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昨年は110数万円の印税収入しかなかった低所得者なのですが
(社会保障控除が低かったがため、ほぼ基礎控除のみ…)

今年は所得税で4万弱、住民税で8万強、国民健康保険料で18万超。
つごう三十万円以上にくわえ、さらに年金保険料…
フリーター時代には考えられなかった額です…

今年も同額ぐらいの印税のみで終わりそうですが
このままノーガードで徴収されては、執筆を続けていくことも不可能です。
(皮肉にも、今年は社会保障控除が高くなるでしょうけど)

軽く下調べしたところ、今からでは青色申告も間に合わないような記述を目にしました。

そこで二つほど、お尋ね致します。
(1) 白色申告でも、ある程度の経費は認められるのでしょうか?

編集者との連絡に用いている個人名義の携帯代や、PC回線代だったり
印刷用紙代や、インク代や、資料と称した書籍代。
情報収集と称して、液晶テレビを買ったり(実家の身内の家電などですが)
行きつけの外食店や弁当屋で、すべて領収書を切ってもらったり等。

(2)私ぐらいの低所得の作家の場合
商工会議所などに加入して青色申告することで、それなりのメリットはあるのでしょうか?

お返事が遅くなるかも知れませんが
詳しい方がいらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>(社会保障控除が低かったがため…



社会保障控除なんてありませんけど「社会保険料控除」のことですか。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1130.htm

>(1) 白色申告でも、ある程度の経費は認められるのでしょうか…

事業用の支払であり、裏付けが取れるものはもちろん認められます。
『収支内訳書』をきちんと作成しましょう。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2210.htm

>情報収集と称して、液晶テレビを買ったり…

テレビはどこの家庭にでもあるものであり、テレビを情報収集のためと強弁するのは無理です。

>(実家の身内の家電などですが…

まして、自分で使用するわけでもないものが経費になったりしません。

>行きつけの外食店や弁当屋で、すべて領収書を切ってもらったり…

人間が生きて行くための飲食など、事業用ではありません。

>商工会議所などに加入して青色申告することで…

商工会議所などに加入することこそ【情報収集】のためには良いことですが、だからといって、商工会議所などに加入すること青色申告の要件ではありません。
商工会議所に入らなくても青色申告はできます。
まあ、早くても来年分からですけど。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2070.htm

>それなりのメリットはあるのでしょうか…

複式簿記による記帳その他の要件を満たすなら、65万円が控除されます。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2072.htm

>昨年は110数万円の印税収入…

来年も同じ程度であったと仮定して、経費が 5万円なら「事業所得」は 110万円。
【事業所得】
「売上 = 収入」からその仕事をするのに要した「仕入」と「経費」を引いた「利益」。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1350.htm

青色申告をしたとして「青色申告特別控除後の所得金額」は 45万円。

「所得控除」は
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1100.htm
・基礎控除 38万円
・社会保険料控除 20万ぐらい?
ほかに該当するものがないとしても、これだけで 45万を軽くオーバーしますので、所得税は発生しません。
翌年の住民税も 0 か、0 でなくても均等割の何千円かだけですみます。

国保税も最少の数字で収まるはずです。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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この回答へのお礼

迅速な回答、ありがとうございます。

いま書類を見直して「社会保障控除」を「社会保険料控除」に直そうとしてログインしたのですが
今のところ質問を再編集する項目が見つけられないのでorz
(以前はあった気がするのですが…)
訂正しないまま、お礼を申しあげます。

・もちろん身内のテレビなどは自分名義で購入するつもりでたしたが
そこまで経費として認められるほど、甘くはないようですね。

・食費云々は以前に飲食業でバイトしていたとき
常連の自営業の夫婦にいつも領収書を切っていたので、もしやと思っていたのですが…
(どこかで関係者への食事だったか何だったかが、経費として認められていた気が…)
いろいろ調べてみます。参考になりました。

商工会議所に加入云々は、記述不足でした。
加入して作成のアドバイスを受けるか、弥生などのソフトを買おうか迷っていたのですが

複式簿記云々によって65万円ほどの控除がつくのは、
代行業者に依頼して四万数千円ぐらい?がかかるとしても
ありがたい限りです。

貧乏暇なしで時間がないのですが、さらに勉強してみます。

mukaiyamaさんの語り口は最初に目にしたときこそ、辛辣に聞こえましたが
一問一答式に各種リンクまで貼ってくださり、内容そのものはとても実用的で、最後まで読んでいるうちに好感を抱かされておりました。
ありがとうございます。

質問を締め切ったときに、他に有益なご意見がないときには、あらためてお礼をさせていただきます。

お礼日時:2011/07/30 22:57

もう、他回答様で充分な答えがついてますが、蛇足。



経費というのは「白色申告だから認められない」「青色申告だから認められる」という性質は持ちません。
費用収益対応の原則があります。
収益を得るための費用は経費だという考えかたです(そのまんまだがねと云われるとそうですが)。

