹落ちできました。

年末調整は出してしまいました、細かい部分で疑問点はあるもののこれから勉強しようと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2018/11/08 23:07

すでにNo1さんから詳細なご回答がありますが、表現を変えてご回答いたします。



◆所得税での軽減額
ふるさと納税をしなかった場合、所得税は約129,500円と計算されますが、ここから住宅ローン控除15万円は全額を引ききれません。差額の約20,500円は住民税から引かれるはずでした。

次に、ふるさと納税6万円をした場合、所得控除により所得税は5,800円ほど少なくなって123,700円程度と計算されます。ここから住宅ローン控除15万円を引きますが、26,300円ほどは引ききれないので住民税から引くことになります。

したがって、ふるさと納税による所得税の軽減額は、正確には約5,800円です。つまり、ふるさと納税により所得税も軽減されますが、その分、住宅ローン控除の住民税への押し出し額が増えているということです。
(ふるさとチョイスでのシミュレーション結果では、もともと0円の所得税が、0円になったので、軽減額0円としてしまっています)

◆住民税での軽減額
ふるさと納税をしなかった場合、所得割額は約239,500円と計算されますが、所得税からの残り分の住宅ローン控除額20,500円の税額控除で219,000円となります。

次に、ふるさと納税6万円をした場合、所得割額はやはり約239,500円と計算されますが、ここから、住宅ローンによる税額控除額26,300円とふるさと納税の税額控除額約52,200円を引いて、約161,000円となります。

ふるさと納税だけによる住民税の軽減額は、52,200円です。

◆所得税と住民税とで、合計58,000円の税軽減になりますから、結果的に2,000円の自己負担でふるさと納税を行ったということになります。トータルでは自己負担額が増えているわけではありません。

(ふるさとチョイスでのシミュレーション結果は、住宅ローン控除が住民税に押し出されるケースでは、必ずしも正確ではないといえます。住民税の計算においては、この押し出された住宅ローンは考慮しないで、税額計算しているようですので、「控除額計算シート」ダウンロードをクリックしてエクセル表で試算する場合には注意が必要です。住民税軽減額としては同額になりますが)
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この回答へのお礼

ありがとうございます、Moryouyouさんのご回答と合わせて控除額の動きがイメージできました。
とても勉強になりました。

お礼日時:2018/11/08 23:08

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