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ロシアという国が抱える貧富の格差とツァーリズム体質について質問です。

以下の画像は、グレゴリー・ミャソエドフ画、『ゼムストヴォの昼食』という絵である。
この絵の特徴は、貴族議員が食堂で食事をしているのに対し、農民議員は屋外で食べているという構図なのですが、ここで以下の質問です。

1.ロシアという国は、国土が広く、しかも石油や天然ガス、ダイヤモンド、金といった鉱物資源が豊富でもあり、しかも肥沃な土地が多い。
しかし、あるニュース記事では、ロシア国内では、新しい靴が買えないし、地方では下水道も整備されていない。
国内の道路の状態は劣悪で、廃墟のようになった村もあり、失業者も増加している。
それなのに、なぜロシア政府などの政治家や官僚は、国内の貧富の格差を理解せず、そればかりか解決しないどころか、経済的な利権の汚職や賄賂に固執し、しかも着服した金を自分達の懐に入れるという、『泥棒政治』が横行しているという有様である。
なぜロシア政府などのお偉方達は、富の独占をやめて、その富で、国内の貧富の格差を無くそうとしたり、汚職や賄賂など根絶しようしないのでしょうか?

●『ロシア、新しい靴を買えない家庭が3割強、それを「理解できない」大統領報道官 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト』↓
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/ …

●『プーチンを激怒させた“ロシア暗殺部隊”のあり得ない大失態(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース』↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b600e913885b6 …

2.齧った程度ですが、ロシアという歴史は、血みどろの歴史で、粛清や暗殺、権力闘争が起きているのに、ロシア国民達の立場は、悲しい程に抑圧され、権利など無きに等しい程であったのですが、ここで質問です。
これ程までに、ロシアという国は、モスクワ大公国からロシア帝国、やがて旧ソ連からロシア連邦、国民を抑圧し、時には弾圧するという体質は、未だに『ツァーリズム』という体質を引き摺っているからなのでしょうか?

3.以下の画像のように、ロシアという国は、時代を経ても、支配する側が支配される側を支配し、抑圧し、時には弾圧しながら、搾取するという体質は、なぜ今日に至るまで、改善どころか、抜け切れていないのでしょうか?
その理由を教えてください。

「ロシアという国が抱える貧富の格差とツァー」の質問画像

A 回答 (2件)

国土が広すぎる。

それも勢いにまかせて一気に拡大したものだから、僻地は政治的に放置されていた。広い土地に比較的少数ま住民が散在してるのだから、上下水道や道路を造る分は政府の持ち出しになる。やる気がおきない。
地下資源が豊富でも、それが判ったのは最近100年ちょっと昔のごろ。国土のほとんどが、日本で言えば北海道より寒いので、農業もきびしい。
国土のほとんどが、アジアの北部なのに、ヨーロッパのハズレに位置してる部分もある。ヨーロッパの感覚で政治をするから、僻地(アジア北部)のことはわからない。
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こうした後進的な国に共通しているのは


国民に、一体感、連帯感が無い、乏しい
ことですね。

ロシアは、昔から、西洋諸国に比べると
一歩も二歩も遅れていました。
その原因は、寒冷という気候もあるでしょうし、
多民族で国土が広大であることも
あるでしょう。

多民族で国土が広大なので
国民の間に一体感、連帯感が
育ちにくい。

国民という意識が、育っていないから、国家の事もあまり
考えません。
関心があるのは自分のことだけ。
だから汚職に走ります。

汚職が流行るから、支配層は肥え太る
一方で、庶民は貧しくなります。


(以上、途上国を考える 「高木保興」東大名誉教授)
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