【穴埋めお題】恐竜の新説

漢文について質問です。
「是れ鬼ならずや。」という文章があったのですが、なぜ「是れ鬼ならざるや。」では、ないのでしょうか?

A 回答 (2件)

「ずや」も「ざるや」も有ります。


「係助詞」の「や」の場合、文末につくことがあり、「疑問・反語」を表します。
❷ 《文末に用いられる場合》
ⓐ 《疑問の意を表す》 …か。
例「『御子(おこ)はおはすや』と問ひしに」〈徒然草・142〉
訳「お子様はいらっしゃいますか」と尋ねたところ。

ⓑ 《反語の意を表す》 …か、いや…ではない。…のはずがない。
例「そのとき悔(く)ゆとも、かひあらんや」〈徒然草・49〉
訳その時(=コノ世ヲ去ロウトスル時)になって(過去の誤りを)後悔しても、何の効果があろうか(いやない)。

 係助詞の「や」が文中に使われる時は名詞などにつきます。
「間投助詞」の「や」は「感動・詠嘆」を表し、種々の語につきます。

「是れ鬼ならずや。」係助詞が終止形の文末についたのです。疑問文
「是れ鬼ならざるや。」の場合、なぜ連体形で文が終ったのでしょう。

「妻子に恙(つつが)あらざるや」(歌謡曲「武田節」)作詞家が文法をよく知らなかったのでしょう。「あらざる」という連体形なら「か」をつけて疑問を表します。「妻子に恙(つつが)あらざるか」
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「ざる」と連体形にする理由はあるのでしょうか。

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