dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

紫の上が亡くなる場面では、源氏とともに明石姫君もともに看取っていました。三人の歌が並立して書かれていますが、なぜ源氏と二人きりではなく、明石姫君もその場面にいる必要があったのでしょうか

A 回答 (2件)

置くと見る程ぞ儚きともすれば風に乱るゝ萩の上露


ややもせば消えを争ふ露の世に遅れ先立つ程経ずもがな
秋風に暫し止まらぬ露の世を誰か草葉の上とのみ見む

明石の上に女の子が生まれ、二人を上京させた時、明石の上の身分が低いことから、源氏は紫の上に預け、育ての親とした。
明石の姫君は、入内するまで、紫の上が本当の親だと思い込んでいた。
紫の上の病状が悪化した時、宿下りをし、六条院の東の対に滞在することとなったが、中宮ともなった明石の姫君は、東の対から紫の上の西の対まで移動するのも大変な儀式が必要なので、西の対に御座所を設け、一緒に住んで介護したので、その場にいた。
    • good
    • 0

雲は しろき。

むらさき。
黒き雲あはれなり。
風吹くをりの天雲。
明け離るるほどの黒き雲の、やうやう白くなりゆくもいとをかし。
朝にさる色とかや、文にも作りけり。
月のいと明き面に、薄き雲いとあはれなり。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!