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日本語を勉強中の中国人です。「容赦」という言葉について教えていただけませんか。「許す」の固い言い方でしょうか。

「お返事が本メールと行き違いになっている場合はご容赦ください」の最後の部分ですが、「お許しください」と「申し訳ありません」になりましたら、ニュアンスはどのように違うのでしょうか。

また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

「お返事が本メールと行き違いになっている場合はご容赦ください」の用例では、「ご容赦ください」は「お許しください」や「申し訳ありません」には置き換えられません。


「お許しください」や「申し訳ありません」は自分の不作法・失敗・失礼に対して詫びるものであり、「ご容赦ください」は不可抗力など自分に責任がない問題でも相手に寛容を求めるものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2019/10/20 01:47

「ご容赦ください」は寛容を求める表現です。

大目にみてくださいという意味です。文面は「行き違い」がありうるとされていますが、実際はこちらに過失がない前提での表現ですから一種の謙譲的挨拶表現です。ビジネス文書の定型句と考えてもよいと思います。そのことは受信者のほうも良く心得ていて、単なる挨拶として読み飛ばすのが通例です。

この場合「お許しください」や「申し訳ありません」に置き替えることは普通ありません。「おわび」する意味が強すぎるからです。身についた和語は心情と密接するのに対し外来語の漢語は観念的で心情とは距離があります。この特徴を上手く使って軽い慣用的な挨拶表現としているわけです。

逆に、もし発信者が過失がありうる事を強く意識しているならば、「お許しください」や「申し訳ありません」もないわけではない、と言う気はします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いろいろとても参考になりました。

お礼日時:2019/10/20 01:46

「ご容赦ください」は相手に対しても自分に対しても使える表現です。


言葉の中に「お詫びと共に許しを乞う」と言う両方の意味が入っているので、そのような場面で適切に使うことが出来ます。
同様の意味としては「お許しください」も使えます。
「容赦」は漢語ですから、硬いイメージがありますし、確かにビジネスの場で使われるのが多い感覚もありますが、それほど「お許しください」区別して使われるものでもないと思います。

一方、「申し訳ありません、申し訳ございません」は強い謝意の意味を表し、自身を許してほしいと言う意味合いはほぼないか含まれません。ですから、ここでは「容赦」と同義とはいいがたいです。

こちらにも詳しく載っていますから、チェックしてみて下さい。
https://biz.trans-suite.jp/6472


固い言い方 →硬い言い方
日本語では「固いか、硬いか、堅いか」の違いは難しいですね。
言い方や表現、文章等が「かたい」は「硬い」の方がいいです。対義語は「軟らかい」です。
「固い」は「団結が固い、固い信念」などに使われます。対義語は「緩い」です。
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この回答へのお礼

ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。いろいろとても参考になりました

お礼日時:2019/10/20 01:30

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