dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

帝王切開後の子宮頸がん異形成について。 よく出産したら 異形成が治癒してたという話を聞きますが これは自然出産の場合だと何となく感じました。 帝王切開の場合はやはり関係ないでしょうか? 出産したら 帝王切開の場合でも 治癒してるということはありますか?

A 回答 (1件)

なるほど、もしかして


「出産が理由で異形成が治った」
と理解なさったのでしょうか。
赤ちゃんが子宮頚部を通過するときの衝撃か何かで異形成が治癒する、のような…。

そうではありません。
HPVに感染するとそのうち一部は異形成へ進行します。異形成へ進行しても、さらにそこからさらにガンにまで進行するのはごく一部です。
ですから、HPV感染が必ずガンになるとか、高い確率でガンになるということではありません。
また異形成が自然治癒する割合自体がかなり高く、妊娠時でも非妊娠時でもその割合は変わらなかったはずです。
ですから、「出産で治る」というものではありません。
分娩か帝王切開かも関連はありません。
どれも関係なく、異形成はほとんどの場合体の治癒力で治ります。
ただ、ごく一部治らなかった場合は致命的なガンに進化します。
出産できる年齢の方だと進行も速いことが多いです。妊娠を諦めなければならない場合もあります。
だから警戒すべきなのです。

質問者さんは、おそらくは妊娠初期に子宮頸がん検診をすることで初めて異形成が発見されるケースが多い(そしてその多くは放置しても自然治癒した)のを、たとえば伝言ゲームで誤った形になってしまったのを耳に入れたのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、「出産したから治った」ではなく、もともと自然治癒したケースを観察することになったきっかけが妊娠・出産だった(子宮頸がん検診をするから)というだけです…
という言い方で伝わりますでしょうか…。

本来は、妊娠していようとしていまいと、定期的に検診を受けるべきなのですが…。
日本には二十歳以上の女性に対し毎年子宮頸がん検診を受けられる制度があります。
ただ、毎年受けている女性は少ないです。

日本の子宮頸がんワクチンの接種は、反ワクチン派による反社会的かつ愚かで恥を知らないヒステリーによって暗澹たるスタートを切る羽目になりました。
このせいで日本は今後10年、子宮を失うはずがなかった女性が子どもを諦めることになり、死ぬはずがなかった女性が死ぬことになります。
これをお読みの方だけでも、周囲の方をお誘いになって子宮頸がん検診に行ってくださることを願います。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!