梅の実はなぜ甘くならないのか

果実というのは基本、動物に食べさせて種子を運ばせるためのものですよね？
だというのに、梅の実は完熟でも悶絶するほど酸っぱく、甘味がほとんど無いのでしょうか？
近縁種であるアンズやスモモは酸味はあれども甘酸っぱい程度に止まっています。
しかし梅の実は酸っぱいばかり。
若い実が酸っぱいのは理解できますが、完熟しても酸っぱいのはなぜなのか。食べさせようという気がないとしか思えません。

No.4 ベストアンサー 回答者： 28soba 回答日時： 2019/06/01 07:40

完熟落下した実は、結構甘い。

No.3 回答者： dogday 回答日時： 2019/06/01 07:17

人間も動物で、数千年かけて梅酒や梅干しの製造法を編み出し、数ヶ月から数年もかけて手間暇かけさせてまで食べさせる魅力を持っているのですが。

種すら杏仁豆腐としてヒトという動物は食べたくなるわけで。
そして人類にとって梅の実は酢の製法が確立するまで唯一の酸味料だったのです。
いろんな酢の普及で、塩梅（あんばいではなくえんばい。梅酢の調味料）とか煎酒（梅干しを酒と鰹節で煮詰める）とか言葉は残っているのに調味料として調理文化自体が失われている。
そして種の系統図でいえば、バラ科サクラ属の桃や杏の下位に存在し、アンズやスモモが交雑してウメという品種ができあがっています。梅の実は進化して酸っぱくなって大型果実化しているのです。

梅という果実は、動物に食べさせて種子を運ばせることより、動物の中で人間に特化させて食べさせることで、種を運ばずとも生息域を拡大した樹種であるといえます。

No.2 回答者： multiverse 回答日時： 2019/05/31 20:26

完熟すると酸味が減って甘味が出ますよ。

お宅の梅の木は特別ではないですかね？

No.1 回答者： daaa- 回答日時： 2019/05/31 20:17

甘い香りはしますよね。

鳥類の味覚がどうなっているか良く知りませんが、特定の鳥に運んでもらいたいのではないでしょうか。