
1.
格助詞「に」と「で」の意義の相違について。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11786373.html
この筆者は、
(ア)格助詞「に」は場所を表わす。
という定義を批判し、その理由として、
『格助詞「に」=場所』という意味になってしまうからだ。
と主張している。
しかし、(ア)の文は『格助詞「に」=場所』と言ってるわけではないのだから、彼は明らかな勘違いに基づく言いがかりを付けていることになる。
これが彼の根本的な、そして決定的な誤りである。
こうした勘違いの認識から始まっているため、彼の批判はすべてがまったくの出鱈目にならざるを得ないし、実際そうなっている。
そもそも「表わす」というのは「示す・表現する」という意味であり、
「〇〇は▲▲を表わす」という文が「〇〇=▲▲」という意味になるわけがない。
「長めの笛は試合終了を表わす」が「長めの笛=試合終了」じゃないのと同じだ。(長めの笛後の会見が始まります、なんて言うアナウンサーはいない)
あくまで「長めの笛は試合終了を示す」という意味である。
「信号の赤は止まれという合図を表わす」は「信号の赤=止まれという合図」ではない。
あくまで「信号の赤は止まれという合図を示す」という意味である。
このように、すべての矛盾・曲解・勘違い・言いがかりの原因は、
【この筆者は「表わす」の意味を勘違いして覚えている。】
ということにある。
(☜この簡単な事実さえ理解できれば彼の批判は止まざるを得ないだろう)
2.
彼の主張は次のとおりだ。
(イ-1)格助詞「に」は空間的・時間的な位置付けの認識を表わす。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12206310.html?pg=1& …(#66)
この定義自体は正しい。
ただ、この文で『格助詞「に」=空間的・時間的な位置付けの認識』だと言ってるつもりらしいが、先に述べたように、この文はそういう意味にはならないのである。
あくまで、
格助詞「に」は空間的・時間的な位置付けの認識を示す。
という意味なのだ。
「位置付ける」は、
物の占める場所をある地点に定める。配置する。
という意味の他動詞である。
「展示物を正面に位置付ける」のように使う。
しかし、(イ)では、なにをどこに位置付けるのかが曖昧である。
この構造が重要なのだが、
『会議は5時に始まる』
という文においては、
(イー2)格助詞「に」は「始まる」という動作を「5時」という時間的な地点に位置付ける認識を表わす。
という意味になる。
意義としては、
(イー3)格助詞「に」は(「に」の後ろに続く)動作を(「に」の直前の)空間的・時間的な地点に位置付ける認識を表わす。
という表現になるだろう。
常にこのように表現する必要性はないが、(イ-1)の定義は、こういった意味であることを理解しておくことが重要だ、ということだ。
(イー2)がわかりやすいと思うので再度とりあげるが、これをさらに分析すると次のような意味であることがお分かりいただけるのではないだろうか。
(イー2’)格助詞「に」は「始まる」という動作を【未だ何処とも定まっていない地点から】「5時」という時間的な地点に位置付ける認識を表わす。
【未だ何処とも定まっていない地点から】「5時」という時間的な地点に位置付けるのですから、位置付けられた「5時」という時間的な地点を「着点」と認識するのは、極めて自然であり論理的でしょう。
以上を要約して格助詞「に」の本質的意義(ただひとつの意味)を定義するなら、
(ア-2)格助詞「に」は着点を表わす。
と表現するのが妥当と思うのですが、いかがでしょうか?
冒頭文が、
(ア)格助詞「に」は(着点としての)場所を表わす。
という意味であることはご理解いただけるでしょう。
学研国語大辞典の注釈も以下に改めてお示ししておきますので、参照しつつご検討いただければ幸いです。
●動作・作用が存在し、成立し、由来し、おもむくところ(=時間・空間・心理上ノ静止点)をそこと指定し、連用修飾句を作るのに用いる。(学国)
⇒この文における格助詞「に」は、「始まる」という動作が成立しおもむく時間上の静止点を「5時」と指定し、「5時に」という連用修飾句を作っている。
3.
