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思考盗聴についてわかりやすく教えてください。理解力が低いため、自分で検索してもよくわからなかったので……
カテゴリー間違ってたらすみません

A 回答 (2件)

一種の強迫観念、精神病の類いです


そう主張する人の言い分を聞いても解らないのであれば
それは常人には理解できない概念だからです

「私と同じことを考えてる」と考える所を
「私の思考を盗聴している」と考えるのならば
常識的に考えてその人は頭おかしい人です
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この回答へのお礼

とてもわかりやすいです!ありがとうございます!

お礼日時:2020/08/26 16:04

カフォルニア大学バークレー校(米国)の神経科学者Jack Gallantは研究室で、椅子から身を乗り出して食い入るようにコンピューター画面を見つめていた。

そのコンピューターは、被験者
の思考を解読した結果を表示しようとしていた。

コンピューター画面の左側には、Gallantが脳スキャン中の学生被験者に見せた映像の一場面が表示されている。画面の右側には、コンピューターの解読プログラムが被験者が見ていたものを推測した結果が表示されている。被験者の脳スキャン像の詳細データのみを使って、被験者が何を見ていたかを当てようというのだ。

画面の左側には、映画『ブライダル・ウォーズ』のあるシーンが映し出されていて、アン・ハサウェイの顔があり、ケイト・ハドソンと熱のこもった会話を交わしている。それに対し、コンピューターの解読アルゴリズムは自信たっぷりに、画面の右側に大きくはっきりした文字で、「woman(女性)」や「talk(話す)」などの言葉のラベルを着々と表示していく。終わると、左側の画面が別の映像に変わった。今度は、野生生物のドキュメンタリーからの水中シーンだ。この解読に四苦八苦したプログラムは、最終的に、自信のなさそうな小さく色の薄い文字で、「whale(クジラ)」や「swim(泳ぐ)」などのラベル付けをした。

「この動物はマナティーですが、解読プログラムはそれが何であるかを知らないのです」と、まるで出来の悪い学生を擁護するかのようにGallantはプログラムについて説明を始めた。彼らは、被験者にさまざまな画像や映像クリップを見せ、その際に生じた脳活動パターンをプログラムに取り込ませることで、このプログラムを「訓練」したという。この解読プログラムにはいくつかの大型の水棲哺乳類に関するデータはあったが、マナティーのデータはまだなかった。

この技術は「脳情報デコーディング(brain decoding)」と呼ばれ、現在、世界各国の研究グループがこれに取り組んでいる。この技術を使って、脳スキャンデータから、人が何を見たり聞いたり感じたりしているのか、何を思い出しているのか、どんな夢を見ているのかを読み取ろうというのだ。

マスメディアは、この技術によって「読心術が空想から現実に」とか「我々の社会生活のあらゆる面に影響を及ぼす」などと報道している。例えばThe Economist(英国ロンドン)は読者に「恐れるべき」だと警告した科学者が脳スキャンによるテレパシーを実現対照的に企業は、脳情報デコーディングを市場調査や嘘発見法などに応用しようと、科学者に接触を図り始めている。しかし科学者の関心は、この技術を使って、脳そのものを知ることにある。Gallantのグループやその他のチームは現在、さまざまな脳活動パターンの基盤に何があるかを明らかにしようと取り組んでおり、脳が自身を取り巻く世界を理解するために使っている符号(コード)やアルゴリズムの解明を目指している。この技術を使えば、脳の働きを支配する基本原理や、脳が記憶や行動、情動を符号化する仕組みを知ることができると考えているのだ(「初心者のためのデコーディング入門」を参照)。

Gallantらの技術を、写真や動画などの視覚情報の符号化を超えた領域にまで適用するには、複雑さの点で極めて大きな飛躍が必要になるだろう。Gallantは、「私が脳の研究で視覚を扱うのは、それに最も興味があるからではありません。最も研究しやすい部分だからです。視覚は、私が死ぬまでに解明できそうだという期待が持てる領域なのです」と説明する。ただし、理論上は「この技術を使えば、どの脳領域も基本的に解明できるはず」と彼は言う。
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