重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

遠方の設計事務所にRC住宅の設計監理を依頼したいのですが上手く仕上がるか不安です。

とある建築家に住宅の設計監理を依頼すれば、だいたい20回ほど現場監理に来てもらえるそうですが、
仕上がりの品質向上の為に、別の建築家をもう一人雇い、ほぼ付きっ切りで見てもらうことはおかしいですか?

一級建築士と親しい知人がいるのですが、現場監理を引き受けてくれるか彼に頼んでもらえるそうです。
今まで10件程RC住宅の設計監理の経験があるそうなのですが。

A 回答 (8件)

監理に対するスタンスをしっかり決めておけば良いです。


設計事務所がそれを飲むかどうかなので、あくまで事前の取り決めをしっかりしておけば良い話です。

同級生の実家は話し聞いたら笑っちゃうくらい寸法に厳しい建築士に依頼して、基礎の対角線が3mm長い短いというような人だったそうですが、そんな病的な監理をしても品質管理はしきれませんし、そもそもの許容を無視した指摘はしない方が良いです。
(コンクリートはそんなことよりジャンカ(空洞:充填不良)が一番怖いので。)
<主に土木技術者さんへの指摘>

お寺の建て替えなんかは、檀家が現場に入ってきてそこかしこ好き放題指摘して現場辟易。
そういうことが起きるのは好ましくないですし、長年現場にいた人間なら理想と現実の違いは熟知していると思いますので、許容範囲内なら改善できない部分は無理に是正せず飲み込むということはした方が良いです。

RC造だと主筋は「圧接」となるでしょう。
そうなれば土木でも同じですから不自然な部分の指摘は可能です。
配筋全般の仕様もほぼ変わりはありません(鉄筋太さで継ぎ手重なり長さは決まっていますので)。
実際には大きい部分の施工不良は扱う材料が大きいのでほとんど起きません。
出入口はじめ配管等のスリーブ開口補強筋の配置がもっとも重要になるので、それ以外はゆるくても大丈夫です。

先の回答で書きましたが、大きな・有名な物件をやってる設計事務所でも、現場では実際どうなのかまでは調べることは出来ません。
しかしそういうところを多く手掛けている以上、問題指摘はされないレベルであることは事実です。
なので、指摘・許容する部分を協力者と話しておくほうが良いでしょう。

話の流れで資金面は気にしないと考えたので、雇う費用などは触れませんが、むしろ精神的に余裕を持つことは必要だと思います。
「金は出すんだから1ミリも隙は許さない」って建物は実現不可能なので。

ハリウッドセレブが建ててもいまだに雨漏りする施工レベルと考えれば、日本の最低ラインはかなり高い所にあるので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度アドバイスありがとうございます。
仰るとおり、現場に対してごり押しでというのも気まずいものですね。
協力者もあまりそういった性格には見えませんが、ご指摘頂いた点を含めて依頼する設計事務所とよく話し合って決めようかと思います。
そもそも、まだ設計事務所すら決まっていない段階ですから、そこで話せば良い話なのかもしれません。
勝手ながら、客観的なご回答で毎回勉強させて頂きました。

お礼日時:2020/06/17 16:43

1)契約


 一般的に、施主と設計事務所は、2つの契約を締結します。
 一つは「設計契約」であり、一つは「工事監理契約」です。

 2つの契約を「設計・工事監理契約」と言ったりします。
 建物の設計を行った建築士が、工事監理を引き続き行うのが、
 一般的で、自然なので、一連の契約を同時に締結する例が多い。
 (尚、設計監理という用語は、ありません。あくまで、設計業務と
  工事監理業務という分け方です。)

 仮に、設計契約と工事監理契約を分離して、地元の建築士に依頼する
 お積もりなら、最初から、その旨遠隔地の設計事務所に、説明し、
 承諾を得るべきでしょう。

2)工事監理
 工事監理の業務は、「その建物が、設計図書通りに施工されているか」を
 確認する業務です。

 例えば、コンクリートに関して言えば、コンクリートの工場のレベル、
 現場までの所要時間、配合計画書、設計強度、混和剤、スランプ、空気量、塩分濃度、
 等設計図書で要求されたコンクリートの品質を確保するための確認が必要です。

