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下記の続きです。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12433671.html

 文章読本はかなりの数を読み込んでいます。
 多くの文章読本は〈文章読本等を読むと、「順接」として使うのは避けた方が良い〉としています。

 一例として下記をあげておきます。
【「ガ、」の修辞学 総集編〈1〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3324. …
===========引用開始
【引用部】
「が」という接続詞の働きには、逆接と順接の2種類がある。逆接とは、「しかし」と同様に「が」の前後で逆の内容を述べるものだ。短い文であれば、逆接の「が」を使っても特に問題はない。一方、順接とは、「それで」や「~ので」と同様に、単純な前後関係を述べるものだ。不用意に「が」を使うと、文脈から順接か逆接かを判断するよう読み手に強いることになる。このため、順接の「が」を使った分は2つに分けた上で、適切な接続語句を補うのがよい。(日経BP社出版局監修『説得できる文章・表現200の鉄則』p.45)

 このあとで、次の【原文】と【修正文】をあげている(体裁と一部の表記はかえている)。
【引用部】
1)「逆接のガ、」を使った長い文を2つに分割
【原 文】現在のシステムでも、輸送サービスの構成要素をひとつひとつシステムに反映させていくことで、やがては問題を解決できるかもしれないガ、膨大な手間とシステム開発費用がかかる。
【修正文】現在のシステムでも、輸送サービスの構成要素をひとつひとつシステムに反映させていくことで、やがては問題を解決できるかもしれない。しかし、膨大な手間とシステム開発費用がかかる。
2)「順接のガ、」を使った文を2つに分割
【原 文】工程表は必要な工程の種類に合わせて作成するガ、以下のような書式を準備しておくと便利である。
【修正文】工程表は必要な工程の種類に合わせて作成する。例えば、以下のような書式を準備しておくと便利である。
===========引用終了

 ただ、「逆接」と「順接」のほかに、どちらともいえない例もあります。
 まず、どちらとも取れる例(これは特殊)。1)は野口悠紀雄『「超」文章法』にあった例文です。
===========引用開始
 1)彼は頭はよいガ、→逆接・順接のどちらにもとれる「曖昧のガ、」
「彼は頭はよい。しかし、走るのも速い」の意味にもとれるし、「彼は頭はよい。そして、走るのも速い」ともとれる。どっちの意味になるかは文脈しだいだ。たとえば、「頭のよい人はたいてい運動が苦手だ」みたいな流れだったら、「逆接のガ、」になる。
 一方、「天は二物を与えず、が当てはまらない人もいる」みたいな流れなら、「順接のガ、」になる。ただし、その場合はこんな文を書くヤツが悪い。順接の意味なら、「よいガ、」を「よく、」とか「よいうえに、」ぐらいにするほうがずっと自然だ。その場合は「頭は」ではなく、「頭も」のほうが自然かもしれない。
===========引用終了

 このほかに「補足説明・前置き」などと呼ばれる厄介なものもあるようです。
 何か参考になる資料をご存じのかたはいらっしゃいませんか。

A 回答 (3件)

単純な話で済みません。

「順接」の「が」の使用例があるのでしょうか。
「ので」「から」のように、使われるのが順接と思っているので。「単純な接続」の「が」は有ります。下手な挨拶に見られます。だがこれは「順接」ではありません。「つなぎ」の「が」です。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>「順接」の「が」の使用例があるのでしょうか。
 ↑にあげた例ではいかがですか。

 おそらく、「順接」と「単純接続」は同じようなものでは。
〈「ので」「から」のように、使われるのが順接〉
 そのほうが明確に「順接」でしょう。
「順接のガ、」はどうしても曖昧になりがちなので、基本的には使わないほうがいいと思います。

「下手な挨拶」の具体例はありませんか。
 以下、長くなるのでリンクの形にします。
【「逆接のガ、」「順接のガ、」goo 資料編〈2〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12685791633.html

お礼日時:2021/07/11 14:04


  彼はニッコリ笑って挨拶した【が】、頭の中ではかねての計画を実行すべく必死に心をくばっていた。

  ヘーゲルの学派は解消した【が】、ヘーゲルの哲学はまだ批判的に克服されなかった。

 これらの表現では前半の把握は現象をとらえたものであって、「が」はその現象との単純な結びつきを示すものでしかないけれども、後半の把握は前半の現象の内的な存在の把握ないし内的な深い分析であって、全体の構造を考えれば「が」は非難されるどころか適確なのである。ここに抽象を直接表現できる言語の強みがあり、同時に諸現象を羅列することしかできない場合や借りもの・もらいものの二つの発想をつなぐことしかできない場合にも、安易に結びつきが設定される弱みがある。//
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単に現象と機能を問題にしても本質は明らかになりません。



