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統合失調症について日本の基準ではなく、世界の基準について知りたいです。

質問の発端は統計と実態について考えさせられることがあったので質問してみました。

統合失調症は全人口の100人に一人の割合だと、ざっくりと考えると1万人に100人・・100万人に1万人・・1億人に100万人・・50億人に5千万人と比例したとしての話です。

五千万人とまとまった数でいうとすさまじく多いと感じますです。

世界で患者が5千万人いたとして、実例で一例も治ったという報告が無いほうが逆に不自然感を覚えます。

統合失調症に一度かかると、国内では完治が認められておらず、寛解状態を保つことが最上の状態ということは理解しています。
その状態では一般と変わらない生活を送れることは間違いないとは思うのですが、たとえばイタリアはそもそも精神科入院はあまりなく、日本と大きく違うという話も聞いたことがあります。

日本の精神科治療が遅れているということを聞いたことがあるので、他の国の精神科治療は日本よりも進んでいるのか???と疑問を持ちました。

世界各国の精神科治療について興味があるのですが、英語が読めないので文献に手が出せません。

ご存知の方回答をお願いします。

質問者からの補足コメント

  • どの回答もとても興味深く勉強になりました。
    今回はNO1の回答をベストアンサーにさせていただきます。

    回答にお時間を割いていただいてありがとうございました。

      補足日時:2018/11/14 19:38

A 回答 (4件)

このことは過去に主治医に聞いたことがあるのですが、



世界的な調査は必要であると言えますが、自国の人口でさえ、把握していない国(中国、インドなど)が多く、
その統計は、全て医療先進国に頼らざるを得ない(調査規模がとてつもなく小さくなる)のだそうです。

また、入院に関しては、日本では一般の病院以外に精神科病院という病院が受け皿になっていますが、海外では、
病院以外に福祉施設が受け入れ先になっていますので、単純に精神科のベット数で考えられない面もあります。

さらに、日本の精神科治療のレベルについてですが、これまでに認可した薬で対応できているので、水準として
遅れてはいませんが、長らく薬の安全性(自殺防止)を優先させたために、他国に無いベンゾジアゼピン系の薬
の依存性について問題が生じていて、その対策に国が次々と対策をとっている段階であると言えますね。
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この回答へのお礼

興味深いです。


大雑把な質問に回答していただいて、ありがとうございます。

お礼日時:2018/11/10 18:17

№1の追記ですが、



困った回答者がまたもや登場してますね。

私は次のように書きましたし、困った回答者も知っている内容です。

>>入院に関しては、日本では一般の病院以外に精神科病院という病院が受け皿になっていますが、海外では、
病院以外に福祉施設が受け入れ先になっていますので、単純に精神科のベット数で考えられない面もあります。

大事なことは、単純に精神科の入院数では考えられないことなのです!

また、日本では、精神疾患の患者さん、痴呆症の患者さんを受け入れるのは総合病院の精神科と精神科病院です。
これらの方々が、もし、がん、心臓疾患、脳疾患になったとしても、ご家族は精神疾患は治らない病気として
延命治療だけ医師に依頼するため、平均寿命が極端に短くなることはしかたがないことです。亡くなって退院
することが増えるのは極々当たり前なのです。

これは海外の福祉施設でも同じことです。延命治療だけを選択しています。

これらのことを困った回答者が知っているのにも関わらず、またまた特記事項としています。

あえて問題とするのなら、日本も利用料金の高い福祉施設を海外並みに増築せよということになりますが、それ
だけの予算を組むことができないのが、現在の日本の財政事情です。

****注意喚起*****

薬の効果・効能には全く触れずに、副作用だけを強調して不安を煽る方が居るようなので
宗教に巻き込まれないよう・洗脳されないようにお気を付けくださいね。
このスレにもいます!
また、宗教活動の動画を宗教活動である事を伏せて、動画(市民人権擁護の会)を
添付していますのでそのような回答には十分にご注意くださいね。
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この回答へのお礼

