とっておきの手土産を教えて

三相200v交流において相間電圧が200v、位相が120度で総和がゼロになるのはわかるのですが、対地とをテスターで計るとどうなるのか?先日計ったら180v位でした。なぜそうなるのかがわかりません。教えていただけますか?

A 回答 (11件中1~10件)

6kV/200Vの変圧器の低圧側の接地方法は3種類に大別されます。


接地の目的は高低圧の混触が起こった場合低圧側の対地電圧抑制のためです。(B種接地と呼びます)
○中性点接地
変圧器の2次側コイルをスター結線とし、中性点を接地します。
あまり用いられないと思いますが対地電圧を下げる等の目的で使用されることがあります。
対地電圧は三相とも115Vとなります。(200/√3)
○一線接地
変圧器の2次側コイルをΔ結線とし、三相のうち一線を接地します。
一般的な三相変圧器の2次側がΔ結線となっておりビルや工場の三相200Vでよく使用されてい
ます。
対地電圧は一相のみが0V、残り2相は200Vとなります。
○V結線の電灯側中線接地(三相4線式灯動共用方式)
これは単相変圧器を2台をV結線にして1台の中間点を接地する方法です。
2台の変圧器をV結線で接続し単相100/200V、三相200Vを同時に供給する方法です。
1台の変圧器の中間点で接地を取ります。需要変動への取替え対応や電柱上の限られたスペースへ
の対応等が容易なことから電力会社の配電設備で最も多く採用されています。
対地電圧は一相のみ173V残り2相は100Vとなります。(√3/2×200V)

おそらくyasutamaさんが計ったのは上記の173Vかと思います。
電力会社からの配電電圧は三相200Vでは202V±20Vの範囲になっていますので、仮に
208Vとなっていれば3線のうち1本の対地電圧は約180Vとなります。
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 質問者は180Vしか書いてませんが、他の相の対地電圧が書いてないので、正確な解答が出来ません。


1.他の人が書いているようにΔ結線で中性点が接地されて いる場合は173V、100V,100Vになりますね。
2.Δ結線で1相接地の場合。
 200V、200V、0Vになります。
 しかし、接地点と観測点が離れているとこうはなりません。例えば接地相の対地電圧が23.3V程度あると、他の相は180V、180Vになる。
3.Y結線で中性点接地の場合は3線とも115V程度です。

 あと考えられるのは、アナログテスターを使いACレンジで測定した時、メモリは直流用目盛りと交流用目盛りがあります、よくあることですが、うっかりして、直流用目盛りを読んでいる、これだと実際より低く読んでしまいます。
 それと、強電回路をテスターで測るのはあまり感心しません、何故か誤差が多い。
 
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>>6です。


poohhoopさん、ありがとう。施行規則上は202Vなんですね。知らなかった。

>需要家構内の配線でこれほどの電圧降下もあまり考えられないと
180Vってのはまず無いですが、190V前後までだと意外にあります。計測テスターの誤差まで含めて
無いとは言い切れない程度のレベルです。まあ、変圧器2次側出口でそんな電圧になるのは、電力側
の問題(昇圧器とか配電線の容量とか)の可能性が高いですけどね。

>>8-9
いやー、私も久々に悩みましたよ「はぁ?どういうこと?」って(笑
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私も、昨日悩みました、200Vのスターやデルタで180Vはどうして出るのか、


夜、風呂に入りながらふと思ったのは、
 灯動共用変圧器のW相(UV相の中間から100V)と100VのN相接地で
測ったのだと(変圧器定格は通常210-105Vでしたね)、
朝、本欄を読むと#5の方が明快に答えていました。
 
(私の勤務する工場では、灯動共用変圧器を使っていないので
 思いつくまでに時間が掛かりました)

 本欄を読んで、再勉強させてもらっています。   
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#1です。


三相のベクトル図だけを頭に描いて、勝手にスター結線だと思いこんでしまいました。
(偶然、計算すると180Vに近かったこともありますが)