因みに、彼自身、勘違いであることを自覚しているかのような片鱗が見えなくもない。
それは、たとえば、
a.《格助詞「に」自体が「受け取り手」を表わしているのではないのも明らかであろう。》
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9186 …
という発言にヒントがある。
無意識的であろうが、ここで彼は、
b.《格助詞「に」が「受け取り手」を表わしているのではないのも明らかであろう。》
とは言っていないのだ。おそらく、
・格助詞「に」は〇〇を表わす。
のように、
「自体」という語が無い場合、『格助詞「に」=〇〇』という意味にはならない、
という感覚を(無意識的に)彼は持っているのだろうと思われる。
この点が僅かながらの希望と言えば言えるだろう。
つまり、彼は実は「表わす」の意味を【無意識的には正確に把握している】はずなのだ。
しかし、
「〇〇は▲▲を表わす」という文は「〇〇=▲▲」という意味である。
という誤った持論を正当化するために、
(ア)格助詞「に」は場所を表わす。
の代わりに
(アー×)格助詞「に」自体は場所を表わす。
をいかにも同じ内容であるかのように入れ替えて提示しているのだと思われる。
たしかに、「自体」と付け加えることで、『格助詞「に」=場所』というニュアンスを出したい気持ちは伝わると思う。
そして、まあ、それは許容範囲とも言えるかもしれない。
しかし、そもそも「自体」という語を付記していない(ア)の文は『格助詞「に」=場所』と言っているわけではないのだから、完全にお門違いの批判を繰り広げていることに気づかなくてはならない。
『名詞や動詞などと違って、【助詞はそれ自体がある事物や動作・状態を指さない。】助詞の意味というときには、ここに問題点の一つがある。』
という国広氏の論文を引用して、批判の根拠としたりもしているが、国広氏が使っている「自体」の意味も理解していないことは明らかだろう。
この論文が、
(ア)格助詞「に」は場所を表わす。
を否定しているものでないことも明らかなのだが、この筆者は、そのことにも気づいていない。国広氏は、
『庭に鶏がいる』の場合、
助詞「に」自体が「庭」という場所を指しているのではない、と言っているにすぎず、
助詞「に」が、「(鶏が)いる」という動作の着点(あるいは位置付け先)としての「庭」という場所を指す話者の認識を表わして(示して)いることを否定しているわけではないのだ。
4.
なお「着点」の概念について、さらに詳しくは、
「イメージで教える日本語の格助詞」(杉村 泰)
https://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/sosho/1/sug …
「格助詞にの統一的分析に向けた認知言語学的アプローチ」(菅井 三味)
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8221 …
などで、より専門的な見解が展開されております。
また、私見については、下記の拙質問で色々な切り口を述べていますのでご参照いただければ光栄です。
・《格助詞「に」の意義とは何か-機能主義言語論の混迷》 批判
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12206310.html?pg=2& …
・会議は5時に始まります。(その2)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12197101.html
・会議は5時に始まります。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12189564.html?pg=1& …
長文を最後までお読みいただき感謝申し上げます。
書きなぐりで整っていない文になっているかもしれませんが、忌憚のないご見解をお聞かせいただければ幸いです。
A 回答 (59件中51~59件)
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No.9
- 回答日時:
ほほう!
当方の指摘が理解できずに遁ずらですか。
こちらの要望には、一切答えずスルーですね。
Net辞書のコピペはできても、まともな文の読み書きはできないということですね。
それが質問者の読解力以前の実態であることを満天に晒しているのですが!
一体、諸賢に何を問おうとしているのやら?
結局、あなたはおそらく知識というものが無く、ましてやそれを活用する論理能力など全く無いということですね。
それでは、いくら議論しても進歩しません!
>>因みに、三浦は、
「〇〇は▲▲を表わす」という文は「〇〇=▲▲」という意味である。
と言っているのですか?
まさに、論点なんだから、そのぐらい教えといてよ。
そんな稚拙なことは言っていませんが、読み書きも覚束ない人に何を説明しても何の意味もありません。■
ご回答ありがとうございます。
>こちらの要望には、一切答えずスルーですね。
:
頭おかしいのか?(笑)
今まで「こちらの要望には、一切答えずスルー」してきたのはどこのカス野郎かな??(笑)
第一、ちゃんと答えているぞ?
