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生徒の英語力の測り方として、英文和訳があります。英文和訳は 構文の理解なども含めて ピンポイントで英語の理解度を測定できます。

ただ、ここで疑問があります。というのは、これは当たり前すぎて、つい見落としがちになりやすいんですが、英語は日本人だけの外国語ではないということです。母語話者だけでも 4億人で 日本語よりも はるかに多いだけでなく、第2言語として話せる人も含めると 15億人に上るということです。
つまり、 私たちが日本語を話すように 英語を母語にしている人たちが世界中にいて、第2言語として話せる人も母語は さまざまだということです。

また、英文和訳で生徒の英語力を測るには 次のような問題も含んでいます。

① 日本人にしかテストできない。
② 英語が得意であるはずの海外帰国子女が逆に不利になることがある。
③ 模範訳と違う場合、採点者の裁量に委ねられる。

これも当然でのことすが、私たちは 中国人やフランス人と英語で会話することも多いかもしれませんが、相手の英語力はどうやって査定するんでしょうか? 英文和訳はもちろん 無意味ですし、かといって、英文を中国語やフランス語に訳させても 英語力を判断することはできません。

そこで質問ですが、英語力を細かく正確に測る最良の方法は何だと思いますか?

A 回答 (2件)

ひとくちに「英語力」といっても、その能力は実にさまざまですよね。

翻訳者に必要な能力と文法学者に必要な能力は全然イコールではないし、英文学者の能力や英語学者の能力はこれまた全然違いますので、「細かく正確に測る」なら、何に焦点を置くかによりますよね。例えば、やたらともてはやされているTOEICで高得点を取るのに訳す能力はまったく必要ありません。大学入試や入社試験で、英語に特化したテストと日本語の小論文テストの両方が課せられがちなのもそのためです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>「細かく正確に測る」なら、何に焦点を置くかによりますよね。
ごもっともです。日常会話に焦点を置きたいと思います。それと、母語の違う人たちを公正に評価するという視点で考えたいと思います。

お礼日時:2020/12/08 19:35

レスポンスを拝見しました。

英会話のテストでしたら、TOEICにもTOEFLにもスピーキングのテストがありますよね。
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/c …

その場で与えられた課題について論述したものを録音して、私の理解では、それを複数の試験官が採点します。

ただ、そもそも会話というものは、話した内容の文法以外は正確には測れませんし、どうしても試験官の主観が入りがちです(いわば、フィギュアスケートの採点と同じ)。したがって、厳密には正解はないことになりますし、実社会での会話においては、単語の選択や文法が正確なほうがいい場合もあれば、単語や文法はデタラメでも説得力があったほうがいい場合もある(セールスマンなど)ので、なにをもって「英会話力が優れている」とするかは、これまた人それぞれです。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

TOEICはビジネス英語の傾向が強く、TOEFLは留学生を対象にしていて、アカデミックな要素が濃いですね。
でも、日本では あまり普及していませんが、CEFR(https://en.wikipedia.org/wiki/Common_European_Fr … )だと 英検みたいに 同じレベルでも 幅が大きいんですよ。

お礼日時:2020/12/08 22:13

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