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心不全では心拍出量の減少を補うために循環血液量が増加し、肺静脈や中心静脈に血液が貯留する(うっ血)。
その結果、肺静脈圧や中心静脈圧が上昇し、呼吸困難、起坐呼吸、全身の浮腫(むくみ)などを生じる。つまり、うっ血という代償を払って心拍出量を維持しようとする。これをうっ血性心不全という。

うっ血という代償を払って心拍出量を維持しようとする。

どういう解釈でしょうか?

「心拍出量を維持するための代償について」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 尿量を減少させ、循環血液量を増やすことによって、

    左心系は肺静脈圧(前負荷)が上昇→肺に水が溜まる(肺うっ血)
    右心系は中心静脈圧(前負荷)が上昇→浮腫む(末梢の浮腫)
    という理解でよろしいのでしょうか?

    理解力に乏しいのでお伺いしますが・・

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/06/25 21:58
  • 肺静脈圧や中心静脈圧(前負荷)
    この表記は、肺静脈圧も中心静脈圧も、前負荷という意味だよ!という理解で良いでしょうか?

      補足日時:2019/06/25 22:02
  • 心臓全体で見た場合、
    前負荷(preload)は中心静脈圧、後負荷(after load)は末梢血管抵抗という見方があるような印象を受けます。

    また、下図のように左心系、右心系とそれぞれ分けて見る場合もあるようです。
    左心の場合、前負荷が肺静脈圧、後負荷が末梢血管抵抗
    右心の場合、前負荷が中心静脈血液量、後負荷が肺動脈抵抗

    肺うっ血上昇、中心静脈圧上昇の代償を払って心拍出量を上げてる場合、心臓全体として捉えるとわかりやすいのでしょうか?
    前負荷と後負荷が左心系、右心系、それぞれに掛かっていて、左心系と右心系の関係性を理解すれば更にわかりやすくなるでしょうか?

    「心拍出量を維持するための代償について」の補足画像3
    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/06/26 22:30
  • ちょっと勝手に混乱しているかもしれません。

    質問者様の説明は、心臓全体で見た場合の考え方ですね。
    前負荷(preload)は中心静脈圧、つまり心臓へ帰ってくる血液量による負荷ですね?
    後負荷(after load)は末梢血管抵抗、これは細動脈であり、血管の硬さ、柔軟性低下による抵抗ですね?

      補足日時:2019/06/26 23:52
  • 追伸、ぐだぐだで申し訳ありません。明日、日本に帰ります。
    やっぱり我が家が一番ですよね。

    気を付けて帰って来て下さい。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/06/27 10:43
  • 慢性心不全stageBは※心機能異常が存在する病態で、症状・徴候のない慢性心不全だそうです。
              心機能異常→ ①収縮能 ②拡張能 ③弁機能
       このstageは、神経体液性因子による代償機構が心臓の働きを補っている場合が多いようです。
              治療薬として、必要ならRAAS阻害薬

    stageC 器質的異常により心不全による症状あり
        心機能異常が生じるとその障害の大きさに応じて心拍出量が低下するようです。
           ↓
          神経体液性因子が亢進して代償しようとする。
          神経因子(交感神経)/体液性因子(RAAS)

          治療薬→RAAS阻害薬、●利尿剤 
              塩分制限

      補足日時:2019/06/28 14:40
  • 心不全では心拍出量の減少を補うために循環血液量が増加し、肺静脈や中心静脈に血液が      貯留する(うっ血)。
    その結果、肺静脈圧や中心静脈圧が上昇し、呼吸困難、起坐呼吸、全身の浮腫(むくみ)な      どを生じる。つまり、うっ血という代償を払って心拍出量を維持しようとする。これを       うっ血性心不全という。
          
    肺静脈や中心静脈に血液が貯留する(うっ血)から,この様な状況が起きているのは、stageCではないでしょうか?

    肺静脈や中心静脈に血液が貯留するとは、肺静脈=左心房、中心静脈=右心房に血液が貯      留するという事ではないでしょうか?

