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日本語を勉強中の中国人です。日本はなぜ男女の心中事件が多いのでしょうか。よくこういう題材の映画が見かけます。また、文豪たちもこれが好きのようです。武士道のような感じでしょうか。

質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それもご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

個人主義の中国人は心中しない、といいますね。



知り合いの中国人に確認したら、少ないけど
皆無ではない、と言っていました。


日本で男女の心中が多いのかは、よく判りません
が自殺は多いです。
心中も、昔は多かったようですが、現代では
あまり聞きません。

多いとすれば、日本が母性社会だからだと
考えます。

母性社会では自我が育ちにくく、
心中になりやすい、と思われるからです。

だから一家心中や母子心中は未だに多いです。



心中ではありませんが、日本が自殺大国である
理由は次のような点が指摘されています。

●WHO精神保健部ホセ・ベルトロテ博士はこう言っています。
「日本では、自殺が文化の一部になっているように見える。
直接の原因は過労や失業、倒産、いじめなどだが、
自殺によって自身の名誉を守る、責任を取る、
といった倫理規範として自殺がとらえられている」

心理学者「星 薫」は日本人の生真面目さを上げています。

刑法学の権威「団藤重光」教授は、武士道を上げています。
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この回答へのお礼

おっしゃる通り、日本の方は本当にまじめすぎますね。いろいろとても参考になりました。どうもありがとうございます。ちなみに、男女の心中は映画のようで、現代中国では極めて少ないと思いますよ

お礼日時:2020/01/07 00:40

武士道とは違いますが、日本では「本気であるがゆえに死を選ぶ」という考え方があります。

また男女の心中だけでなく、親子の心中も多いです。

日本人の基本的な概念は「個人は社会の中に存在する」です。以前にも書いた気がしますが「私・俺・拙者」などや自分のことを役割で呼ぶ(パパ・ママ・おばあちゃんなど)のも「社会や人間関係の中で自分が特定される」という認識が強いからです。

これが良いほうに働けば、たとえば大災害の際にパニックにならず「自分がすべきことをする」日本人の「抑制の効いた行動力」になるわけですが、悪い方向に働けば「死しか逸脱する方法がない」ということになるわけです。

近代的な個人主権思想が強い現代日本ですらそうなのですから、江戸時代などはもっと「集団の中の自分」という認識は強かったはずです。

そして心中は「社会の規範から逸脱し、今の集団の中で生きることができなくなる」ことにつながるわけです。

そのような選択を迫られた時「愛し合っている」とされる男女が選択するのが「お互い本気で愛し合っているので、それを証明するために死のう」ということで、究極の逃避行であると日本人は考えるわけです。

現代ではそのような考え方は薄れつつありますが、戦前ぐらいまでは「死」に対する考えが江戸時代とつながっていて、そういう気分の作品も多かったのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。おかげさまで、理解できるようになりました。

お礼日時:2020/01/07 00:37

現代に心中が多いわけではありません。

やはり流行らせたのは江戸時代の、人形浄瑠璃の作家近松門左衛門です。ちょうど、この時代が一般に言う封建制度の確立された時でもあったので、これも有名な義理と人情の板挟みになって、男女の相対(あいたい)死にが多く、しかも舞台が遊里(ゆうり)であったので、話題になることがおおく、ちょうどいい題材として取り上げられました。それがまた影響して事件が増えたようです。こういう男女の情死のほか、親子心中のように親の手で子供まで巻き込む無理心中もありました。
 武士がいわゆる「武士道」という精神によって起こったのは「殉死」で、主君が死んだときに、家来が後を追って自死することはありました。作家が「心中」事件を起こしたのは、昭和になって太宰治や有島武郎が心中事件でした。その他では、中国清王朝最後の皇帝溥儀(後満州国皇帝)の親族、愛新覚羅慧生が起こした天城山心中事件も有名です。
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この回答へのお礼

ご説明ありがとうございます。いろいろとてもいい勉強になりました。

お礼日時:2020/01/07 00:34

昔の日本人は情熱的だったからだと思います


文豪達のような天才は、人を愛する感性も最大限で精神が極限の状態になるから相手によっては普通の恋愛が出来難いのかも知れません
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。大変いい勉強になりました。

お礼日時:2020/01/07 00:28

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