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老人のボケ防止に過去のことを積極的に思い出すという回想法があります。
その有効性には納得できる点がありますが、逆に、思い出したくないことを思い出してしまうという弊害も考えられます。この点、問題にならないのでしょうか?
元気老人の慰問をしていますので、ちょっと気になるのです。教えて下さい。

A 回答 (1件)

回想法といわれる方法の利点は,コミュニケーションを図るということが前提で,最近のことよりも記憶に残りやすい昔のことから出発し,潜在的な自分を引き出すと同時に,こちらが聞いたり共感することによって人間関係が構築されて行くわけです.ですから,思い出したくない過去の事柄や悲しい出来事に触れたときに,その人がどのような反応を示すのか分析する必要があります.あっさりと乗り越えてこちらの利き手のことを配慮するか,そこで停止しネガティブな部分が再認識されるのかいろいろな反応があると思いますが,話すことによって自浄作用が生じるのであればしっかりと聞いて,共感(技術と人間関係が必要)してあげる必要がありますが,そうでない場合は話題を変えたり,視点を変えてレフレッシュしていかなくてはなりません.


いずれにせよ,双方向のコミュニケーションですから,こちらの関わり方も大切ですし,相手がどのような状態なのか把握しながら行うとよいと思います.そして,いつも笑顔で話してもらえると,こちらもうれしくなります.
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この回答へのお礼

極めて解り易い、ご説明で、完全に認識できました。
ご老人を慰問して、お話しを聞くことは、非常に勉強になります。
けれど、一度、ご家族の方が、あまり好感を持って下さらなかったことがありました。昔のことを、掘り返さないで、という意味合いのことだったと思います。これからは、関連の人たちとのバランスを考えて、コミュニケーションを大切にして参ります。
誠に、有り難う御座いました。

お礼日時:2001/08/17 23:39

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