憲法 66条の「大臣は文民でなければならない」について

日本国憲法、第六十六条
「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」

ぶん‐みん 【文民】（civilian）
軍人でない人。職業軍人の経歴をもたない人。日本国憲法(第66条)「内閣総理大臣その他の国務大臣は、―でなければならない」

質問です。
①自衛隊員は,軍人と解釈されますか？
②元自衛官は、内閣総理大臣その他の国務大臣の地位につけますか？

No.1 ベストアンサー 回答者： pooh2016 回答日時： 2020/03/10 10:52

1973年の政府見解では、次のように記載されていますね。

　1.旧陸海軍の職業軍人の経歴を有する者であって、軍国主義的思想に深く染まっていると考えられるもの
　2.自衛官の職に在る者

したがって
①現役自衛官は文民とはされてませんので、大臣にはなりません。
②元自衛官は可能と考えられています。過去には中谷元氏、森本敏氏が元自衛官ですが国務大臣（防衛庁長官）、防衛大臣になってます。
　関係ないですが、いずれも防衛大卒です。

どの法律にも明記されてませんので、最近の安倍政権得意の解釈変更でどうとでもなるんですかね。

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました

お礼日時：2020/03/10 12:43

No.6 回答者： trajaa 回答日時： 2020/03/10 13:08

今流行の一般法と特別法との関係で言っても

自衛隊法の規定を記す

第六十一条　隊員は、政党又は政令で定める政治的目的のために、寄附金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法をもつてするを問わず、これらの行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除くほか、政令で定める政治的行為をしてはならない。
２　隊員は、公選による公職の候補者となることができない。
３　隊員は、政党その他の政治的団体の役員、政治的顧問その他これらと同様な役割をもつ構成員となることができない。

政治活動駄目
候補者も駄目
政党の役職も駄目

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました

お礼日時：2020/03/10 15:28

No.5 回答者： pooh2016 回答日時： 2020/03/10 13:01

>現職の自衛官は、国会議員になれますか？

自衛官だけでなく、公務員は公職選挙法により、公職（首長、議員等）の候補者になることができません。
立候補したと同時に公務員の職を失います。

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました

お礼日時：2020/03/10 15:28

No.4 回答者： trajaa 回答日時： 2020/03/10 12:32

現役の自衛官はバリバリの軍人だね

戦前の陸海軍大臣の現役武官制度を勉強しよう


元自衛官に関しては一時議論があったけど、既に『中谷元』元防衛相の実例から分かるように

”元”に関しては、文民として遇されている　＜ー選挙民の審判を受けているからだろう
なので、元自衛官でも議員では無い場合の、大臣就任にはかなりハードル上がるのでは？

内閣総理大臣に関しては、国会議員という前提条件があるので、その点はクリア可能

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

現職の自衛官は、国会議員になれますか？

お礼日時：2020/03/10 12:42

No.3 回答者： quantum 回答日時： 2020/03/10 11:24

何たって、日本には軍隊は無いハズなので、だったら誰でもなれるんじゃないの？www

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました

お礼日時：2020/03/10 12:42

No.2 回答者： rose2011 回答日時： 2020/03/10 11:07

「現役自衛隊員以外」はＯＫです。

ちなみに、中曽根康弘元首相は、大日本帝国海軍の少佐です。

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました

お礼日時：2020/03/10 12:42