      補足日時:2019/06/28 14:42
  • 神経体液性因子への対応として利尿剤を用いてNa•水分を排泄し、過度の前負荷(循環血      液量)にならないようにバランスを維持する。また、塩分の摂取は、やはり循環血液量の      増大につながるので制限をする。そういう時期なのではないかと推察したのですがどう思      われるでしょうか?

      補足日時:2019/06/28 14:42
  • stageCではうっ血性心不全と言いますが、体液過剰状態へ移行すると慢性心不全急性増悪という呼び名に移るのでしょうか?
    それとも体液の中心移動を確認して慢性心不全急性増悪という呼び名になるのでしょうか?

      補足日時:2019/07/04 01:04

A 回答 (5件)

医師免許はありますが、専門外なので、厚労省の心不全ガイドラインで確認しました。


心不全のステージはC以上が有症状で、Bは無症状で器質性変化ありとなっています。また、Dは治療抵抗性なので、いわゆる心不全はほぼステージCということですね。
思うに、生物が進化する過程において、最大限の活動性を維持できなければ、どの道生きながらえない。肺に水が貯まっても、足がむくんでも、外敵から身を守るため、獲物をしとめるために全力疾走しなければならない。
現代人の高齢者はそこまでのパフォーマンスを必要としないので、肺に水が貯まったり、足がむくんだりして苦しいなら利尿剤などを使った方が良いということなのでしょう。
繰り返しですが、代償性というのは、補われたという意味で、もともと何かを犠牲にしてという意味はありません。
むしろ心不全の治療自体が心臓のパフォーマンスを犠牲にして、肺水腫や浮腫を改善しているのかなと思います。
前回の回答で、肺動脈と肺静脈の圧較差は無視できるほど小さいとお話ししましたが、それはスワンガンツでウエッジした場合の話で、実際には数10mmHgはあります。間違えてすみません。
あと、ドバイで回答したのは、空港行きのバスが遅れ、帰りの便に乗り遅れて、帰りのチケットを買い直したら、ドバイの空港で一夜を明かすことになって、全然かっこよくないんです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

いえいえ、かっこいいですよ~。素敵です。



心不全では心拍出量の減少を補うために循環血液量が増加し、【肺静脈や中心静脈に血液が貯留する(うっ血)。】 
その結果、【肺静脈圧や中心静脈圧が上昇】し、呼吸困難、起坐呼吸、全身の浮腫(むくみ)などを生じる。つまり、うっ血という代償を払って心拍出量を維持しようとする。これをうっ血性心不全という。

この文章は、まだ私の中で消化しきれてなくて、モワッとしているんですが・・わたしなりに文章を私レベルに読み替えてみたんですが・・ご覧ください。お願いします。


循環血液量が増加することで
①肺静脈に血液が貯留する(肺から心臓に向かう血管に血液が貯留する)→(うっ血)

②呼吸困難、起坐呼吸の心不全症状を確認する→肺静脈圧が上昇している(高まっている)左心不全の徴候と判断する

①中心静脈に血液が貯留する。(上・下大静脈に血液が貯留する。)→(うっ血)

②全身の浮腫み(浮腫)の心不全症状を確認する→上・下大静脈の圧力が上昇している(高まっている)右心不全の徴候と判断する。


①の左・右の血液貯留(うっ血)の時点で両心不全状態ではないでしょうか?
言い方によっては両心不全という状態ではないでしょうか?

②の左・右の心不全症状が出てきた時点で、左・右の圧力が上昇(高まっている)しているんだな・・と判断するのではないでしょうか?これによって左・右心不全の徴候が起きてる。

このような理解でいかがでしょうか?