大変失礼しました。
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#5です。


#6の方のご質問に。

電力会社の202Vというのは
電気事業法(施行規則)で決められた供給電圧の規定です。使用する変圧器の2次定格は210Vです。
実際には高圧線の電圧降下、変圧器2次側以降の低圧線、引込線の電圧降下を見込んで需要地点での
電圧を182V~222Vの間に収まるよう管理しています。これは最低の基準で実際にはこんなに幅はあ
りません。

>よく見ると質問者の方も受電が高圧か低圧か書いていませんしね。
たしかにそのとおりです。一例として書いたつもりですが誤解を生みそうですね。

私も思い込みがありましたね。
180Vと聞いて173Vと思い込んでしまいました。

そこでちょいと言い訳を。
>180Vと言うと200V±10%の範囲に近いので、...
需要家構内の配線でこれほどの電圧降下もあまり考えられないと電力会社の配電系統かと..思い込み
ですね(~~;

そこではっきりさせるため質問者さまにお願いします。
・計った場所は高圧受電?、低圧受電?
・高圧であれば変圧器の結線は?
・三相の各線間電圧と各相の対地電圧を計って教えてください。

憶測での回答ですので「自信なし」としておきます。
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>>3の回答した者ですが、>>5の方に便乗質問です。


書いておられる異容量Vや異容量Δが抜けていた訳ですが、通常の需要家で用いられている変圧器は
2次電圧が210Vです。また、通常の3相機器も210V定格か220V定格になっていますが、電力の
低圧動力は202V設定になっているのですか? 考えてみると配電用Trをよく見たこと無いしもちろん
設定がどうなっているかなど知らないもので、ふと疑問に思いました。
よく見ると質問者の方も受電が高圧か低圧か書いていませんしね。

ところで、ご自分でも書かれているように180Vと言うと200V±10%の範囲に近いので、灯動共用
に違いないと決めつけてしまうと質問者が確認しなくなってしまい、間違いの元になるのではと思います。
(もちろん決めつけるような書き方をしておられませんが・・・です)
私自身>>1の方が「中性点と書いているからY結線のつもりで間違えてるんだろう」と思いこんでしまって
ますが、VかΔの接地点を中性点と呼んでいると解釈も出来るなと思いまして。
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3相200V交流の対地電圧はどうなっているのか?と言う疑問を持つ次点で誤解があります。


言い方を替えると良い疑問とも言えます。

どの相・中性点・相間を接地しているか、どのようなトランスの結線をしているかによって変ってきます。

テスターによっては平気で5Vくらい誤差があるし、供給されている電源も場所によって10V前後変ります。
理論値173Vが180Vと測定出来ても不思議ではありません。

まず、自分の測定した電源のトランス結線を確認・理解しましょう。
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この回答へのお礼

参考になりました。もう一度測定して確認してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/16 20:45

普通は180Vという数字は出ません。

通常は3線の内の1線接地なので、各端子と接地間の電圧は2つが
200V、1つは0Vになります。
下の方の回答はY結線で中性点接地の場合ですが、それも120V程度になるはずです。
 Va-o=Va-b/√3=200/√3=115~120V程度

では180V程度になるのはどの様なケースかと列挙してみれば、
1.電圧降下によって低くなっている
  (この場合は線間電圧も低下しているので機器類が正常に動作しない場合も)
2.測定したテスターの電池切れ等で正確な測定ができていない
3.測定対象が非接地系の回路で正確に測定できていない
4.接地不良(接地抵抗の劣化も)で正確に測定できていない
5.Trがスコット結線で、⊥の交点(接地)-上端間の電圧を測定した
などでは無いかと(まだあるかもしれませんが)

電圧方式やTrの結線などをもう少し書かないと判断しかねますし、別のテスターでも同じ結果なのかも
確認が必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。もう一度確認してみます。

お礼日時:2004/11/16 20:47

cos(30°)でした。

失礼しました。
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