再度ご回答ありがとうございます。

注意深く再読させていただきます。

お礼日時:2018/11/11 18:01

精神科への入院は、治療という目的と同時に異質者を隔離するという目的が同時並行的に存在していると思われます。


その意味では、海外も日本も大差ないようには思うのですが、日本の場合、後者の目的で入院する(または入院させる)パターンが非常に多いようです。
先進国の平均在院日数が28日であるのに対して、日本は270日と突出している。
5年以上の入院者は10万人とも言われ、国連WHOからは人権侵害であるとして何度も勧告を受けてきた。

先般の東日本大震災における福島原発事故によって、ある精神病院が継続不可能となり、多くの患者が転院せざるを得なくなりました。
ところが転院先の病院で治療の必要が無い、として退院させられた患者が多数います。
下記動画では、統合失調症で39年!もの間入院していた方を始めとするドキュメンタリーが映像化されている。
また、治療の必要ない患者が多数収容されている実態を現場の医師も明言しています。

2014年のデータでは精神疾患の患者は400万人。
人口の3%以上で、
入院 32万人
病床数 34万床(2012年)
10万人当たり病床数は280で、日本がダントツの一位です。
2位 180/ベルギー
3位 25/アメリカ
を大きく引き離している。
入院患者32万人中、(治癒ではなく)寛解し生きて退院できるのは月間200人(0.06%)だけ。
一方、亡くなって退院される方が1882人(0.58%)とされています。

精神医療というのは、冒頭でも触れましたが治療と隔離という2大目的があると思うのですが、実は精神疾患の原因というものはわかっていません。(どんな医師であっても否定できない事実です)
ですので、基本的に治療するとか治すということはできないわけです。
敢えて言うなら精神薬による人体実験を行なっているというのが現状であり、精神病院の入院施設は異質者の隔離部屋の要素が大きいと言わざるを得ないのかもしれません。
むろん、自他に危害を加えるなど隔離が必要な場合もあるでしょうが、それはほんの一握りの方ではないかと思います。
ほとんどは、異質な言動をする方への怖れから生じる忌避感、そして世間体を気にすることによって、精神疾患という病名が付与されているのが実態ではないかと思う次第です。
つまり、この点に関するキャパシティが日本は海外より小さいのではないかと考えています。
たとえば、イタリアでは、ちょっと変わった人、面白い人、変な人、で済む所を日本の場合は、治療の対象としてしまう。
しかし、その治療自体が先述いたしましたように不可能であるにもかかわらずです。
是非は別としても、人間の可能性という意味では矮小化してしまっていることは確かだと言えるでしょう。
個人の可能性を封殺するというのは、端的に言えば、すなわち個人の自由を奪うということ。

『精神科治療が遅れている』と言われるのは、おそらく、そうした要素が絡んでいるような気がします。
技術的な問題とはおそらく違って、精神医療業界の従事者のみならず、国の社会性、教育や、市や街づくりなどに対する国民性や価値観の違いがあるように思うわけです。

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この回答へのお礼

興味深く読ませていただきました。

こんがらがっていた部分がピンと伸びた気分です。すっきりしました。
非常にわかりやすく、回答いただいてありがとうございます。

お礼日時:2018/11/10 23:46

壮大なテーマですね。


1)精神科医療のどこが遅れているのかと言えば社会的な部分。治療方法についてではない。
2)治療方法の遅れは新薬の認可が遅い点など。しかしこの時間差は数年程度。

日本はつい最近まで精神障害者・知的障害者に強制避妊手術を施し、山の中の施設に収容するのを政策としていた国です。
その名残で今でも死ぬまで病院に置いておくという悪習が抜けていません。
しかしこれは精神科医のせいではありません。
精神障害者の受け皿が社会にないのです。
療養型・介護型長期入院施設は、家族から見捨てられ且つ自立できない患者の最後の砦です。

そういった病院で行われているのは治療ではなく大量の抗精神病薬の投与で口もきけなくする、俗称薬ロボトミーというもの。
もちろん、普通の急性期病棟や通院患者は普通の医療を受けています。
それらについては欧米と遜色ないはずです。
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この回答へのお礼

興味深く読ませていただきました。

取り留めのないテーマに答えていただいて、ありがとうございます。

お礼日時:2018/11/10 19:46

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