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医学部に行って研究職って現実的に可能ですか?
医業に一切興味がなくて生化学や免疫学(基礎医学?)の研究に興味があるのですが、研究者になりたいだけなら医学部に進学するメリットって一切無いでしょうか?
元々生命科学系の学科志望だったのですが、ネットで理学部生物学科の就職があまりに悲惨という情報を聞き、また、医学部の中でも基礎に行く人は殆どいないという事で理学部卒よりも経済的に安定した環境で研究職に就けるという理由からバイオ研究するなら医学部進学が良いと思うようになってしまいました。
ですが、やはり医学部は基本的に医師養成機関であるためそもそも医師になりたいという気持ちが無い自分が医学部を目指していいのか分かりません…
現実的に考えて医学部出て医業を一切行わない研究者になるってアリですか?
ご意見お願いします。
(そもそも医学部目指せるような学力に達してないので、取らぬ狸の皮算用の話ですみません。)

質問者からの補足コメント

  • 自分の父親は生物系の大学教員ですが、確かにバイオ系の研究職は過酷だと言ってます…それを聞いてからますます理学部より医学部が魅力的に思えてしまいました。

      補足日時:2019/03/22 16:50

A 回答 (9件)

まず質問に無理があります。


>医業に一切興味がなくて生化学や免疫学(基礎医学?)の研究に興味があるのです
医業に一切興味がなくて歯科学や免疫学の研究に興味があると言っていますが、
医学部でやる生化学や免疫学は医業に関連します。内容が基礎といっても人体に関連する生化学や免疫学をやることになります。
医業に興味がない時点で医学部を目指すべきではありません。
他学部で生化学や免疫学をやって医学部の大学院に行くこともできますが、これも医業に興味がないならばやめたほうが良いです。結局下働きの労働者になるだけです。

そもそも一学部を目指す学力がなければ関係ない話です。
生化学なら理、薬、農学部、免疫学なら薬学部など他学部で研究すればよいだけの話です。
確かに生物学系の研究者への道は狭いと思いますが、企業を除けば他分野でも研究者は狭き門です。
その道を極める覚悟がなければ研究者は目指さないほうが無難です。
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こんにちは。


>現実的に考えて医学部出て医業を一切行わない研究者になるってアリですか?
↑はありです。私はそこそこレベルの薬学部出身ですが、薬理学の教授は某医大出身の医師でしたよ^^。こういう方は結構多いですよ^^。

今や基礎医学系(バイオ系もそうですが)というのは学部の境界が無い学問になっており、理学部医学部はもとより、薬学部工学部等、理系のどの分野にも研究者がいますよね。なのでこの点では、理系のどこからでも本人の実力次第で研究者としての道は開けるものと思います。医学部→研究者のルートでの大きな利点の一つは、取りあえず国試に合格すれば医師免許が貰えるということでしょうね。あって困る資格ではない(むしろあると助かることの方が多い)ので、もし医学部に行けるのであれば、そうするに越したことはないと思いますよ。
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いや、医学部の研究もバイオ系の研究です。


医学科に行くと、つまり、
1.安定高給の医師(楽だとは言わないけれど)
2.不安定で過酷な研究職
の二択を迫られ、実際その場に立ってみると、2.を選ぶ人が極端に少ないというだけのことです。
学部受験の段階では、研究職志望の人も少なくないんですがね。
結果、たしか東大医学科ですら、大学院に進学する人が1割も居なかったと思います。
元々定員の少ない医学科でそれですから。
別に医学科が研究職を養成しようとしていないわけではありません。
医師不足に悩む田舎の国立医学科や私立の医学科ならともかく、旧帝大ですら大学院進学者が少ないのです。
医学科から研究者というのも、ありなのですが。
実際山中先生も、山の中で深夜までネズミの世話をして、ノイローゼになったのでしょう。
やっぱり医者を、等、紆余曲折を経て今に至っているわけで。
山中先生の所のスタッフで、たしか、医学科出身:他学科出身がほぼ1:1だったと思います。
偏差値の高い医学科の研究者なら良いことがあるんだ、なんてことはありません。