お礼日時:2019/07/02 13:46

今、ドバイの無料Wi-Fi使っています。


ハイネケンのバーがあって、そこから回答しています。
まず、肺動脈の血管抵抗は無視できるぐらい小さく、肺動脈と肺静脈の圧較差はほとんど無いとされているので、スワンガンツカテーテルにおいて、肺動脈楔入圧と左房圧はほぼ等しいとみなされています。これは後負荷において、事実上、肺血管抵抗が無視できるということだけでなく、そもそも、右心系および肺循環そのものを考える必要が無いということになります。
言い換えれば、肺血管抵抗が無視できるのならば、左心系がしっかりしている限り左房圧は一桁程度なので、右心不全があってもあまり問題にならないわけです。
つまるところ、基本的には、前負荷も後負荷も、左心室を中心に考えれば良いので、後負荷は末梢血管抵抗、前負荷は、左心不全による左房圧の上昇とそれによる右房圧の上昇と考えていただければよろしいかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なんかかっこいいです。。

そういうしくみになっているのですね。
左に着眼するとわかりやすいです。
心臓の左の部分が究極なんですね。。

うっかりしてましたが、左も右もうっ血を起こすまでになっていて
両心不全の状態にあるんですね。


利尿剤を用いたり、水分をコントロールしたりするのは、循環血液量を増やすためにNa と水の再吸収が行われているので、尿量を増やして排泄し末梢から心臓に帰ってくる中心静脈血液量のバランスを図るためでしょうか?

なぜなら右心系のうっ血が過剰になり体液も過剰になります。浮腫も波及します。
ひいてはご説明にあったように左心系へも及んでしまいます。
左心系を守るためなんでしょうか?

お礼日時:2019/06/27 09:30

追伸、ぐだぐだで申し訳ありません。

明日、日本に帰ります。
やっぱり我が家が一番ですよね。
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この回答へのお礼

心臓の収縮力が低下したので、前負荷を増加することで、補っているというような意味で、もともとはそんなに悪い意味ではありません。
脳死や心停止になるくらいなら、むくんだり、肺に水が貯まる方が遥かにマシなのです。

6/30 急性増悪を起こすからバランスをコントロールしないとダメではありませんか?

お礼日時:2019/06/30 14:15

すいません。

今、休暇でローマに来ています。普通に回答できて驚きです。
おっしゃる通りです。ちなみに、前負荷(preload)に対して、後負荷(after load)は末梢血管抵抗になります。
前負荷が心臓の仕事を助けるのに対して、後負荷はむしろそれを邪魔するのですが、どちらも、ある程度の犠牲を払って(代償性心不全では、末梢循環が低下するとともに、腎血流量も低下して、尿量減少とともに腎不全が進行します。)、血圧を維持する事で重要臓器に血流を集めるという意味では共通しているかと思います。
余談ですが、イタリア人女子はみんなお綺麗なので、あわよくばと思いましたか、全くおいしいことがありませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。申し訳ありません。

>>すいません。今、休暇でローマに来ています。
こちらこそ、ごめんなさい。お休みのところ申し訳ありません。
急ぎませんので・・よろしくお願いします。ほんとうに申し訳ありません。

お礼日時:2019/06/26 22:21

心筋梗塞などでは、心臓の収縮力が急に低下するために、血圧が低下し、脳や心臓自身などの重要臓器に血液が流れなくなり、低酸素脳症や心停止に陥り、死に至ります。


それに対して、心筋梗塞が軽度だったり、心筋症や弁膜症などによる心不全では、比較的、症状の進行がゆっくりなので、尿量を減少させ、循環血液量を増やすことによって、肺静脈圧や中心静脈圧(前負荷)が上昇します。その結果、心室が収縮する前の心室圧が上昇するので、収縮語の心室圧も上昇し、血圧がかさ上げされ、最悪の状態が避けられるということです。
ちなみに代償性というのは、compensatedの訳で、代わりに償うという意味で、心臓の収縮力が低下したので、前負荷を増加することで、補っているというような意味で、もともとはそんなに悪い意味ではありません。
脳死や心停止になるくらいなら、むくんだり、肺に水が貯まる方が遥かにマシなのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

理解力に乏しいので・・ご迷惑をおかけします。

お礼日時:2019/06/25 21:59

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