 或いは型枠の強度、清掃、打設状況、等も確認が必要でしょう。

 しかし、基本的なことは、工事監理者は、「独断では何も出来ない。」という
 ことです。
 現場の状況で、設計内容の不備や偏向の必要が発生した場合、全て、設計者に
 相談をかけ、承諾のもとに行う必要があります。

 このことは、逆に言えば、設計者がその能力があると判断しなければ、
 設計者と工事監理者の意思疎通が上手く行かない、ということです。

 それが、地業工事、配筋工事、コンクリート工事、・・・と延々と
 続きます。

 理屈は分離できますが、分離が正しいかどうかは、少し疑問です。
 
 悪く言えば、「設計者(建築士)の工事監理が、品質の面で不安だ。」と
 思われない事もない。

 先にも記載しましたが、「品質管理」とは、「設計者が要求する品質を管理する。」
 ことなので、「要求品質」を最も深く理解しているのは、設計した建築士なのです。

3)土木工事
 畑が違うので、詳しくはありませんが、建築の鉄筋は、細く、細かい細工をします。
 土木は工事自体が大規模なので、太い鉄筋を組みますが、鉄筋と鉄筋の間隔が、
 建築にくらべて広いのです。

 この特色から、コンクリートの「柔らかさ(含水率)」が異なってきます。
 土木工事では、「硬い、流動性のないコンクリート」を使用しますが、
 配筋の間隔が広いので、それで十分コンクリートを打設できます。

 一方、建築では、配筋の間隔が狭いので、「柔らかい(含水率の高い)、流動性のある
 コンクリート」が必要になってきます。

 コンクリートの強度、クラック防止等の面では、土木のコンクリートが
 理想です。

4)圧接
 鉄筋の圧接採用については、傾斜地に計画するということから、太い鉄筋の
 採用が十分考えられ、その結果、圧接が発生する可能性があります。

 それを今から心配してもあまり意味がないと思います。

5)個人的な印象
 設計と工事監理を分離する利点は、正直、あまり無いように思います。
 それより、ちゃんとした、能力のある1級建築士事務所を見つけることに
 重点を置くべきだと思います。

 「能力」とは、「デザイン力」という意味ではなく、「技術力」と
 言う意味です。

 デザインだけで、「技術力」が伴わない事があれば、少し心配です。

6)追加
 それと別に、施工店(工務店)を決定する必要があります。
 建築士に相談すれば、恐らく、競争見積りを提案されると思います。
 
 重要なのは、その施工店の能力で、そこがしっかりしていれば、
 全体として、良い建物ができると思います。

書きすぎました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

something2013 さん
詳しいアドバイスありがとうございます。
希望する設計事務所はかなりの数の実例をHPに挙げているので、なんとなく設計者に技量もあるのではないかと考えるのですが。
素人ながらも色々な方のお話聞いていると設計してくれた方が現場も見てくれれば良いように思えるのですが、こうした指摘を全てまとめて設計事務所にお話させてもらおうかと思います。
まだ設計事務所も決まっていない段階で、そちらで聞けばよいことも色々、客観的な立場で教えて頂きました。大変良い勉強になります。ありがとうございます。

お礼日時:2020/06/17 17:26

質問者さんには関係なく申し訳ないですが。



住宅だと圧接はないとか、ホントにプロなのかどうか・・・
圧接をしない方法で建てるって言うならまだしも。
傾斜地だと平地にポンと建てるわけではないですからねぇ。
規模が不明の物件に定尺論を言っても・・・

こちらは鉄筋屋に助っ人行って現実に現場やってるので言えるんですけどねぇ、
頭おかしな設計屋さんだったのかなぁ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

漠然とした見識の無いご回答はどういった方が書いてくれているのでしょうか。
正直な所、なんのつもり書いているのか分からない。
タイピングの練習でしょうか?

