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ベクトルA、B、C、DがR上一次独立のとき、α=3B+C+D、β=3A+2B+2D、γ=9A-2C+4D、δ=-3A+B+C-Dとおく。αとβはR上一次独立か?またα、β、γはR上一次独立か?

図書館のある本の問題をやっているのですが、答えがなくて、どのように解くのか見当が付きません。

A 回答 (2件)

一次独立とは1次式が0、すなわち



pA+qB+rC+sD=0ベクトル

のとき係数がすべて0(p=q=r=s=0)になる(そのときに限る)こと。

そこで
mα+nβ
=3nA+(3m+2n)B+mC+(m+2n)D=0

と置くと

3n=0,3m+2n=0,m=0,m+2n=0
よってm=n=0

だからαとβは一次独立

α,β,γについても
mα+nβ+Lγ=0
と置いたときm=0,n=0,L=0が言えれば一次独立、言えなければ一次従属
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一次独立というのは、


一次結合の形でお互いを表すことができるか、ということです。
一次結合ってのは、ax+byみたいなかたちのことで、
定数倍して足し算したものですね。


αとβが一次独立でないとき、
というのは、スカラー倍で表される時のことで、
つまりα=kβ (kは実数)
となる場合です。
A,B,C,Dが一次独立なのですから、
α=kβとは表せませんね。
というわけで、αとβが一次独立です。

α、β、γについては、
γ=pα+qβ
の形で表すことができるか、
ということを考えればいいわけです。
計算してみれば分かりますが、
p=-2, q=3のときに、
γ=pα+qβとなりますので、
α、β、γは一次独立ではない、ということになります。
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