(1)白色申告でも、ある程度の経費は認められるか
 当たり前です、ある程度ではなく「収益事業のための出費なら全額認められます」
 よく「幾らまでならいい」とか発言があるようですが、真っ赤な嘘というかでたらめもいいところです。

 個的に
 個人名義の携帯代、PC回線代、 印刷用紙代、インク代、資料と称した書籍代。
 当然に必要経費です。

  液晶テレビを買う(実家の身内の家電など)
  貴方がお金を出しても、実家においてあれば「実家のもの」ですよね、、。自分のものでなければ経費になりません。
  交際費という勘定科目も思い浮かびますが、実家との交際が執筆業にプラスになるなら「交際費」でしょう。

行きつけの外食店や弁当屋で、すべて領収書を切ってもらったり等。
 これには一点「勘違いしてるよ」といいたい点があります。
 経費の話をすると、100%領収書を取っておくという話が出ますが、根本的に違います。
 「美人だったから結婚した」とはいいますが「結婚したから美人だった」とは言いませんよね。
 そんなの当たり前だというでしょうが、「領収書をとってないとならない」はそれと同じような「勘違い発言」です。
 
 実は帳簿をつけることが一番必要なことです。
 帳簿に「交際費2,000円」とあれば、これでいいのです。
 税務調査官が「これってなんですか?」と聞いたときに「打合せを兼ねての食事です、領収書もありますよ」と説明するときに、領収書があると心強いだけです。便りになるやつだというだけ、いなくてもかまわないといえばそうなのです。
 逆に領収書があるからと「経費になる」わけではないです。
  どんな人間でも食事は必要です。頑張って働いて収入を得て税金を払った残りを可処分所得といいますが、可処分所得から払うのが食費であり、パチンコ代であり、好きなたこ焼き代であるわけです。
 税金を払った後の「誰にもああだこうだ言わせない」お金です。
 領収書などとっておく必要などないですよね。かみさんに小遣いを縛られてるというなら別ですが。
 小遣い帳をつけるのにいるというなら、いいでしょう。
 一人で呑んだり食ったらした分を経費にしないようにしましょう。

 ところで執筆業だと「取材費」というのがあります。
 たい焼きが旨いと評判の店だが、どんな店だというので探りにいって、ウロウロして怪しまれてはしょうがありません。
 たい焼き二つくださいとか云って、買うでしょうね。その際に「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、、」ときっかけを作ります。
 商品を買いしない人に「ちょと、教えてくれ」と云われて、親切に話すのが日本人かもしれませんが、やはり「その店の商品をひとつ二つ買って」からだと思います。
 当然に取材費でいいと思いますよ。
 ですから、行きつけの外食店では「このごろ、なにか面白いことはないか」とか、一筆に使うようなもので「こういうことをどう思うか」など聞けば取材費です。
 その意味では「ほっとほっと弁当」はどうにもなりません。
 叔母ちゃんに経済社会のこと聞いても「忙しいので、またにして」と云われるだけでしょう。
「叔母ちゃんの恋愛感を教えてよ」などといえば、出入り禁止になるかもしれません。
弁当はやめましょう、経費にするのも止めましょう。
 

あと事業なら「青色申告」が比べるまでもなく有利ですので、23年分は間に合わなくても24年分からは承認申請しましょう。
だいたいとおります。

奥さんがいるのですよね。会社に勤めてて会社で健康保険に入ってませんか。
その3号扶養者にしてもらうことは、もう考えましたか。
サラリーマンの妻で、収入がない専業主婦は被扶養者となって、自分の健康保険税や年金保険料は負担してません。
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この回答へのお礼

hata79さん、懇切なご回答ありがとうございます。

領収書などについて具体的な事例をあげての説明、とても参考になりました。


仄聞ですが著述業については「青色」のほうが
経費として認められるケースが多いようなことも聞きました。
その点でも、申告したほうがよさそうですね。

液晶テレビに関してはアナログが観られなくなった時機にかこつけて
自分のテレビを実家に譲って新品をと考えていたのですが……
難しそうですね。
実際には筋書きや人物設定の作成も、映画やドラマを観ていないと難しいので
(構成の換骨奪胎、ファッションや言葉遣いなど)
テレビの購入もあながち強弁ではないと思うのですが、ダメもとで申告してみます。
給与所得控除がつかないハンデはあまりにも酷なので…


ありていに申しあげるならば現在は
65万円の青色申告特別控除が最大の関心事となりましたが
原則として「青色申告承認申請書」の提出期限が三月十五日だったのですね……

(2)新規開業した場合(その年の1月16日以後に新規に業務を開始した場合)
業務を開始した日から2か月以内

という抜け道を使えないのかを、一度、商工会議所の無料相談で伺ってみます。

今年の収入源となる本が出版されて、まだ二ヶ月以内ですので……
(もう印税は発生してしまったので、おそらく無理でしょうけど)

他にも領収書の事例や、3号扶養者の件など、参考にさせていただきます。
本当にありがとうござます。

お礼日時:2011/07/31 13:13

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