<接続助詞>と<接続詞>との関係を論じた、下記を参照下さい。
 
三浦つとむ『認識と言語の理論 第三部』
「追体験による表現の展開」

    五 <接続助詞>と<接続詞>との関係
より。(二回に分けます。)

 山田孝雄は<接続助詞>の「が」について、次のように説明した。

  「が」は前後の事実を綜合するに用ゐるものにして、連体形に附属するものなり。この「が」は文語にも口語にも存するものなるが、従来往々前後の事実の齟齬せるを示すとせられたり。されどそれはその事実の相齟齬したるものがたまたま前後に来ることのある場合のみを見たるものにして、この「が」の力によりて齟齬せしめたるものにはあらず。次の例を見よ。

 簾の内に矢をつまよる音のする【が】、その矢の来て身に立つ心ちして。

の如きはただ倶存の事実たるは論なきにあらずや。さてこの「が」の意は前件後件を同等に考へたるのみにて、その間に軽重をたてずに結合したるものなり。……
それの口語の例。

 風は寒い【が】、天気は良い。
 無いといった【が】、やっぱりある。
 私も知っている【が】、親切な人だ。

 
 大槻文彦はこの「が」を、「思ウニ違ヒテ意ノ反ル意」だと説明したのであって、山田はこの種の説明に実例をあげて反論しているわけである。たしかに、大槻の説明は一面的であって、「意ノ反ル」か否かは「が」と無関係であり、どちらにも使われている。いわゆる、<格助詞>の「が」が、個別的判断としての関係において、【特殊性を無視した】単なる結び付きにおいて把握しているのと共通した性格のものである。
 
  j  雨がひどく降った【が】、台風がとうとう近づいて来たようだ。
  k  雨がひどく降った【が】、川の水かさが心配だ。
  ℓ  雨がひどく降った【が】、帰りは道が悪くてあるきにくいだろう。

 さきの例では、gからiに、またiからg(注)に、内容をそのままで形式を変えることができた。<接続助詞>の「が」を使った文を、<接続詞>の「だが」を使うかたちに変えることができた。

 (注)
  g  彼はこの道が近いといった。【だが】信じられない。  
  h  雨がひどく降った。【だが】道はさほど悪くない。
  i   彼はこの道が近いと言った【が】、信じられない。

 けれどもjkℓの例の「が」は、「だが」を使うかたちに変えることができない。これは何を意味しているか? <接続助詞>の「が」が単純な結びつきで取りあげているのに対して、<接続詞>の「だが」は単純な結びつきでとりあげてはいないということである。「だが」は、再判断ないし追判断の「だ」と、大槻の「思ウニ違ヒテ意ノ反ル意」の特殊な結びつきでとりあげる「が」とが複合しているのである。
 われわれが他人から誘われたとき、このような返事をすることがしばしばある。

  いっしょに帰ろう。
  だが……。

 この「だが」あるいは「だがねえ」といった表現は、いわゆる【言葉をにごす】というやつである。追体験で話のおもむきはわかったから、追判断の「だ」で相手のいうことを一応受けとめたと表現したものの、そのあとは具体的に口にしにくい。仕事が多いから残業をするつもりでいるとか、恋人と待ち合わせて映画館に行くことになっているとか、相手の期待に応じえない事情があるけれども、相手が課長だからおともをしてどこかで飲んでご機嫌をとろうとか心が動いたり、あるいは正直に事情を話すのはまずいと咄嗟に考えたりしたときは、賛成もできないがハッキリ理由をいってことわるわけにもいかない。とにかく相手の、「思ウニ違ヒテ」くいちがった考え方を持っているということを、漠然と表現したのがこの場合の「が」である。この齟齬は容易に納得できよう。

 ところが時枝のあげたh(前注)の例では、「雨がひどく降った」という事実の認識に対して、「道はさほど悪くない」という別の事実の認識が「だが」でむすびつけられている。これは、何ら「思ウニ違ヒテ」くいちがった認識ではない。それゆえこのような例をあげるからには、先行文と<接続詞>との間の認識構造がどうなっているか、説得的な説明を時枝は与えるべきであった。

jklの例では、「雨がひどく降った」という事実の認識が先行しているが、そこからさらにさまざまな連想へと移行していく。事実の認識につづいて、われわれはいろいろな期待や予想を持つのであって、これで川の水かさがふえて浸水したら大変だとか、これでまたいつものように道が悪くなっているだろうとか、考える。ℓの例はこの予想の表現である。けれども、もし【この予想の表現をしないで】、直ちに事実をとらえ、事実がこの予想とは「思ウニ違ヒテ」くいちがっていることを表現するならば、hの例のように、「だが」を使って「道はさほど悪くない」という事実の認識がつづくことになる。つまり、現象的には、「だが」は「雨がひどく降った」という事実の認識につながっているのだが、認識構造はそうではなくて、この事実の認識から生まれた、【道が悪くなっているだろうという予想と現実の道の状態の認識との関係において、予想との齟齬を「だが」で表現している】のである。忠実に表現するならば