頭だけじゃなく目も悪いようですな?(笑)
>そんな稚拙なことは言っていませんが、読み書きも覚束ない人に何を説明しても何の意味もありません。
:
ほらね、さっそくお得意の「一切答えずスルー」を証明しているぞ?(笑)
分からんならわからんと素直に言えばいいものを。(笑)
要するに、誰かの解釈をパクッて言ってるだけで、三浦を理解しているわけじゃないんだろ?
もう十分に化けの皮は剥がれているんだが、まだ気づかずというところのようで。
No.8
- 回答日時:
>>どうも質問の意味がわかっておられないようですな。
三浦が意味とは何かを明らかにしており、それにより、辞書の説明文とそれを歪めた説明文の誤りが明らかになるということです。
そして、当然ながらそこから格助詞の意義と意味の関係が明らかになるということです。
最初からそれを指摘し、二年ほど経過していますがそれを全く理解できていないということです。
本文260P程の39pまでが未だに理解できずに、他人の読解力を云々するのは笑止千万ということです。
まずは、書取りから始めましょう!■
ご回答ありがとうございます。
>三浦が意味とは何かを明らかにしており、それにより、辞書の説明文とそれを歪めた説明文の誤りが明らかになるということです。
:
んなあほな!(笑)
たった、これだけの文を比較して見解を述べることもできんようじゃ、どうにもならんね。
下記の文の相違点を述べよ。
なんていう試験問題があったらどうするんだね?(笑)
三浦の本を見てもいいですか?
と試験官に聞くのかな?(笑)
結局、あなたはおそらく知識だけは持っているのだろう。
ただ、それを活用するだけの論理能力がほぼ皆無に近いということだと思う。
こちらの要望には、一切答えずスルーしてきた原因も、であれば理解できる。
何かといえば、あれ読め、これ読めで、自分の言葉で語るということがまったくできないのも肯ける。
ま、これ以上、いじめるのはやめにしておきますわ。
因みに、三浦は、
「〇〇は▲▲を表わす」という文は「〇〇=▲▲」という意味である。
と言っているのですか?
まさに、論点なんだから、そのぐらい教えといてよ。
い‐み【意味】
㋐特に言語表現によって表される内容。言語表現が指し示す事柄または事物。(広辞苑)
い‐ぎ【意義】
①意味。わけ。言語学では、特に「意味」と区別して「一つの語が文脈を離れてもさし得る内容」の意に使うこともある。(広辞苑)
◎「意味」=様々なシチュエーションに対応して解釈可能な個別の意味。一つの語に対して辞書が表記している複数の語釈のことを指す。
◎「意義」=あらゆるシチュエーションに通底する、ただひとつの意味。
ということだ。
No.7
- 回答日時:
>>では、どの箇所がどのように違うのか説明できますか?
だから、意味とは何かについて書かれた文の書き取りをして応答下さい。
それを元に説明します。それが最短で、最良の方法です。■
ご回答ありがとうございます。
どうも質問の意味がわかっておられないようですな。
辞書の説明文と私の説明文では、どこが違っているのか説明して下さい、と申し上げている。
三浦が何を言っているかは、この場合何の関係も無いだろ?
い‐み【意味】
㋐特に言語表現によって表される内容。言語表現が指し示す事柄または事物。(広辞苑)
い‐ぎ【意義】
①意味。わけ。言語学では、特に「意味」と区別して「一つの語が文脈を離れてもさし得る内容」の意に使うこともある。(広辞苑)
◎「意味」=様々なシチュエーションに対応して解釈可能な個別の意味。一つの語に対して辞書が表記している複数の語釈のことを指す。
◎「意義」=あらゆるシチュエーションに通底する、ただひとつの意味。
ということだ。
No.6
- 回答日時:
>>私の提示した文とほぼ変わりませんが、下記の文も意味不明ですか?
全然違います。辞書の説明は誤ってはいますが、それなりのポイントは抑えています。それに比し、「私の提示した文」は全くの誤りです。
グダグダ言わないで、まず書き取りをしましょう。読解など期待していないので。ゴシックの太字の文です。
そうすれば、読解力があれば自ずと誤りが理解できる筈なのですが?
それに基づき詳しい説明をしましょう。
少なくとも、質問を投げ掛けた諸賢には理解いただけると思います。■
ご回答ありがとうございます。
>全然違います。
:
そう思うのですね?
では、どの箇所がどのように違うのか説明できますか?
