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大学について。

いま、公立高校一年です。
偏差値62の学校です。

私は、大学について無知です。
今更感があり、誰にも話を聞けません…

センターがなくなる新制度については理解していますが、そもそもセンターがわかりません。

全国区一斉テストがセンターで、その結果で受けられる大学が絞られ、その中で二次を受け、合否が決まるのでしょうか?
また、併願が何校もできるようですが、大学側は、どうやって人数調整するのでしょうか?
高校入試と同じ感じで、期日内入学金納める形でしょうか?
それは、私学なら分かりますが、国公立も何校か受けられますよね?
こちらの高校では、公立は一校のみ。受けたら入るのが鉄則。
大学入試において、もし蹴る人がいた場合、繰り上がり合格者をだすのでしょうか?

A 回答 (3件)

まず、現行の「大学入試センター試験」(通称「センター試験」)は、「独立行政法人 大学入試センター」が実施している、全国共通の大学入試です。

元々は、国公立大学共通の一次試験のための制度で、国公立大学の一般入試を受験する人は、必ず受験しなければなりません。また、私立大学も、大学独自の試験ではなく、センター試験の成績を合否判定に使うことが出来るので、私立大学志望の人も必要に応じてセンター試験を受けます。

この「大学入試センター試験」が、いまの高校2年生の学年から制度が変わります。ですが、同じ大学入試センターが実施する共通テストであることは変わりません。名称が「大学入試共通テスト」と変わって、内容も変わります。
詳細はこれから順次、大学ごとに発表されます。高校の進路指導の先生からも説明があると思いますが、なにしろまだはっきり決まっていない部分もありますので、待つしかありません。

さて、大学入試と高校入試は、制度が大きく違います。高校は都道府県単位で制度が決まっていて(それぞれ違っていて)、公立高校と私立高校の受験に関しては、併願にかなり厳しい制限がありますが、試験日や合格発表、手続き期間などは調整されています。一方、大学は全国区であり、都道府県単位の制度はありません。国公立大学の中では併願に制約がありますが、高校受験の制約とは制度も仕組みも違います。

まず、大学入試には、指定校推薦、公募推薦、AO入試、一般入試があります。
指定校推薦は主に私立大学での制度で、高校での校内選抜があり、合格したら辞退できません。
公募推薦は、指定校推薦ほどの制約はありませんが、やはり合格したら基本的に辞退はできないものです。
AOは、特色入試とも呼ばれるもので、学力以外の多彩な能力を評価して合否を決める制度です。自己推薦と呼ぶ場合もあります。
一般入試は、学力試験です。
私立大学の場合、受験日さえ重ならなければ、何校でも併願可能です(受験料はかかりますので、ご家庭の経済状態次第です)。大学によっては、同じ大学で複数学部を併願することも可能です。同じ私立大学で、何種類もの違うタイプの入試を、何度も実施したりします。センター試験の成績を利用して合否判定するものを実施することもあります(国公立との併願が多くなるので、合格に必要な点数は高めになります)。
国公立大学の場合、まずセンター試験に出願して、受験します。センター試験の後、志望校に出願します。出願を受け付けた国公立大学は、大学入試センターから志願者の成績を取り寄せます。そして、2月以降に実施される大学独自の個別学力検査(二次試験)との点数との合計で、合否判定を行います。一部の大学では、「2段階選抜」と言って、志願者が一定以上の倍率に達した場合、センター試験の点数が低い人は二次試験を受けられなくする、という制度が実施されることもあります。

国立大学の一般入試は、「前期日程」(2月)と「後期日程」(3月)で最大2回のチャンスですが、大学や学部によっては後期日程を行わないところもあります。国立同士の併願パターンは、「A大学○学部前期日程、A大学○学部後期日程」、「A大学○学部前期日程、A大学×学部後期日程」、「A大学○学部前期日程、B大学△学部後期日程」など、前期と後期の組み合わせであれば可能です。
公立大学は、国立大学と同じ前期・後期の他に「中期日程」を実施しているところがありますが、ごく少数派です(今後、さらに減るかもしれません)。国公立大学の場合、最大で「前期+公立中期+後期」の3回のチャンスがある、ということになります。
国立大学の手続きの流れは、前期日程の合否発表→入学手続き→後期日程、です。前期日程で合格して手続きをした場合、後期日程は受験しても不合格となります。前期日程の合格を辞退した場合(手続きをしなかった場合)は、後期日程を受験して合否判定を受けられますが、後期で落ちた場合、前期の合格を復活させることは出来ません。つまり、絶対に浪人したくない人は、後期日程を第一志望にすることはありません。

