自分のセンスや笑いの好みに影響を受けた作品を教えて

くわしい国文法という参考書を読んでいて、わからない点が出てきました。

「⑩二つ または 三つ以上の 文節が 連なる」(p.28 類題8)

これは、「二つ」と「三つ以上の」の文節がどのような関係にあるかを答える問題です。
別冊(正解答集)の解説には、「⑩は並立の関係にある文節の間に接続詞が入っている」(p.3)と書いてありました。

この解説の正否を、関連する説明をもとに考えてみます。

「二つ」と「三つ以上の」は並立の関係にある。
「並立の関係にある文節どうしは必ず連文節になる」(p.25)
連文節になる文節どうしは連続する(p.19を参考)

これらが正しいと仮定すると、「二つ」と「三つ以上の」は連続していなければなりません。
しかし、この結論は、「並立の関係にある文節の間に接続詞が入っている」という記述と矛盾します。

説明していただきたいのは、私の指摘した箇所が本当に間違っているのかということです。
初歩的な間違いがあるとは考えづらく、私が間違っているのではないかとも思ってしまいます。
恐れ入りますが、教えていただけると嬉しいです。
どうかよろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • うれしい

    hakobuluさんがおっしゃる通り、矛盾はしていませんでした。
    私は「連文節になる」という法則を「連文節である」と履き違えていました。
    連文節になることができるのならば、連文節ではありません。
    連文節の性質を持っていなくてもおかしくはありません。
    これは、並立の関係にある文節どうしの性質と、連文節の性質とをまとめて一緒に扱えないということです。
    なので、「連文節になる文節どうしは連続する」と決めつけるのは不用意でした。
    正しくは「連文節になる文節どうしは、連続したまとまりになる」です。
    結論部分もそれに応じて訂正します。
    正しくは「『二つ』と『三つ以上の』は連続したまとまりにならなければならない」です。
    この結論は、「並立の関係にある文節の間に接続詞が入っている」という記述と矛盾しません。
    申し訳ありませんでした。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/08/07 12:46
  • どう思う?

    しかし、並立の関係の意味から見れば、その関係にある文節の間に接続詞が入るのは、辻褄が合わないと思います。
    hakobuluさんもご存知だと思いますが、並立の関係とは、2つ以上の文節が対等に並ぶ関係です。
    並ぶというのは、隣り合うという意味ではないでしょうか。
    だとしたら、その間に接続詞が入るのはやはりおかしいです。
    接続詞によって繋げられる文節どうしは、隣り合っていないからです。
    お手数をおかけしますが、その点についてもご説明いただけますか。
    どうかよろしくお願いします。

      補足日時:2019/08/07 12:48
  • うーん・・・

    座っている人間どうしの位置関係に例えるならば、ある二人の間に他の人が座っている状況を想定します。
    並立の関係にあるとされている文節どうしも、同様の形を成しているからです。
    他の人を挟んで座っている二人は、はたして隣り合っているのでしょうか?

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/08/07 18:04
  • うーん・・・

    二つの文節が並ぶ(隣り合う)関係は、文節ー文節という形式で表すことができます。
    逆にその形式で表すことができない文節どうしは、隣り合っていないということです。

    「二つ または 三つ以上の」という部分は、三つの文節から成り立っています。
    つまり、文節ー文節ー文節という構造を持っています。
    真ん中の人が隣り合う人と手を繋いでいる関係が、これと似ていますね。

    文節ー文節ー文節という構造において、最初の文節と最後の文節は、途中の文節によって区切られています。
    文節ー文節という形式で表すことができません。
    よって、「二つ」と「三つ以上の」は隣り合っていません。

    No.6の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/08/08 01:44
  • HAPPY

    ある言葉が文中でどのように使われているかを確かめるためには、その意味を詳しく調べることが重要ですね。
    「甘いものと辛いものを食べる」や「教えてあげたり、教えてもらったりする」などの文も、これでようやく理解できそうです。
    今回は長い間お付き合いいただきありがとうございました。
    ご丁寧に説明していただきとても勉強になりました。

    No.7の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/08/09 20:05

A 回答 (7件)

#6です。



>文節ー文節ー文節という構造において、最初の文節と最後の文節は、途中の文節によって区切られています。
文節ー文節という形式で表すことができません。
よって、「二つ」と「三つ以上の」は隣り合っていません。

