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歴史の勉強が好きな人は、何が面白いと感じていますか。それと歴史好きの学生は、結構教科書を読み込んだりしてるんですか。私は教科書読むだけでは理解が出来ません(^_^;)

A 回答 (8件)

改めて、高校の日本史の教科書を開いてみました。

 この教科書を、物理や化学、数学、現代文、倫理、英語の教科書と比較すると、歴史の教科書は、ただ順に読んで理解しようとすると、かなり大変だと感じました。
歴史の教科書には、1ページの中に出てくる単語(名詞・用語)がとても多いです。 2~3行に数個の新規用語が出てくるような気がします。 しかも、その数ページ以外の場所では、その用語はほとんど出てこない。 教科書末尾の索引の多さと出現ページ番号をみると、この科目の特異さが目立つように思います。 
歴史を面白いと思うヒトは、たぶん、教科書の記述の大部分を適当にとばして、大筋のようなところを「へー、そうなのかぁ」というように、新規のことを知ったということを楽しんでいるのではないかと思います。
「歴史(の勉強)が好き」というのではなく、「歴史が好き、面白い。こんなこと知らなかった!」というのではないかと思います。
テストのことを忘れていいのであれば、世界史でも、日本史でも、教科書はどのページにも、「へー、そんなことあったん」が満載だと思うのですが。
個々の用語を無視して、個別の文章さえも忘れて、目次をみただけでも、「へー」ということはあります。 野球やサッカーの試合を見なくて、ニュースで結果だけを知る、人気アイドルの顔を見るだけでも喜べるほど、抽象的なサマリで充分楽しめるのであれば、教科書の文章や用語に囚われず、目次や図版をみても面白いと思えるのではないかと思います。
「歴史の勉強が好きな人は、何が面白いと感じ」の回答画像9
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年を取ってから、現代日本や日本人に深く影響を及ぼした歴史的な出来事を調べるのが好きになって、今ではターニングポイントになった歴史的な出来事に非常に興味をいだいています。



歴史の勉強をしたのは高校生までで、受験のために日本史は捨てて世界史を選択しましたが、受験のために仕方なくで歴史は最も嫌いな学科でした。
日本史は一つの出来事について深く記憶していないと得点できず、世界史の方が広く浅く記憶していても得点しやすい、という安易な理由で世界史を選択しました。

現代日本への影響度合いという視点で考えると、大昔のヨーロッパの歴史などは全く関係なく、明治維新の100年前ぐらいからで十分だと思っています。日本に深い影響を与えたのは、中国を中心とした東アジアの歴史だと思います。

私が歴史に興味を抱いたのは30歳過ぎてからで、ビジネスの奥深さに気づいたころで、スタートは戦国大名でした。しかし、今は知識の深さと広がりが大きくなって、戦国大名はたいしたことではないと思うようになりました。天才と言われることが多い織田信長は、性格の悪い秀才に過ぎない、ということもわかってきました。天才的な武士は鎌倉幕府から室町幕府の移行期に輩出しています。
ついでですから、私が日本のターニングポイントになったと考える主な出来事について列挙します。

・まずは漢字と仏教の伝来ですが、この詳細については未だに良く分かっていないと思いますが、聖徳太子の頃の歴史をサラッと気にしておけば良いと思います。

・次は、遣唐使船のルートが朝鮮半島経由から中国大陸とのダイレクトルートに変更になった事で、これによって唐との行き来は「命を懸けて」に大きく変わります。

・次は遣唐使船の廃止です。これ以後、日本は中国や朝鮮半島からの影響は受けるものの独自の発展を遂げます。

・次はかな文字の発明です。日本語の発音に簡易な漢字をあててそれを崩してかな文字にしているのですが、画期的な発明と言って良いと思います。これによって、日本語の文字表記が可能になり、身分に関わらず日本全体に広まっていくことになります。

・次は鉄砲伝来です。鉄砲伝来から製造技術確立まで、3年程度で達成しており、時間の流れがゆったりしていた時期に驚異的なことだと思います。これによって、海外から渡来した新しい技術や見識の獲得に、日本人は驚異的な能力を発揮することがわかります。

・次は、信長、秀吉、家康と続く日本の支配体制の確立です。信長については晩年自分を神と錯覚するような精神病者のようなところがあったので、日本統一後にどうしようとしていたのか不明ですが、海外への野望はなかったような気がします。
秀吉は、他の二人とは違って商人的な感覚の持ち主だったので、明の征服ということを考えたのでしょうが、その当時の世界を知らなさすぎると思いました。家康は戦乱の反省から平和で安定した日本を築きましたが、これは参勤交代や改易など発展を阻害する無意味な仕事を増やすことで可能になっており、島国だから可能だったと思います。

・最後は明治維新です。この時、手本にしていた中国崇拝を切り捨てて一気に西洋崇拝へと変わっていきます。我々は西洋崇拝に変わってからの日本や日本人しか知りませんが、日本人には明治以前の遺伝子が脈々と引き継がれていると思います。
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教科書について回答します。


