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モールス信号は確か日清戦争時にはもう存在していて日本軍が清の暗号を探知したとか聞きました。
明治時代にあったこの機器は一体どんな構造なのですか?例えば、ホームセンターや小さな電気屋に行けば組み立てに必要とする部品は揃う程度のものですか?信号を受信するのはヘッドホーン的な道具を
使うのですか?

A 回答 (8件)

日清戦争頃の無線受信機はコヒーラーを使ったものです。

送信機は高電圧を放電させる火花送信機。雑音発生器以外の何物でもなく現代でこんなものを使うと近隣の電波通信は全部ダメにしてしまいます。周波数を変えて互いに妨害しないように、なんて考えも技術もまだありませんでした。
受信は紙テープに印刷して符号を目視で読み取っていたようです。スピーカー等で音として聞き取るようになるのはもう少し後のこと。
詳しくはwikipediaの「コヒーラ検波器」を参照してください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%92 …

モールス信号を簡単にやってみたいなら小型のブザーと乾電池、それに押しボタンスイッチを用意します。
ボタンを押したらブザーが鳴るようにします。ボタンを短く押せば「ブッ」と鳴り、これが短点。長く押せば「ブー」と鳴って、これが長点。モールス符号は短点と長点の組み合わせで文字を表現します。
私も40年前には無線通信士の資格をとるためモールスの練習をしました。送信は割と楽なのですが受信は慣れるのに時間がかかりました。慣れてくると1分間に英字60文字ぐらいの送受信ができます。プロの通信士はその倍ぐらいの速さだったようです。

もう少し専門的にやりたいなら押しボタンの代わりに電鍵(キー)を買いましょう。
↓ キーの老舗メーカーです。かなり高価です。1~2万円します。
http://www3.tokai.or.jp/haimondo/seihin/itiran.h …

モールス練習機と称する機器も売られています。ピーピーという音が出るだけの簡単なものなので自作しても良いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2020/01/06 15:01

モールス符号は、地理的に、あるいは物理的に離れている2点間で『文字』を伝える道具として作られたものです。

離れた二点間で音が聞こえれば音で、もっと離れていれば電気信号や光で伝えます。
あなたが日清戦争の話題で聞かれたのは無線信号で伝えられたものです。 同じように無線で伝えられたほかの有名なのとしては、大西洋で処女航海で氷山に衝突したタイタニック号という客船が助けを求めて『SOS』という文字を発信したとか、日本がアメリカに事実上の宣戦布告をしたハワイの真珠湾攻撃の成功時に『トラトラトラ』という文字を発信したのは、どれもモールス符号を用いたものでした。 No.2 さんの説明がそれですね。
当時のそれを今手近につくるのは No.5、No.7 さんの説明にあるように楽でもないし、意義もあまりないと思います。 今は、もっと手軽に無線でモールス通信は出来ますから。 ただ、残念ながらあなたが興味を持たれたモールス通信は現在『趣味』が主体で使われているだけです。
その趣味的な通信でしたらトライする方法はないわけではありません。 長距離を狙うとなると難しいですが、例えばお子さんと壁を挟んで『通信』したいとか、何件かはなれた家の間で通信したいぐらいなら簡単な方法はあります。 ひとつは No.6 さんが紹介されているような工作。 ほかにも、No.2 さんが紹介されているように、光を使う手があります。 私は以前船に乗務していて、夜間に仲間の船と光を使ったモールス通信をしたことがあります。 ほかに、万が一船が転覆したとき、裏返しになった船底で助けを乞うために『たたく』『ひっかく』で点と線を表現する訓練を受けたことがありました。 もし興味を持たれてちょっとちゃんとしたいなら、アマチュア無線の『電鍵』と、電子工作グッズで適当にピーピー音を出す道具なんかを通販で手に入れるといいと思います。
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#2です。

お礼ありがとうございます。

>明治時代にこの電鍵機は日本で製作することができたのでしょうか?それとも欧米から輸入したのでしょうか?

