No.8
- 回答日時:
更にご質問を頂いたようなので
>営業からプランナーへ異動するという事なのでしょうか?
異動するというのもありますが、ふつう、プランナーは営業の一部分を
なしています。
良く混同されますが、コピーライターは制作の仕事なので、営業とは
別のセクションです。
たとえば、電通の場合、プランナーは営業のバックアップメンバーとして
位置づけて、同じ部署に居ます。
たしか、ラテ局全体で50人ぐらいだったと思います。
たとえば、営業が1000万円のPRを受注しようとしたら、
それをどの媒体にどれだけ割り振り、それをどのように活用するのか、
ということをプランナーは練ります。
で、すぐに営業はこれを持ち帰りますから、別部署ではまずいわけです。
また、現場を知らない人間が作ったプランは、
確実に持ち込み先ではねられます。
>下にあった講座等からコピーライターやプランナーになる人もいるのではないで
>すか?
コピーライターは居ますが、プランナーは
わたしの廻りには居ないですね。
現場に居る方がずっと知ることが多いですから。
>営業から始まるという事は初めて知りました。
CMの世界は、クライアントから出稿されてナンボ。の世界です。
営業が勝てばあとはなんとかなるのですが、
営業が負けたらおしまいで、一銭も回収できません。
各社の営業は、コンペで勝かどうか、これにすべてが左右されます。
もちろん、プランナーの仕事も、このコンペで営業を勝たせることが第一、
ここに、効率的なCMプランが必要になります。
次に、それを制作局に渡して、
確実に提案通りの物を作ってもらい、提案以上の効果を上げる事が
プランナーには要求されます。
ここで失敗すると、次の営業に響きますが、
最後に、失敗した言い訳をきっちりこなせれば何とかなります。
ここらへんは、ビックコミックスピリッツ連載
気まぐれコンセプト が、ものすごく正確に描いています。
もちろん、この漫画でも、制作は営業と一体化し、プランナーは
営業の一部としてプレゼンに臨んでいます。
コピーライターの松井君が、いつの間にか
プランナーに変身していましたが。ナオミさんはまだコピーライターですから
異動したみたいです。
>広告関係のお仕事をされている方ですか?
ハイ。細かく言うと違いますが、その内容は勘弁して下さい。
関係している賞の名前が挙がっていたので(笑)
詳しく回答して頂き、ありがとうございます。
まだ広告業界について勉強不足の様で、いろいろ勉強になります、とても嬉しいです。
『現場を知らない人間が作ったプランは、
確実に持ち込み先ではねられます。』、これって…
『事件は会議室でおきてんじゃない、現場でおきてんだ』っという事ですよね。
追伸
ビックコミックスピリッツの”気まぐれコンセプト”
先ほど、コンビニで見てきました。
これからも読み続けようと思います。
No.7
- 回答日時:
はじめまして。
大阪でコピーライターをしています。
現在3年目ってなとこです(まだまだガキです)。
下でいろいろな方がおっしゃられてるように、まずはいろんな賞への応募や講座に参加してみるのはありだと思います。ただそこへ行った、卒業したからといって「はい、就職」ってなほど甘くはないと思います。
ぼくも新卒で東京のプロダクションへ行き、実家の事情などで今は大阪へ帰ってきています。
大阪で再就職の活動はつらかったです。東京よりも仕事の規模や会社数が少ないうえに、作品なんてないようなもんでしたから。それでもなんとかプロダクションに潜りこみました。未だにこの業界は丁稚奉公に近いと思います。コピーライターといえども、新人のうちはデザイナーのアシスタントや営業の資料作りなどなんでもしなくてはいけません。
あと、会社によってどの媒体(雑誌の編集っぽいのやパンフレット、SP、カタログから4大媒体まで)をメインとしているのかを知らないと入ってから・・・なことになります。最初の会社で極めるのもいいけど、いろんな会社でいろんな媒体、人間関係を築くのも大事ですよ。
なんてなことをガキなりに考えてみました(笑)。
就職活動頑張ってくださいね。
回答ありがとうございます。
会社がどの媒体・方向を向いているのか知らないと…、
基本的なことですが、なるほどと気付きました。
縦横の人間関係を築くのも重要な事なんですよね…。
P.S.
innocenceさんが大阪の方ということで・・・
最近「好きなコピーは?」という質問をしたのですけど、『ふっりーだいやる。ハヨミロっ、ワレ!!』 っていうのがありました。(関西の人なら知っているのでしょうか…?)
関西等のコピー・CMはすごく面白いですよね。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
再びmasutechです。
賞関係や講座等は経験になるので積極的に参加されて良いと思います。しかし、具体的に就職に結びつくかというと、これはちょっと難しいかもしれません。
また昔の話になりますが、講師や参加者のコネで仕事にありつくなんていう事もあったようですけれど、やはり最近ではあまり聞きません。この職業、職人気質なところがあるので、かつては「弟子入り」「バイトから潜り込む」等の入り口がありましが。が、今では一般の就職事情と変わりません。制作プロダクションも企業としての性格が色濃くなって来ているので、昔のような良い意味での「いい加減さ」も減りつつあります。ですから私のお勧めする方法は、ごくごく普通の就職活動だったりするのです。
>masutechさんはどのような経緯でコピーライターになられたのですか?