  雨がひどく降った。〔道が悪くて歩きにくいと思っていたの〕【だが】道はさほど悪くない。

括弧の中のようなことばが入ってしかるべきところなのである。したがって、時枝が、「先行文の陳述を『だ』で受け、それに助詞『が』の加わったもの」と説明したのは、現象にひきずられた誤解であって、表現されていない予想における判断を受けたものと理解しなければならない。われわれの日常の会話でもしばしばこれに似た<接続詞>の使いかたがなされていることは、他人の会話を録音して検討するまでもなく、自分自身の表現を反省してみて思い当たるはずである。

 別のいいかたをしてみよう。「雨がひどく降った」という認識から連想したり関係づけられたりする認識にもいろいろあって、どんな場合でもすべて<接続助詞>の「が」を使ってつぎの文に接続することができる。しかしながら、表現されているかあるいは表現されずに背後にかくれているか、とにかくそこに存在する認識に対して「思ウニ違ヒテ」くいちがった認識が成立するときでなければ、「が」を使っているものを<接続詞>の「だが」を使うかたちに変えることはできない。方言では

  雨がひどく降った【だが】、台風が近づいたようだな。

のように、<接続j助詞>のところに「だが」を使うことがある。「降ったが」と表現するときは判断の表現がゼロ記号になっているのであって、この場合の「だ」はそれが表現されたものである。<接続詞>の「だが」の場合のような、再判断や追判断ではない。
 
 プラグマティストの社会学者清水幾太郎は、『論文の書き方』(一九五九年)の中で<接続助詞>の「が」を問題にしている。この本の第Ⅲ節は、「『が』を警戒しよう」という見出しがついており、「が」は重宝ではあるが「小さい魔物」だと述べられている。
 
 「が」は無規定的直接性をそのまま表現するのに適している言葉である。無規定的直接性というのは、一定の抽象的な原始状態であって、それはやがて、「のに」や「にも拘わらず」、「ので」や「ゆえに」を初めとして、多くの具体的関係がそこから成長し分化していく母体である。しかし、この成長や分化は自然に行われるものではない。人間の精神が強く現実へ踏み込んで、その力で現実を成長させ、分化させるのである。人間の精神が受身の姿勢でいる間は、外部の事態にしろ、自分の気持にしろ、ただボンヤリと「が」で結ばれた諸部分から成り立っている。これらの諸部分の間に、「のに」や「にも拘わらず」、「ので」や「ゆえ」を嵌め込むのには、精神が能動的姿勢にならなければ駄目である。精神が多くのエネルギーを放出し、強く緊張しなければならぬ。本当に文章を書くというのは、無規定的直接性を克服すること、モヤモヤの原始状態を抜け出ることである。無規定的直接性という微温湯を抜け出すのは、決して楽な仕事ではない。


 どんな語彙についてもいえることであるが、その語彙こそ真に適確なぬきさしならぬ表現である場合と、その語彙を使って表現を単純化・抽象化してすむ場合と、いわゆる「概念の欠けているところ」へ持ちこんで体裁だけをととのえた場合とは、区別しなければならない。<接続助詞>の「が」についても同様である。清水の発言は、学問的な著書を一冊執筆しようというのに「精神が能動的姿勢に」なっていず、「が」を乱用したことの反省をふくんでいるのだが、借りもの・もらいものの発想をつないで思想を構成し展開しようとするときに、その発想の内面に入りこみ内的な連関において展開することができない以上、単純な結びつきを表現する「が」を乱用することになるのは当然であろう。けれども「のに」「にも拘わらず」「ので」「ゆえ」なども文章の体裁をととのえるために使えるのであって
、その場合は「が」と五十歩百歩でしかない。清水は「無規定的直接性」の「抽象的な原始状態」を経験的に強調するだけで、「が」で結ばれている「二つの事実」が【全体として】それこそ「能動的姿勢」で把握されている場合に触れていない。→
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