もちろん最初は輸入していましたが、作ろうと思えば作る技術はあったでしょう。

現に明治6年(1873年)には現在の東芝の前身の一つである田中製造所が工部省から電信機の発注を受け、製作しています。

明治初期は日本の電信にとって発展が著しく、1972年に長崎ー上海、長崎ーウラジオストック間の海底ケーブルが接続、これにより長崎からヨーロッパ各国さらにヨーロッパ経由でアメリカまで電信で通信することが可能になり、1873年には長崎ー東京間で電信通信が可能になりました。

つまり1873年に東京から長崎経由でヨーロッパやアメリカなどの西洋列強と通信網がつながり、日本での電信需要が爆発的に増えた年であったと言えます。

ところで、他の方の回答にあるように、電信のシステム特に有線のシステム自体は現代ならホームセンターで購入できるれべるもので作れるほど簡単です。

明治時代も電鍵機自体はそれほど難しいものではありませんでした。なぜなら電鍵はゼンマイ時計の技術に比べれば簡単な仕組みだったからです。

しかし明治時代に「安定した電気を作りだし」「雨にも風にも負けない絶縁性能を持つ電線を作り」「きちんと聞こえるスピーカーなどを作ること」は当時の日本の技術では並大抵の事ではなかったと思います。
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身の周りにあるモノを使ってとりあえず簡単な実験セットを組むのなら、たとえば図のようにします。

圧電ブザーは赤と黒の線に直流電圧をかけると「ピー」と鳴るものです。ここでは電鍵(キー)の代わりにホッチキスを使っており、トンと短く押すと「ピッ」と鳴り、少し長めに押すと「ピー」と鳴ります。この組み合わせで、日本軍は次のように使いました。・は「ピッ」、-は「ピー」です。

イ ・-
ロ ・-・-
ハ -・・・

1941年のこと、日本の司令部は北太平洋上にいた機動部隊に対して「ニイタカヤマノボレ ヒトフタマルハチ」とモールス信号で伝えました。これは米国ハワイの米軍艦艇・施設・基地を攻撃せよという暗号だったんです。第二次世界大戦の始まりですね。

エジソンはモールス信号でプロポーズしたと言われています。傍にいた人に気づかれないように、彼女の手の平にモールス信号を打ったんです。
「モールス信号ってどんな構造ですか?」の回答画像6
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モールス符号そのものは180年ぐらい前に出来ました。

有線通信です。100年あまり前には電気火花から電波を発生させ無線通信に使われました。現在(1965年より)火花電波での通信は禁止されています。モールス符号によりる通信は1999年に遭難通信としての役目を終わりました。今聞くことが出来るのはアマチュア無線ぐらいだと思います。アマチュア無線の聞けるBFO付の受信機を買って下さい。専門的なお店でないと扱っていないです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2019/12/28 08:09

https://www.museum.uec.ac.jp/database/sf/sf250/s …

大正時代のものですが。

>例えば、ホームセンターや小さな電気屋に行けば組み立てに必要とする部品は揃う程度のものですか?

揃いません。
秋葉原などの専門店がある所なら揃います。
現代では、マイコンを使った装置の方が、簡単/安価に作れます。

>信号を受信するのはヘッドホーン的な道具を
使うのですか?

基本的には、ラジオで聞くと考えれば良いです。
ラジオ放送に使われている周波数と異なりますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。映画で電鍵で通信する場面が出てきまして、これってどんな技術かなと疑問になりました。

お礼日時:2019/12/28 08:09

モールス信号は簡単にいえば「ON/OFF」で伝えるものです。



スイッチを押すと電波が出て、離せば電波が途切れる
これをヘッドホンで聞けば「トン・トン」と聞こえ、長押しすると「ツーーー」と聞こえますので、これを組み合わせて「ツーー・トン・トン」と押していけば通信ができます。

ちなみに救難信号で有名な「SOS」は「トン・トン・トン・ツー・ツー・ツー・トン・トン・トン」と打ちトン・トン・トンがS、ツー・ツー・ツーがOを意味しています。

これを懐中電灯などでパカパカやれば、光信号として伝わり、船の間などで利用されています(映画「崖の上のポニョ」でライトで送っているのもモールスです)

ホームセンターで買うなら、スイッチと電線、それにスピーカーから音が出るようにすれば、簡単に作れます。

モールス信号の説明はここまで

で、信号は簡単に送れますが、電波だと誰でも受信できるので、普通の文章で送るわけにはいきません。なので「日本軍が清の暗号を探知した」というのはモールスの問題よりも「暗号をどうやって解読するか」のほうです。

日清戦争の頃には、機械を使って「打った文字と送る文字を替える」ことをしていて、受け取ったほうも同じ機械を使って「送った文字を打った文字に復元する」形で暗号を突くていました。

これがないと、いくらでも受信はできますが、ちゃんとした文章になりません。
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この回答へのお礼

明治時代にこの電鍵機は日本で製作することができたのでしょうか?それとも欧米から輸入したのでしょうか?

お礼日時:2019/12/26 15:44

揃います。


簡単なラジオと同じです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。何を買えばよいのですか?

お礼日時:2019/12/26 15:38

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