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どうしてこの「せ 」がサ変動詞だって分かるんですか?

助動詞かなと思ってしまいました。


古文

「どうしてこの「せ 」がサ変動詞だって分か」の質問画像

A 回答 (4件)

「せ」の後ろは「む」ですよね。

また上には「いかで」があります。「いかで」は副詞ですが下記のように必ず、推量や意志・願望の語を後に伴います。
https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%84%E3%81% …

従って、文末の「む」は推量・意志の助動詞「む」と分かります。後は「む」の接続が未然形であるところから「せ」は未然形です。未然形が「せ」となるのは、サ変動詞か過去の助動詞「き」の未然形かどちらかが考えられますが、未然形の「せ」は、本当に特別な場合にしか使われず、「まし」という助動詞とセットにして使われるだけです。夢と知り「せ」ば覚めざら「まし」を(もし夢と知っていたら、目覚めなかったのに)、という形です。

というわけで、ご提示の文の場合は、サ変動詞「す」以外にありません。
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「おろかなりせむ」これだけを取り出して、文法云々をするからそうなるのでしょう。


文章全体から見れば、「いざ・・・・せん(せむ)」、と同じものとわかる(動詞)はずです。
文法が先ではなく言葉の感性が先です。
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その前の「おろかなり」とは、どういう形でつながっているのですか。

「おろかなり」であるため、「せむ」が動詞であると分からなくなったのでしょう。多分「(いかで)おろかにせむ」(どうしておろそかにできましょうか)となっていれば間違わないと思いますよ。
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過去助動詞「き」が、未然形「せ」の語形をとる場合というのは、


「接続助詞「ば」を伴う反実仮想構文」の場合だけなんです。
つまり、「せば」という繋がり方しかしない。
「せむ」という繋がり方をしている「せ」が、「過去助動詞「き」の未然形」であることは、
あり得ないのです。

そのような文法知識がなかったとしても、
「せむ」の「せ」を「過去」なんかで解釈してしまったら、
「む」という「推量」関係の助動詞と時制が合わない、ということには、
気付くのではないでしょうか?
「せ」は「過去」だわ、「む」は「未来」だわ、
一体、この文は「いつ」の話なのよ、ということになってしまうでしょう。
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