お礼日時:2020/06/17 17:35

例えば、次のような方法であれば、建築士Aと建築士Bが別の建築事務所所属であっても、大きな問題は起きないと思います。


建築士Aには設計を依頼し、建築現場の確認に関しても「あくまでも設計者」として見て貰う。
建築士Bには工事監理を依頼し、工事監理についてはBに任せる。

私は、「設計者と工事監理者は別の人物(出来れば、別の事務所)であった方が好ましい」と思います。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

なむあみだぶつん 様

今回も素敵なHNからのご回答ありがとうございます。
設計者と工事監理者を分けたほうが良いという意見も聞きますのでその点も依頼する建築士に尋ねてみようと思います。
わりと意匠の凝らしたデザインなのでその点は不安ではありますが、設計者としてみてもらう?こともで上手くできるのでは、ということですね。

お礼日時:2020/06/17 16:53

土木と建築って、前問のことの延長?


土木と建築は違いますからね。
土木の人間にスランプ15だの18なんて笑われます。
料理をするにおいてフレンチのシェフが懐石料理を不得手とするのといっしょ。
普通の専用住宅ごときに圧接などありません。

複数の工事監理者を専任するのは可能(確認申請書には複数名を記入できる)だが、事務所の問題もあります。
違う設計事務所間ならまず無理。
『責任の所在があいまい』
A事務所の甲さんとB事務所の乙さんで割り振ってまともな監理はできない。
時間も費用もかかるし施工ミスより重大なトラブルが起こる。
もっと簡単に、いい方法があるでしょうに。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
設計事務所ともこの件相談し話し進められたら良いかと思います。

お礼日時:2020/06/17 16:44

3ヶ月?4ヶ月?の監理費用を支払えば受けてくれる可能性はあるでしょうね。




>ほぼ付きっ切りで見てもらうことはおかしいですか?

そういう人は殆どいない(ゼロに近い)だろうが、おかしいとは思いません。
ただ無駄だとは思います。

ですが貴女の考えを否定する訳では無いし、お金で不安を解消できるなら良いんじゃないかと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに、数百万?お支払いすることにはなると思います。
施工業者のミスや手抜きがどの程度なのか、なかなか定量化して考えるのも難しいので。。

お礼日時:2020/06/17 09:25

親しい知人に監理任せるのなら


設計事務所との契約破棄為ないと。

設計+監理を契約してるのでは?

確かに設計と監理を別々に発注する
場合も有ります。

その知人が設計の趣旨を理解為てるか
どうかは非常に難しいかな。

監理者が勝手にかえる事も有りうるでしょう。
私なら設計事務所に全てお任せ為ます。

其れに付きっきりってその人暇?
監理費凄く高いよ。

素人の考えそうな事。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
ただ、不良が無いように見てもらいたいだけですね。
ずるしないか、ミスしていないか。

お礼日時:2020/06/17 09:21

早い段階で一級建築士とか土木技術者のことを書いていれば、色々迷わなくて良かった気がしますよ。



多分自分の回答は「その人たち経由で話し進めれば?」で済んでます。

土木技術者が現役引退していてRC造と畑違いでも配筋の許容とかに違いがあっても、それは管理者に確認すれば済むことですし、鉄筋の重なりとかの基本は同じですから。
現場で口出さずに管理側に話し挙げればすむ事ですから。

必要なことは、それらのセッションを設計事務所とちゃんと話し合って練り込んでおく。
やり難くなるのは確かですが、対応は全て管理側に挙げる。

工期は長くなります。
全体としての注意事項は、ケツを決めないことです。工期はパートごとに切ってください。
そうしないと前パートからの遅れが最終業者にしわ寄せになるので無理が出ます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

mocmocさん
いつも本当にありがとうございます。
せっかく、ご回答して頂いていたのにすいません。

土木技術者本人も見てやるという意思がそれなりにありますので彼に頼めるかとは思っているのですが。
現場ではなく管理側に話せばいい、ということで可能性を考えます。
時間は余裕があるのでその旨も伝えたほうがよいですね。

大変勉強になります。ありがとうございます。

お礼日時:2020/06/17 09:19

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!