教科書の重要性は息子の白血病闘病時に知りました。

闘病時に医者の診断と自分の直感が対立したことがあり、医学は素人でしたが、60歳間近の時に半年程度、書店で必死に医学書を読み漁ったことがあります。日々新しくなる領域なので最新の記述はネット上で探すことが多くなりますが、当時、数年前に編纂されていた急性GVHDに関する記述に非常に助けられました。確かに大事なことはサラッとしか書かれていませんでした。
この時に再確認したのは、ネットから得られる情報の9割はゴミだということでした。

教科書には大事なことを凝縮してさらっと一行程度で記入しており、氷山の一角と考えるべきで、サラッと書かれている水面下に膨大な歴史的事実が潜んでいます。

受験のための勉強の際は、教科書に記述の正しいとされていることを覚えているだけで良いのですが、歴史の場合、時の権力者が過去の歴史をねつ造して書き変えるということが時々起きていますので、歴史書に書かれていることのどの部分を正しいと捉え、どの部分がねつ造かを突き止める楽しさもあります。

また、歴史教科書の内容は国によってずいぶん違います。
数年前に中国や韓国の歴史教科書が図書館にあったので、見たことがありますが、歴史的な出来事について記述されている内容がずいぶん違っていることに驚かされるとともに、確かにそうだな、と感じる部分も多く大変勉強になりました。
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歴史の量が八百万、つまり無限大に近いとすれば、誰でもその一部分に興味を持ち面白いと思う可能性はある。



歴史に纏わる小説、エッセイ、ドラマ、映画などは、歴史解釈のひとつでしかない。同じテーマの歴史でも、観方によって、解釈によって、結論が180度異なることもしばしばだ。
だから、歴史は、ミステリー、謎解きの一種としても人気を博している。

また「歴史は繰り返す」という観点からも興味深い。
例えば、神武東征神話は、南九州の天孫族が、薩摩隼人とともに畿内に向けて進撃する物語だが、これを似たような物語である天孫族と大国主の国譲り神話と組み合わせると、どうなるか。
明治維新時の、薩摩と長州などの討幕軍が江戸に向けて進撃し、江戸無血開城という話し合いで国を譲った歴史と、驚くほど一致していることが分かる。

教科書には、そんな推理は一切語られていない。極端に云えば、歴史年表の断片を少し膨らませた記述を並べただけで、最も重要で面白い前後の歴史的事件との関係を全く語っていない。
疫病の流行や、地球規模の異常気象が、諸国の政策や戦争に与えた影響もほとんど語っていない。外交史・政治史・経済史・文化史などジャンル別に編集し、その相互関係すらあまり分析した記述がない。

そんな物語性のない教科書を読んで面白いと思う人はそう多くはないだろう。
ただ、そんな無味乾燥な歴史教科書だが、自分で「なぜそんな事件が起こったのか」などの疑問を持ち、それを自分で調べるようになれば、あなたも立派な歴史好きの仲間入りだ。歴史の成績も上がってくるだろう。
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歴史の勉強が好きな人は、


何が面白いと感じていますか。
 ↑
現代をより良く理解出来ること
ですね。
現代は、過去の歴史の延長にあるの
ですから、これは当然です。

例えば、総理大臣は国会が指名し、天皇が任命しますが、
これはかつて征夷大将軍んを天皇が任命したことに
由来します。

江戸時代、奉行所が南北に分かれていたのは
権力を分散させるためでしたが、これは
現在の三権分立に似ています。



それと歴史好きの学生は、結構教科書を読み
込んだりしてるんですか。
 ↑
教科書では歴史の面白さ
判りません。
あれは受験用です。



私は教科書読むだけでは理解が出来ません(^_^;)
  ↑
歴史は、ある程度人生経験や世間の
事が判らないと、楽しめませんね。
ワタシも学生時代は苦手でしたが、
歳喰った今は、その面白さが判ってきました。

人間を知り、人生を理解するためにも
歴史は必要です。

そういうことは歳喰わないと判らない
ものです。
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面白いのは現在との違いがわかることでしょうね。



歴史好きは教科書以外の本をたくさん読んでいると思います。
教科書は要点ばかりで説明が少ないので、他の参考書なしではわかりにくいと思います。
https://nihonshibenkyouhou.seesaa.net/article/%E …
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学生時代は歴史(日本史、世界史)とも得意でした。


そういう科目が得意になっていったきっかけは、おそらく歴史小説や『信長の野望』等のゲームだったと思います。戦国時代に興味を持つことで、今度は室町や江戸といった前後の時代が知りたくなり、そうするとさらにそこからという風に、だんだんそれぞれの時代が興味深くなっていきました。
卑弥呼の時代から現代まで、歴史というのは連綿と関係性を持って続いているわけで、ある時代に起きた事象はそれまでの流れがあればこそであり、その連続性が面白いと感じるようになると、自然と歴史系の学科も面白くなっていくのかもしれません。
個人的には、マンガでもなんでもいいので、まずは卑弥呼の時代から現代までの全体的な流れを掴んでから教科書に取り組んだ方が理解しやすいんじゃないかと思います。
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教科書を見て面白いと思うのは、すでに、ある程度の知識を持つ人のみで、大抵は教科書で歴史の深みや面白さに触れることはないです。


意外なエピソードなどに触れて、初めて面白い感じ、そこから歴史が好きになったりします。

例えば極悪非道のキリシタンや、可哀想な新選組、中国の殺戮の歴史など、教科書にないことから探ってみると、好きになるかも知れません。
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