私立大学の入試は、国公立大学のスケジュールとはあまり関係なく、各大学で独自に実施されます。まあ、たいていは国公立大学の前期日程実施までに納付期限(国公立の合否が判明するまで、滑り止めの合格権利を確保するため)が設定されていることが多いかと思います。
滑り止めと本命の合否発表・入学金納付期限のスケジュールを綿密に計算して、ギリギリまで入学金を納めなくて済むように計算することもできます。全部不合格だった学生を当て込んでの、3月の遅い時期から出願できる入試を用意している私立大学もあります。

どの大学でも、過去の統計から、合格者のうちどれくらいが合格辞退するか(併願先に流出するか)を算出して、定員オーバーにならないよう、かつ、定員割れにならないように、合格者を出します。
国公立大学はまだ第一志望の学生が多いので、強気で行けますが、併願者が多い私立大学では、辞退できない推薦入試やAO入試で早めに学生を確保し、一般入試は何種類も実施して、それで入学する学生の人数を調節しています。
大学の入試制度は多種多様で複雑なので、まずは志望校を決めることから考えてください。志望校を決めてから、その大学に行くにはどのような入試制度があるかを調べるのが良いでしょう。
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この回答へのお礼

とっても分かりやすい!
本当にありがとうございます!

お礼日時:2019/06/09 17:45

No.1です。

書き忘れましたが、国公立大学でも、一般入試は合格しても辞退できます(手続きをしなければ良いだけ)。専願の制約はないので。
実は、推薦やAOでも、辞退はまったく不可能というわけではありません。もちろん、第一志望という条件の入試なのでその約束を反故にしたことになりますし、高校の後輩の合否に影響が出る可能性があるので高校の先生から「辞退するな」と強く言われるでしょうが。
現役で滑り止めの合格は確保したものの、やはり第一志望に行きたいと、合格をすべて(私立も国公立も)蹴って浪人する人もいますよ。あとは保護者がそれを許すかどうかの問題だけです。高校受験のように「公立は受けて合格したら辞退不可能」なんていう学校からの制約はありません。まあ、高校受験では、滑り止め合格まで蹴って高校浪人する人はいないでしょうけどね。
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>今更感があり、誰にも話を聞けません…



質問があまりに初歩的です。まだ高一なら今更感などありません。進路指導の先生に食い下がってわかるまで聞いてください。

>全国区一斉テストがセンターで、その結果で受けられる大学が絞られ、その中で二次を受け、合否が決まるのでしょうか?

受けられる大学が絞られることはありません。どれだけ無謀だろうが出願は自由です。ただし受験生が殺到することを大学側が避けたい場合は俗に言う足切り、門前払いがあります。足切りを実施する代表が東大です。

>また、併願が何校もできるようですが、大学側は、どうやって人数調整するのでしょうか?

受験生の調整は「足切り」で行います。合格者は辞退を見込んで多く採ります。実際の入学生を定員近くにおさめるのは大学側の力量です。

>高校入試と同じ感じで、期日内入学金納める形でしょうか?

そうです。他に受かっても入学金はまず返金されませんが、授業料を前納した場合は返金されます。

>それは、私学なら分かりますが、国公立も何校か受けられますよね?

国公立の受験機会は限定されます。私学一般入試はスケジュールと資金(受験料負担)さえクリアすれば原則無制限です。

>こちらの高校では、公立は一校のみ。受けたら入るのが鉄則。

高校受験とは制度的に無関係です。切り離して考えてください。

>大学入試において、もし蹴る人がいた場合、繰り上がり合格者をだすのでしょうか?

出すところもあれば出さないところもあります。辞退者数の読みによります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
そうですね!
先生にも聞く勇気を持ってみます!

お礼日時:2019/06/09 17:46

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