それができないなら、何もわからずに闇雲に「違います」と言っているに等しいよ?(笑)
い‐み【意味】
㋐特に言語表現によって表される内容。言語表現が指し示す事柄または事物。(広辞苑)
い‐ぎ【意義】
①意味。わけ。言語学では、特に「意味」と区別して「一つの語が文脈を離れてもさし得る内容」の意に使うこともある。(広辞苑)
◎「意味」=様々なシチュエーションに対応して解釈可能な個別の意味。一つの語に対して辞書が表記している複数の語釈のことを指す。
◎「意義」=あらゆるシチュエーションに通底する、ただひとつの意味。
ということだ。
No.5
- 回答日時:
なお、「1. 言語の意味とは何か」の結論は太字のゴシックで記されています。
質問者の読解力でも、それくらいは理解できると思います。それができないようでは全くお話しになりません。
この点は、過去二年程前からの応答で何度も指摘している事項です。
未だに、この意味とは何か意義とは何かの理解もなく、格助詞の意義を自身の何の論理性もない思い込みに基づき喚いている醜態を理解できませんか?
それが、質問者の読解力の実態です。■
No.4
- 回答日時:
>>他はわからないが、しかし、今の論点はそこじゃないんだな。
そういう寝ぼけたことを言っているから駄目なのです。
三浦つとむ『日本語はどういう言語か』のp39で「1. 言語の意味とは何か」を論じています。
まずは、ここで意味とは何と書かれているかをここに書き出し下さい。そうすれば、
>>◎「意味」=様々なシチュエーションに対応して解釈可能な個別の意味。一つの語に対して辞書が表記している複数の語釈のことを指す。
などという寝言の誤りが理解できるでしょう。■
ご回答ありがとうございます。
>まずは、ここで意味とは何と書かれているかをここに書き出し下さい。
:
肝心な点になると、どんな質問を何回しても一切答えず、そのわりには偉そうに要求するんだね?
見苦しいよ?(笑)
暴漢に襲われた被害者にとって「巡査」は「救い」を意味し、暴漢にとっては「邪魔者」を意味する。
文字との客観的関係性を意味と言うと言いたいのだろうが、そもそも、そのためには「巡査」という語彙の「警察官の階級の一つ」という属性を知ってこそ、その関係性が成り立つはずだろ?
三浦も、辞書は言語表現のための約束事を教える書物だと言ってるじゃん。
まあ、いずれせよ、そこは現在の論点とは直接的な関係はないから。
論点外しはそのぐらいにしておいたら?(笑)
そして、わたしの述べた箇所を挙げて、具体的な批判をひとつでも展開してみろよ。
ぜんぶ的外ればっかりだぜ???(笑)
>この意味とは何か意義とは何かの理解もなく
:
私の提示した文とほぼ変わりませんが、あなたの読解力では、下記の文も理解できませんか?
い‐み【意味】
㋐特に言語表現によって表される内容。言語表現が指し示す事柄または事物。(広辞苑)
い‐ぎ【意義】
①意味。わけ。言語学では、特に「意味」と区別して「一つの語が文脈を離れてもさし得る内容」の意に使うこともある。(広辞苑)
No.3
- 回答日時:
>>
◎「意味」=様々なシチュエーションに対応して解釈可能な個別の意味。一つの語に対して辞書が表記している複数の語釈のことを指す。
◎「意義」=あらゆるシチュエーションに通底する、ただひとつの意味。
ということだ。
相変わらずの言葉遊びですね。
というか、全く意味不明の説明です。
循環論法という言葉をご存じですか?
毎度指摘の通り、「意味」という語のお遊び以上の意味はありません。■
ご回答ありがとうございます。
>全く意味不明の説明です。
:
そうなんですね。
私の提示した文とほぼ変わりませんが、下記の文も意味不明ですか?