私もごく普通の就職活動を経て制作プロダクションへ就職しました。広告業界は人材の流動が激しく、転職が当たり前の世界ですので、とりあえずどこかに就職しようという気持ちで手当たり次第に試験を受けました。最初の会社は修行と割り切って独り立ちすることを目標に働き、4年後に独立して現在に至ります。
>今年大学を卒業して只今就職活動中です。
ということは、今はフリーな状態ですよね。だったら、自分のやってみたいこと、好きなこと、興味があることにとことん挑戦してみてはどうでしょう。コピーライティングというのは、センスやアイデアの前に技術が重要だと私は思っていますが、これは実際にコピーライター見習いとして実地で身につけるものです。仕事に就くまでにプロとして通用するレベルの技術を身につけるのはちょっと無理だと思います。だからむしろ、それ以外の経験や視野が、今の時期にしか手に入れられない大切なもののように思います。これだけは人に負けないというくらいの得意分野があると、コピーライターになった際に強力な武器になるはずです。そしてまた就職活動の際にもポイントになるでしょう。
例えば、私が今コピーライターとして学生時代を振り返った時に、やっておけば良かったと思うことの代表が旅です。日本各地を自分の目で見て、いろいろな人々の生活や考え方に触れ、名産や郷土料理を食べる。たったこれだけのことが、後々どれほど役に立つことか。今さらながらにちょっと後悔しています。
コピーは読む人の顔を想像して書くものです。その顔をどれだけたくさん、そして具体的にイメージすることができるか。そこらへんで良いコピーと悪いコピーの差がつくのではないかと思います。
masutechさん、深く回答して頂きありがとうございます。
『それ以外の経験や視野が、今の時期にしか手に入れられない大切なもののように思います…』
私の自慢出来る事、自分に誇れる得意分野があるという事はそれだけで何事もプラスになる様な気がします。
(改めて、今そう思いました・・・)
自分の為に強力な武器をつくりたいと思います。
ためになる回答をして頂き、本当に嬉しいです。
就職活動も含め、頑張ります。
No.5
- 回答日時:
再度。
>就職方法の一案として、[主要広告賞の受賞]を考えているのですが…
朝日広告賞など、新聞社主催の広告コンペはすごいレベルが高いです。プロのクリエイターがそれこそ何年もチャレンジしてやっとこさ獲るって感じです。もちろん何度応募しても獲れない人もいますし…。ちなみに対象作品はグラフィックのみで、募集は年に一度きり(毎年1月初め頃)だったと記憶しています。
もちろん未経験の方でもコンペにはどんどん応募すべきだし、そこで制作した作品を面接の時に持ち込み、自分のクリエイティブセンスをアピールするのは、就職活動の手段としてアリでしょう。ただ、広告賞を就職のステップとして考えるのは、難易度の点からあまり現実的ではないような気がします。あくまでも、広告制作の勉強の一環として広告賞にトライするのであればいいですが…
やはり、クリエイターは作品作ってなんぼの商売ですから、講座を受講して広告制作の基礎を学び、どんどん作品を作って会社にアタックするのが最も妥当な方法だと思います。
あと、コピーライターかCMプランナーか、どちらか希望をはっきりきめたほうがいいですね。これらの職種は、似ているようで違います…よく混同する人がいますが、厳密には仕事内容が違いますので注意してください。
再度、回答して頂きありがとうございます。
楽観的な考えでした、ヤッパリ…。
『作品作ってなんぼの商売』、良い響きに聞こえます。
勉強の一環として、売り込むためのネタとして…。
宣伝会議賞、読売広告大賞、ラジオCMコピー大会と
いろいろ参戦してみたいです。
sanzanさんもトライしているのですか…?
No.4
- 回答日時:
hujimasaruさんは学生ですか?
それとも他業種からの転職をご希望ですか?
私はコピーライターですので、同じ様な質問をされる機会があります。その際の解答はずばり「そういう会社に就職しましょう」です。
プランナーやコピーライターに求められるスキルを磨くこととと、職に就くこと。これは似ているようで実はちょっと違います。他の職業でも言えると思いますが。
ということで、広告制作会社や広告代理店への就職or転職を活発に行うのことが一番の近道です。CMだけはちょっと特別なので、CMプランナーを目指すのであればCM制作会社か大手の広告代理店に入社しなければなりませんね。コピーライターであればスタートはそれほど関係ないと思います。昔は著名なプランナーやコピーライターに「弟子入り」みたいなこともあったのですが、最近はあまり聞きませんし、需要もないようです。
なるほど、といえる回答ありがとうございます。
最後の『需要もないようです』という言葉は、
「そうかもな…」と少し冷静に考えさせられました。
私は、今年大学を卒業して只今就職活動中です。
就職方法の一案として、[主要広告賞の受賞]を考えているのですが、プラスになりますよね…。
あと、masutechさんはどのような経緯でコピーライターになられたのですか?
No.3
- 回答日時:
ちょっと厳しい回答ですが、
サイトなどを見て希望の職業に。という発想をされる事自体、
すでにCMプランナーには向いていないですね。
CMプランナーと呼ばれる人たちは、たしかに大手の広告代理店には
居ますが、イベンターと同様、実際には営業職の仕事の一部です。
ですから、地道に広告代理店で営業をするところから
始めるしか、実際にプランナーになる方法はありません。
営業力、特に、企画営業力をみとめられ、
中から営業企画をバックアップするようになったときに
その人にプランナーという名前が与えられます。
下の回答の方の2つの入口は、比較的著名な入口ではありますが、
実際にプランナーとして活躍する場が与えられるわけではないです。
営業からプランナーへ異動するという事なのでしょうか?
下にあった講座等からコピーライターやプランナーになる人もいるのではないですか?
いきなりプランナーになる事は出来ないかもしれないのですが…
営業から始まるという事は初めて知りました。
広告関係のお仕事をされている方ですか?
No.1
- 回答日時:
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