なるほど。
一理はありそうですね。
ただ、いくつか検討すべき点がありそうです。

1.
まず、「並立」とは、「隣り合って並び立つこと」を意味するのだろうか?
という点について、少し検討してみたいと思います。

この場合、新明解にあるように、
「並立」=「二つ以上のものが同等に並ぶ(存在する)こと。」
という意味に捉えることが重要でしょう。
たとえば、

・赤い 花が 咲いた。

という文で並立(=同等に並ぶ(存在する)こと)は存在していません。

・電車 または バスを 利用する。

という文などにおいてはじめて並立(=同等に並ぶ(存在する)こと)が存在し得る。
つまり、並立は、必ずしも「(密接に)隣り合うこと」を意味するわけではない、という点に留意が必要です。

2.
次に、参考書の記述について検討してみます。
「⑩二つ または 三つ以上の 文節が 連なる」
「⑩は並立の関係にある文節の間に接続詞が入っている」
上記1の解釈を踏まえるなら、
・「二つ」「三つ以上の」は「並立の関係にある」。
と言ってよいでしょう。
「二つ」と「または」、「または」と「三つ以上の」が並立の関係にあるわけではない。
「⑩は並立の関係にある文節の間に接続詞(という文節)が入っている」
ということでしょう。
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#5です。



>座っている人間どうしの位置関係に例えるならば、ある二人の間に他の人が座っている状況を想定します。
並立の関係にあるとされている文節どうしも、同様の形を成しているからです。
他の人を挟んで座っている二人は、はたして隣り合っているのでしょうか?

文節と文節をつなぐのが接続詞。

・文節ー接続詞ー文節

という構図。
中で繋いでいるのは両端とは別の要素であり、

・人ー人ー人

という構図とは異なり、その意味で『同様の形を成している』わけではありません。
『同様の形を成している』のは、たとえば、

・人ー手錠ー人

といった構図です。
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#2です。



>接続詞によって繋げられる文節どうしは、隣り合っていない~。

そんなことはありませんよ。
繋がっていてもいなくても「隣り合う」という状況は成立します。
たとえば、
・2人づつ隣り合って座ってください。手は繋いでも繋がなくても、どちらでも構いません。
この回答への補足あり
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そんな本を買えとおっしゃる?ページ数((p.25)連文節になる文節どうしは連続する(p.19を参考)


まで書いて。「私の指摘した箇所」ってどこですか。怒るよ、本当に!
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例文をあげず、質問しても話が分かりにくい好例です。

二つまたは三つということは「二つ」でも「三つ」でもいいということです。

https://www.kokugobunpou.com/文の組み立て/連文節/

並立の関係や補助の関係にある文節どうしは、つねに連文節になる。
〔サンショウウオと カエルが  並立の関係   閉じ込められた。〕
〔夕日が 地平線に しずんで いく 補助の関係 。〕


「 サンショウウオと」「カエルが」という二つの文節が「と」(格助詞)でつながり、 
『「サンショウウオと」「カエルが」』(主語連文節)閉じ込められた。
これは接続詞ではないので、接続詞を使う形にすると
『「 サンショウウオ」「及び」「カエルが」』という三つの文節を繋ぐ連文節になります。
接続詞はそれだけで一文節になります。これでいいのかな。また、アスナロウさんに皮肉られそうです。
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矛盾はしていませんね。



【連文節】
複数の文節が連なって、より大きなまとまりとして文節に相当する働きをするもの。橋本進吉の文法用語。「庭の虫が鳴いた」という文で、修飾・被修飾の関係にある「庭の」と「虫が」が、連文節「庭の虫が」として「鳴いた」の主語となる類。(広辞苑)

この広辞苑の定義に沿って例文を解釈すると、以下のようになるでしょう。

「二つ」及び「 三つ以上」という複数の文節が、「または」という接続詞により連なって、より大きな「二つ または 三つ以上」というまとまりとして文節に相当する働きをしている。

「また」は、「接続詞」という名が示すとおり、文節と文節を接続する(連続させる)ために使われています。
この回答への補足あり
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その接続詞を外してみてはどうですか? 当然ながら連続していますね。


接続詞というものは、順逆その他の区別はあっても、文と文、句と句、文節と文節を繋ぐ物ですから、「並立の関係にある文節の間に接続詞が入っている」からといって連続しないということにはなりません。意味上はちゃんと連続しています。

https://www.kokugobunpou.com/%E6%B4%BB%E7%94%A8% …
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