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日本語を勉強中の中国人です。「人柱」という言葉の使い方を教えていただけませんか。辞書で意味を確認しましたが、いまひとつです。日常で使うレベルの単語でしょうか。もう少し説明していただけませんか。

また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

「人柱」というのは、昔の日本で橋や堤防、城などを建てる際に、完成の無事を祈願するために生贄(いけにえ)として捧げられた人のことを言います。


基礎部分に生き埋めにされたそうです。人が柱の一部となるので「人柱」呼ぶのです。
私の先祖の村でも過去にその風習が行われたらしく、「橋を架けるための人柱とするのに、ふんどしに継ぎ当てのある人が選ばれたことがある。だからおじいちゃんのふんどしは古くなったら絶対に継ぎ当てをしないで捨てることにしているんだよ」と子供の頃に聞かされたことがあります。

この言葉はもう古く、現代ではせいぜい小説で使う程度です。
まあ「御社の人柱としてこの身を捧げる覚悟です!」みたいな大げさな比喩表現もなくはないです。
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この回答へのお礼

貴重な経験談を聞かせていただき誠にありがとうございました。

お礼日時:2020/10/30 08:56

現在では次のような意味で使うことがしばしばあります:



工事中、労働者が事故死した場合に慰霊と鎮魂の思いを籠めて人柱と呼ぶ場合もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%9F%B1
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/10/30 09:01

現在では使うことはありません



「人柱」というのは
たとえば橋をかけるとか
トンネルを掘るなどの時などに
安全でありますように
事故がありませんようにと
人間を犠牲にして
現場に生きたまま投げ入れたり
埋めたりしたという
時代がありました

その犠牲者を「人柱」と言います

江戸時代あたりまであった
古い習慣です

一般的に
女性で処女であることなどと
記録に残っています

ただ
誰か犠牲になってもらおうかという時に
冗談で
「誰々に人柱になってもらおう」などと
使うことがあります
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2020/10/30 08:51

日本人は好きですよ、この自己犠牲の美意識というか感覚は。

ただし表だって言うべきことではないことになっています。この言葉は声にはなりませんが心中に確実に住んでいて日本人の生き方をコントロールしています。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。いい勉強になりました。

お礼日時:2020/10/30 08:49

scapegoat が、近いと思います。


日常ではあまり使いませんが、言葉がマイナーだからではなく、ネガティブな意味を持つ言葉だからだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いい勉強になりました。

お礼日時:2020/10/30 08:48

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