好きなことを進路にする、特に理系はそうでしょうが、しかし、好きなことなら進路にしなければならないということもありません。
バイオ系に見切りを付けるならそれも手だと思います。
機械だとか電子だとか化学だとか建築だとか、経済学法学だとか、そういう進路もありです。
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医学部に行って研究職というのは、現実的に可能です。


医学部を卒業して、研究機関で基礎研究をする人もいると思います。

また、工学部や薬学部を卒業して、医学部の修士課程・博士課程へ進学する人もいます。
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まず、医学部は医師を目指す人のための学部です。

ですから、医師にならない人は行ってはいけません。
基礎医学・基礎研究というのは医学にとって非常に重要であり、研究医はとても重要な役割を果たしています。ところが、現在の医学部では臨床医を育てることにフォーカスが当てられ、基礎研究医を育てる土壌ではないです。さらに、基礎研究医よりも臨床医の方が稼げるので臨床に進む医学生・研修医が圧倒的に多いです。その中で、実際に臨床をやっててキツイ(臨床が合わない)、出世を目指す上で(教授になりたいなど)基礎医学のポストが狙いやすい、などの理由で基礎医学に転向する人は多いです。ですから、医学部に入ったらまずは臨床を目指す、ダメだったら基礎研究という流れになります。もちろん、最初から基礎医学を目指して医師を目指しても構いません。
そこでですが、医師になるためにはまず最難関と言われる大学入試を突破しなければなりません。学科試験の他にほぼ全ての医学部入試に面接があり、私立医学部入試には小論文が課せられます。ハイレベルな勉強と面接・小論文対策を行い、かつ成績優秀な人が医学部に入学します。割合は公立小学校で考えると100人に1人です。ひと学年200人いるとすれば2年に1人しか医学部には入れないということです。
さらに、医学部に入学したら莫大な学習範囲とその試験に追われる生活が始まります。進級も厳しく、大学によっては毎年多くの留年者が出ます。そして、高学年になると臨床実習が始まります。実際の患者さんに問診・診察をし、手術にも参加します。研究医を目指していても臨床実習をクリアしないと医学部を卒業できません。ちなみに医学部では、学生が研究に携わることはほとんどありません。苦労して進級して、卒業を勝ち取ったあと、最後に最大の難関である医師国家試験に合格しないといけません。医師国家試験の合格率は約90%、一生懸命やってきて卒業できた人でも1割は落ちるとてもとても難しくプレッシャーがかかる試験です。
このように苦労を重ね、ようやく医師免許を取得することができます。全く医業を行わない場合はそこで初めて研究職に就くことになります。しかし、研究の合間にバイトで診療をする場合は、臨床研修を2年間修了しなければなりません。
ここまで長々と説明しましたが、医業をやらないと医学部に入っても割に合わないんですね。学費や教科書代、実習代などカネもかかりますし。そして前述したように学生の間に研究することもできない。理学部や農学部なら学生のうちから研究に打ち込めるかもしれないし、医学系の大学院に進むこともできます。まぁ、割に合わないということです。
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医師免許をとっても大学で研究する道もありますし、民間の研究所に勤める道もあります。


もちろん大学の成績が進路の自由度に大きく関係します。

もっとも下っ端は「助手」程度の扱いで、ラットを来る日も来る日も数百匹解剖して特定の臓器を取り出す、という程度のものです。
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知り合いが医大に行き、優秀なので、基礎研究でそのまま大学に残りました。

レアではあっても、ないことはない話かと。
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現実的に、医学部を出て医業を一切行わない人はよくいます。


基礎研究に行く人とか、厚労省に務める人とかは、少なくありません。
小説家とか、IT起業とか、弁護士とかは、さすがに稀でしょうが。
基礎医学の研究に興味があり、医療にあまり興味がない
のであれば、理学部を卒業して、理学部の院から医学部の教室へ
国内留学するという手もあります。基礎医学の研究をする上で
医師免許を持っていることのメリットは、人体に触れるということです。
理学博士では、臨床研究を単独で行うことはできません。
それも、医師との共同研究にしてしまえば済む話ではありますが。
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山中伸弥先生は、不器用だから研究職になったと言うのは有名な話です。

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