い‐み【意味】
㋐特に言語表現によって表される内容。言語表現が指し示す事柄または事物。(広辞苑)
い‐ぎ【意義】
①意味。わけ。言語学では、特に「意味」と区別して「一つの語が文脈を離れてもさし得る内容」の意に使うこともある。(広辞苑)
No.2
- 回答日時:
くだらない言葉遊びにうつつを抜かすのではなく、購入した三浦つとむ『日本語はどういう言語か』をきちんと理解できるまで読み込み、出直しましょう。
こんなことを言っているようでは全く理解できていません。
まず、その事実を深く自覚し、何が足らないのか、抜けているのかをしっかり反省しましょう。■
ご回答ありがとうございます。
すべて読んだわけではないが、
「に」を含めた助詞などは主体的表現である、と三浦が言っていることぐらいはわかっている。
他はわからないが、しかし、今の論点はそこじゃないんだな。
「に」を含めた助詞などは主体的表現であるという点では一致しているのに、
「〇〇は▲▲を表わす」という文は「〇〇=▲▲」という意味である。
というあんたの認識が間違っているから、食い違っているんだよ。
おわかりですか?
これが論点であるのに、あれ読め、これ読めというのは、明らかに論点外しの逃げと思われても仕方ない。
つまり、あなたは単純すぎる、しかし極めて卑怯な手段で、自らの矛盾を覆い隠そうとしている〇ン〇ス野郎だ、ということだ。
No.1
- 回答日時:
相変わらずの言葉遊びを繰り返していますね。
>この定義自体は正しい。
としながら、全く理解できていません。
>>しかし、(イ)では、なにをどこに位置付けるのかが曖昧である。
格助詞「に」の意義を論じているので当然のことです。それは文によって表現され、示されるもので、質問者も、
>>『会議は5時に始まる』
という文においては、
と個別の文を持ち出していますよね。この表現の過程的構造が重要なのだが、質問者は此の点が全く理解できていないということです。(☜この本質的な欠陥が理解できないかぎり質問者は誤った批判を繰り返さざるを得ないだろう)
つまり、語の意義と文での意味の相違と関連が全く理解できていなという根本的な欠陥があります。
認知言語学を信奉する、
杉村 泰
「イメージで教える日本語の格助詞」
もまた、
>本稿で特に強調したいのは、「に」によってマークされる対象は話し手によって「点」として認知されたものであるということである。これは「で」が〈領域〉として認知されるのと対照的な特徴である。
と「マークされる対象」を取り上げることしかできず、規範としての格助詞「に」の意義を取り上げることができていません。
同類の、
菅井三実
「格助詞にの統一的分析に向けた――認知言語学的アプローチ」
もまた、
>意味を解釈と規定する意味観
などという意味不明な議論をしています。
こんな非科学的な論に援軍をもとめるしかないのが質問者の言語理解の限界を露呈しています。■
ご回答ありがとうございます。
1.
>しかし、(イ)では、なにをどこに位置付けるのかが曖昧である。
格助詞「に」の意義を論じているので当然のことです。
:
そうした解釈しかできない点がアスナロウさんの限界だということでしょうな。
しかも、相変わらず読解力に乏しい。いや、ほぼ無い、と言えるのでは?(笑)
『意義としては、
(イー3)格助詞「に」は(「に」の後ろに続く)動作を(「に」の直前の)空間的・時間的な地点に位置付ける認識を表わす。
という表現になるだろう。』
と書いているのが目に入りませんか?
格助詞「に」の意義を論じていても、『なにをどこに位置付けるのか』を明確にできていますよね?
理解しやすくするために『会議は5時に始まる』という例文を挙げているのだ、ということぐらい小学生でもわかりますぞ?(笑)
2.
>つまり、語の意義と文での意味の相違と関連が全く理解できていなという根本的な欠陥があります。
:
上に述べたように曲解に基づいて、こうした無茶苦茶な結論を展開するのだからまったく手に負えませんな。
応じるのも馬鹿らしいが、閲覧者もおられることだろうから一応触れておくが実に簡単なことだよ。
い‐み【意味】
㋐特に言語表現によって表される内容。言語表現が指し示す事柄または事物。(広辞苑)
い‐ぎ【意義】
①意味。わけ。言語学では、特に「意味」と区別して「一つの語が文脈を離れてもさし得る内容」の意に使うこともある。(広辞苑)
◎「意味」=様々なシチュエーションに対応して解釈可能な個別の意味。一つの語に対して辞書が表記している複数の語釈のことを指す。
◎「意義」=あらゆるシチュエーションに通底する、ただひとつの意味。
ということだ。
3.
