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小売店を経営しています。店長を雇っているのですが、その店長が
白色(青色)申告をしようか迷っているといってきました。
私も店長も経理には詳しくないのですが、その様にしたい理由は、
交通費などを経費にしたいからだそうです。
店長曰く、今まで例えば給料50万に所得税がかかっていたのが、
50万-経費に税金がかかるようになり、得じゃないのかと
いうことだそうです。
ただ、今はうちで雇っていて雇用保険も払っています。
本人が白色(青色)にした場合、うちとの関係はどうなるのか?
そしてメリットとデメリットがあったら教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 申告するかしないか、という問題は、店長本人の所得を「給与所得」とするのか「事業所得」とするのか、の違いのことですね。


 法律問題で言えば、「雇用契約」なのか「請負契約」もしくは「委任契約」なのか、ということです。一般的に小売業の店舗の店長ということであれば、事業主の指揮監督命令下で仕事をするのでしょうから、そもそも「雇用契約」として「給与所得」との判断が税務上は行われるでしょうが。

 そのようなリスクを考えないとすれば、給与所得と事業所得の損益分岐の考え方は次のとおりです。

1)給与所得の場合には、「給与所得控除」という概算経費が控除できる(つまり使っていないお金を経費として認めてもらえる)。

2)事業所得の場合には、事業上の経費という抗弁ができれば(理屈が通っていれば)、実際使ったお金を必要経費とできる。

3)1)と2)を比較して、多い方が、その人にとって有利な所得である。

※ 上記は、実際に、給与収入に応じた給与所得控除と実際経費の見積り額を比較するシュミレーションを行うことにより判断。
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雇用契約に基づく給与所得となるか、雇用契約ではなく請負にもとづく事業所得になるかの問題です。



給与所得と事業所得かで、課税方法が違ってきますから、この判断が重要ですが、単に契約の形態で判断するのでなく、指揮命令系統がどうなっているかなど、実態によって判断されます。
その結果、雇用契約であると判断されれば、従来通りに給与所得として処理することとなります。
(単純にメリットとデメリットで選択することは出来ません)

判断基準については、参考urlをご覧ください。

参考URL:http://www.tabisland.ne.jp/news/account.nsf/0/fc …
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましたが、みなさんありがとうございました。
とても勉強になりました。いろいろと調べてみようと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 16:50

>先ほど聞いた話だと、そのような場合は業務請負契約になると…



#1です。
そのとおりで、店長側から見た場合のことを #2さんが解説してくださいました。

あなた側としては、現在は給料を支払っていますが、今後は「外注費」として、源泉徴収をせずに支払うことになります。雇用保険は解消します。

「外注費」となれば、あなたが免税事業者であっても、また相手がどんなに零細な業者であっても、消費税分を賦課して支払う義務があります。
「外注費」は全額、あなたが申告するときの経費になります。免税事業者であれば、消費税分も経費になります。

従業員一人の問題ではなく、経営の根幹にかかわることかと思いますので、あなた自身が責任を持って判断することが必要かと思います。
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>交通費などを経費にしたい…



この交通費とは、通勤費ですか、それとも営業のための外回りとか、配達や集金などですか。それらはこれまで店長の給料から出ていたのですか。
通勤費なら、全額とは言わないまでも、半分とか 4分の 3とかを事業主が負担するのが一般的かと思います。
外回りや配達などでしたら、実費を全額事業主であるあなたが負担し、あなたが申告するときの経費とすべきです。従業員の給料に含めるのが間違っています。

>50万-経費に税金がかかるようになり…

店のための経費なら、本来は事業主であるあなたが支払うべきで、従業員の給料とは関係ありません。

>本人が白色(青色)にした場合、うちとの関係はどうなるのか…

雇用保険を払っているなら、社会保険や厚生年金も掛けていますか。また、源泉徴収はされていますね。それらをみなご破算にして、店長に店の経営を丸ごと委託すれば、店長に自ら確定申告の義務が生じます。

あなたは、店の賃貸料だけを、毎月もらえばよいだけで、これは不動産収入になるかと思います。
今後は、事業所得でなく不動産所得として、確定申告することになります。

要は、景気の善し悪しにかかわらず、毎月一定額を受け取るのがよいか、売れれば売れるほど儲かるほうを取るかの選択かと思います。

この回答への補足

わかりにくい文章ですみません。
もし今後答えてくれる方もいらっしゃる時の為に補足ですが、交通費は通勤費です。
通勤費を含める意味でその分、給料の額を上げて、雇用時に契約しました。
経費は店の為というより、例えばスーツを買ったとして、サラリーマンなら
スーツを買ったという事実で終わりますが、個人経営者(白色等)だったら
お店に通う、あるいは利用する服ということで経費に・・とかそういう意味で
店長は話しているのだと思います。こちらもお店でかかるものに関しての
経費は負担していますので、個人的な負担に対してということだと思います。
先ほど聞いた話だと、そのような場合は業務請負契約になるということでした。
ただ、そうしたところで実際、そこまで経費で税金(店長個人のです)が削減
できるのか?という疑問が沸いたわけです。
そこで白色(青色)にした場合のメリット・デメリットという質問をしました。
素人なので書き方が中途半端ですが、よきアドバイスがありましたら教えて下さい。
よろしくおねがいします。

補足日時:2005/01/04 13:47
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