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奥歯に詰めている銀色の金属を白い金属に替えようと思って、自費でやるとどんな材料があっていくらなのか、メールで2つの歯科医院に問い合わせると、次のような返事でした。


ある歯科では、
「白いのに替えるにはやはりセラミックが良いと思います。
詰め物の場合1本4万~5万となります。
ハイブリッドセラミックは減ってしまう可能性があるので、現在は原則扱っておりません。」

別の歯科では、
「ハイブリッドレジンは、耐久性の観点当院では採用しておりません。
ハイブリッドセラミックは扱っており、奥歯でつめるタイプだと一歯25200円 かぶせるタイプで42000円です。」


質問です。

私の認識では、
セラミックは見かけはいい(天然の歯のように見える)が、もろい。奥歯のような力のかかる場所には使わないほうがいい、
というものです。この認識は正しいですか?


1つめの歯科は、
ハイブリッドセラミックが減ってしまう可能性がある、と言っていますが、
むしろ私は、かみ合わせる歯にとっては、減ってしまうくらいでちょうどよいのではないか、と思います。
どう思いますか?


2つめの歯科は、
ハイブリッドレジンとハイブリッドセラミックを別のものと扱っているようですが、私にはこの違いがわかりません。どう違うのでしょうか。


私は、値段は両者とも大体相場どおりだと思います。あなたはどう思いますか?

A 回答 (3件)

どうもこんにちは。



Drによって考え方が色々あるという事を前提にお話します。
1.臼歯部にセラミックを嫌う先生は多いです。
割れやすい、調整しにくい、対合する天然歯の方が磨り減る、などなど。
どちらかというと、ハイブリッド派の先生が多いように思います(私の周りではという限定で)。

2.ハイブリッドセラミックは磨り減ります。
だから丁度いいんだという考え方ももちろんあります。

3.ハイブリッド=複合体、ですよね。
ハイブリッドセラミックもハイブリッドレジンもどちらもレジンとセラミックの複合体ではあります。
私の周りでは、簡単に分けると
レジンの割合の多いものがハイブリッドレジン、
セラミックの含有量がけっこう多いものがハイブリッドセラミック、
そう呼ばせて頂いております。
色々お調べになられて、同じ材料であっても「ハイブリッドセラミック」と書いてあったり「ハイブリッドレジン」と書いてあったりする事と思います。
確かにどちらもセラミックが含有されているので、
間違いではないのですが、ややこしいですね。

同じハイブリッドレジンと呼ばれるものも、
コンポジットレジンから進化したものや、
全く別の過程をたどってきたものもあったりします。
ハイブリッドセラミックもハイブリッドレジンから進化したものだったりするのですが、呼び方がごっちゃになってしまってます。

ゴールドの次に生体親和性がいいと聞いたのは、
ハイブリッドセラミックであるベルグラスと呼ばれる材質だったと思います。
適度な磨り減りで、歯になじんでいくようです。

多少なりとも参考になればいいですが。
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この回答へのお礼

参考になります。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/27 19:27

歯科医です。


ハイブリットセラミック

コンポジットレジン
という区分ではなかったでしょうか。

ハイブリットレジンとハイブリットセラミックスは
グラディアやエステニアといった商品名のものがあります(それぞれ少しづつ違いがあります)が
基本的に同じカテゴリーのものです。
(メーカーによって呼び名が異なる、といったようなものでしょうか)

コンポジットレジンというのは
材料区分から言うと厳密には
ハイブリットレジンをもふくむのですが
一般的には物性の違いと
ハイブリットレジンは保険適応外
というところから違うものとして
扱います。

簡潔に言うと
コンポジットレジンは歯よりもかなりすり減りやすい(硬度が低い)
ハイブリットレジンは歯と同等か少しだけ歯よりもすり減りにくい(硬度が同じか歯よりもやや高い)
です。

すり減ることがどうなのかという議論は
結論が出ないところではありますが
個人的な見解として書かせていただくと
すりへりにくいということは
かみあわせた方の歯が減っていると言うことですから
歯と同じ硬度が一番良いのではないか
ということです。
その点でセラミック(ポーセレン)と比較してハイブリットセラミックスに分があります。

ただ、セラミックは生体親和性がとても高い(体になじみやすい)
汚れが付着しにくい(口の中に入れる材料では最もプラークがつきにくい)という
長所がありますので
歯茎との関係も考慮するとはたして
どちらがよいのか判断に迷うところですね。

1のかたではないですが
見た目を考えなければ
割れないし
硬度も適当だし
生体親和性もよいし
やっぱりゴールド、だなあ
と思います。
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この回答へのお礼

>セラミックは生体親和性がとても高い(体になじみやすい)
汚れが付着しにくい(口の中に入れる材料では最もプラークがつきにくい)という
長所があります

そうなんですか。参考になります。ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/21 07:32

Drによって考え方は色々なので、事実のみを書きますので、判断は自分でして下さい。

まず、セラミックは審美的には一番ですが、自分の歯よりも硬いので自分の歯の方が磨り減ります。ハイブリッド(セラミックとレジンの中間の材料)は自分の歯と同じぐらいの硬さですから、自分の歯と同じぐらいに減ります。審美的にはセラミックと遜色ありません。保険適用のレジン(プラスチック)は自分の歯よりは柔らかいですが、かなりの耐久性はあります。退色はしますが変色はしません。以上のことから御自分で良いと思われるものを選択して下さい。
PS;審美性を考慮しなければ金による修復が最も確実で耐久性・適合性・口腔内親和性に優れています。機能を優先するか、審美を優先するかと言うことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

参考になりました。

お礼日時:2005/02/21 07:29

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