あなたの根本的且つ決定的な誤謬は、
「〇〇は▲▲を表わす」という文は「〇〇=▲▲」という意味である。
と思い込んでいること。
それは違うということに気づくまでは、私の相手にはなりませんな。
当面の課題を以下に提示して差し上げますから精進なさってください。
なぜわざわざ「自体」という語を付けて表現するのか?ということね。
(課題1)
(アー×)格助詞「に」自体は場所を表わす。
という表現を自身使うのはなぜか?
(課題2)
国広氏が、
『【助詞はある事物や動作・状態を指さない。】
と言わなかったのはなぜか?
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アスナロウさんご返信ありがとうございます。
明日ゆっくり応答します。
第3項がノー ということですね。
下記のようにはっきりと明記していると思いますが、見落とされましたか?
じっくりとお考えのうえ、答えを出しておいてください。
第2項をお認めになったわけですから、答えが出せないと論理破綻となります。
※この項(第3項)で異議がある場合は、
では、何【を】何【に】位置付けるのか?
に対する答えを明記してください。
>>何【に】位置付けるのか?
いうも愚かだろう。
そんなことも判らんのか?
:
へえ~~~???(笑)
じゃあ、なぜ、
動作を位置づけるのではなく、この文の格助詞「に」は「庭」という場所を空間的に位置付ける認識を表しています。(#22)
としか言えてないわけ?????
何【に】位置付けるのか?
わからないから、何【を】しか書かなかったんだろ?ーしかも、間違ってるし(笑)ー
現に、何度聞いていも、一度も答えてないよね?
何【に】位置付けるのか?
に関しては。
分からないんだろ?
見え見え、ばればれだっちゅうの。(笑)
>結局、本質問は諸賢から無視の憂き目に遭った愚論に過ぎないということをしかと自覚しましょう。
:
君のようなイカレポンチが曲解・勘違いを基にして頓馬な回答を執拗にがなり立てるんだから、そりゃあまともな人が寄ってくるはずはなかろうて。
君子危うきに近寄らず、ということだ。
その意味で『諸賢』であるのは確かだな。(笑)
責任とれよ?(笑)
>いったい、<「いる」という動作を「庭」という空間的な地点に位置付ける>とは何を言わんとしているのか、日本語か?というレベルでしかありません。
:
なるほど。
まあ、気持ちはわかるので若干解説しておこう。
「いる」という動作が発生しているのは「庭」という空間的な地点であることを示すために位置付ける。
ということ。
「いる」だけの場合、この「いる」は当初、風来坊みたいなもので定住先が無い状態だ。
その憐れな「いる」に、「庭」という定住先(空間的地点)を提供するのが「に」の役割、ということ。
「庭」という定住先(空間的地点)を得て「いる」は生き生きと、その意味を聞き手に伝えることができるようになった。
めでたし、めでたし、というお話。
なお、なぜこんな面倒な解釈が必要かと言うと、他の格助詞との差異を明確にするためだ、ということも付記しておく。
#41お礼欄に現在の論点を記してある。
これには反論できないのか?
肝心の点については、またまたお得意のスルーが始まったかな?(笑)
どうでも良いことはよくしゃべるくせに、論点については何も返せない、というのが君の限界だということだよ。
>もう論点ずらしのネタも尽きたようじゃな!
:
君の場合、泉のように湧きまくって尽きることを知らないようだね?(笑)(笑)(笑)
「会議は5時に始まる」
「5時」は「始まる」という動作の着点として位置付けられたからこそ、会議の起点として機能し得ているわけだよ。
「始まる」という動作が「5時」という【空間的地点を舞台】に実行される。
「会議は5時に終わる」の場合も同様で、「終わる」という動作が「5時」という【空間的地点を舞台】に実行される。
実行されるのが(たまたま)「終わる」なので終点として機能し得るわけだ。
「終わる=終点」なのだが、それは「に」の意義ではない、という点に気づかなくてはいかんちゅうこと。
そもそも、動詞によって意義が替わるわけじゃない。
君の場合、持論から生じる矛盾を回避するために、「位置付ける」という表現にして逃げているだけなのだよ。
一向に答えんが、どこに位置付けるのだね?
それに答えられなければ論理破綻していると自ら思わんのか?
逃げているのは君のほうだということははっきりしているのだよ。